日本の政治家は金>命
認定NPO法人「動物愛護を考える茨城県民ネットワーク CAPIN」公式ブログ>「和犬にこそ、8週齢規制を❗️& シェルター犬のトレーニング」
日本犬保存会と秋田犬保存会の圧力により、柴犬、秋田犬、甲斐犬、紀州犬、四国犬、北海道犬の6種の日本犬は8週齢規制を免れました。
古くから猟犬や番犬として活躍していた日本犬は、飼い主には忠実で、賢く勇敢で独立心がありますが、ほかの人や他犬に対しては攻撃性や噛みつきがあります。
子犬の頃からしつけておかないと大変なことになります。
https://ameblo.jp/capin-blog/entry-12824432822.html
以前、ドイツの方のブログで読んだのですが、動物愛護先進国のドイツの話です。
ドイツにはティアハイム(Tierheim)と呼ばれる保護施設が全国に500か所以上もあり、従業員数、ボランティア数、施設の広さ、資金力、どれをとっても羨ましい限りですが、中でもすばらしいのが9割を超えるという譲渡率。
だからといって安易な譲渡ではなく、里親診査は日本の”愛護センター”より厳しいものです。
そのティアハイムで、一番、保護・返還率が高い犬種が、日本の柴犬だとか。
ドイツ人の犬の躾け上手は世界的に有名で、しばしば「ドイツの犬は日本人の子供よりよほどお行儀が良い」といわれるほどだというのに(私もドイツに行って完全同意しました‥笑)。
ドイツ語で柴犬の飼い方について検索しますと、柴犬は初心者向けではない、飼い主が一貫してきちんと躾ければすばらしい家庭犬になるが、それができる飼い主は少なく、問題犬となることもあると、はっきり書かれています。 子供と上手に付き合えるようになるかどうかは(幼犬時代の)社会化次第だとも。
さらにまた秋田犬で検索すれば、 関連語に ”Akita Inu gefährlich(危険)” が出てくる始末。
世界で最も犬に精通した国民のひとつであるドイツ人でさえ手を焼く犬種、それが柴犬であり、ドイツ人でさえしばしば危険とみなす犬種、それが秋田犬だということです。
ところが、世界的には「躾けの難しい犬種」とされている日本犬たちが、日本では”例外的に”生後8週齢規制から外されているのです。
日本犬保存会と秋田犬保存会の圧力=金力に政治家たちが屈したから。
政治家たちが、犬や国民の幸せより、金を重視したから。
なんと情けない話でしょうか。 日本人として恥ずかしいことだと思います。
日本犬のことだけではありません。 政府は野生動物をも絶滅させたいようです。
このあいだ、こんなものが出されていることに初めて気づきました。
「シカ・イノシシの捕獲強化対策と捕獲目標について」 令和5年9月1日、 環境省、農林水産省
○ ニホンジカ(本州以南)は令和3年度に約222万頭(中央値)で、令和5年度の半減目標達成は難しい状況。令和3年度の捕獲率を継続した場合、目標達成は令和13年度の見込みとなり、早期達成に向けて更なる捕獲強化が必要。
〇 特に、エゾシカは令和元年度以降増加傾向に転じていると推定され、集中的な施策が必要。(エゾシカの推定個体数は令和4年度に約72万頭)
○ イノシシは令和3年度に約72万頭(中央値)で、令和5年度の半減目標達成に向け個体数が順調に減少。今後、引き続き捕獲圧をかけることで、個体数の回復の抑制が必要。
https://www.env.go.jp/nature/choju/effort/effort9/kyouka_taisaku.pdf
2023年の日本人口は1億2330万人、世界第12位の多さです。 これだけ日本人がいるというのに、日本政府は、
「人口が減っている!!このままでは日本が絶滅する!!」
って勢いで騒いでいますよね。 そう、人間が減るのはゼッタイにイヤらしい。
なのに、シカ・イノシシは半減させようと躍起。
なんだかな・・・
こんな食糧自給率で、資源も輸入に頼る日本で、得意だったはずの物づくりもじり貧だというのに、人口ばかり増やしてやっていけるのでしょうか?