疥癬タヌキ兄弟(2)
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疥癬症の投薬を始めたタヌキたち。
私がごはんの用意を始めると、周囲をソワソワ走りまわって催促。
カリカリより断然パンの方が美味しいらしく、慌てて食べすぎて喉に詰まらせてオエっとなったりと、することなすこと、まだ幼い感じで、めっちゃかわいいです。
新しいお客様も。
うちにくるキツネは長い間アカネちゃんだけだったのですけれど、今年の春から新しい子が来るようになったことには気づいていました。アカネちゃんと咀嚼音も行動もぜんぜんちがいますから。
アカネちゃんはもう5~6年前から来るようになった♀で、お乳を腫らしていたこともありましたからお母さんになったこともあります。年齢相応に用心深く、一口二口食べては周囲を見回すので、咀嚼音は
カリカリ(きょろきょろ)カリカリカリ(きょろきょろ)カリ(きょろ)カリ(きょろ)カリカリカリカリ(きょろきょろきょろきょろ)
ところが、この春から別の咀嚼音が聞こえるようになりました。
カリカリカリカリカリカリカリカリ(きょろ)カリカリカリカリカリカリ
警戒するより食べる方に夢中。
しかし、毎晩は来ませんし、私も毎日トレイルカメラを見ているわけではありませんから、今までどんな子かわからなかったのです。
疥癬タヌキのミンミンとジャンジャンの観察でトレイルカメラをチェックしたら、写っていました。カメラ映像とはいえ、初めて見た~♡
画質の悪い白黒映像ではよくわかりませんが、ぱっと見、アカネちゃんよりかなり若そうです。あの食べ方といい、まだ若い子なのでしょう。
アンズばあちゃん、アカネちゃんに続くキツネさん、アズサちゃんと名付けました。性別はまだわかりません。もっとカメラに慣れて、わかる部分(≧▽≦)が写ってくれないと。
画像は、カラーの方がアカネちゃん。
こちらがアズサちゃん。
ところで、
畑をやって良いことはたくさんありますが、中でも意外だったひとつは「雨」が好きになったことでした。
都会育ち、ずっと都市部しか知らなかった頃、雨とは不快なもの以外の何ものでもありませんでした。とくに電車通学・電車通勤となってからは、雨と聞いただけで気分がズトンと落ち込んだものです。というのも、私が暮らしていたのは都市近郊。高校はターミナル駅で乗り換え、大学・会社は東京ど真ん中で、昔のこととて満員電車の満員ぶりは現在よりひどく、背の低い私は文字通り通勤のおじさんたちの背中や胸に顔を押し付けられている状態で、揺れて片足を浮かせたらもう置き場所もないくらいの混みっぷりでした。
(昔は痴漢もひどかったし!今では考えられないくらい男共さわってきたのよ😡今思い出してもムカツク~~怒)
雨の日は、そのおじさんたちがジットリ湿っているんです。窓も閉め切りで空気も最悪。まさに地獄。
この土地に引っ越して、あの通勤がなくなっただけでも天国です。まして、自然に囲まれながら農をする身分になってみると、雨がこんなにありがたいものだったなんて!雨がふらなければたちまち困ってしまいます。都市生活がどれほど自然と切り離されたものだったから、今はよくわかります。
とはいえ・・・・
台風は固くお断りしたい!でも、・・・今年は秋も台風要注意らしい?
ってか、今も何個も発生していますし。やだぁ😩
どうかどうか、どこにも誰にも被害がありませんように。
この犬だけは、台風のあとも何やら楽しそうでしたけれど。わざわざ水の中を歩くゴン。
「ビッチャビッチャ歩くのだ」
「ここ、またあふれていますね」
「これは台風ではなく、お猿のしわざです。においます」
「お散歩のあとは、吾輩の大好物、ささみジャーキーです」
「パクッ」
「おやつはコレが一番なのだ」
疥癬症のタヌキの治療について
【メールフォーム】にてご連絡いただければ、薬の名前や与え方について等、私の知っている限りを御伝授いたします。
(世の中には処分・虐待目的で動物に近づこうとする人がいます。そういう輩に利用されたくないので、餌付け方法をこのような公開の場に書くことはできません。お手数をおかけしますが、ご理解の程、よろしくお願い申し上げます。)