動物たちを虐めないアイスクリーム
近年は毎年、”例年にない異常な暑さ”が続いています。何年に一度という気温が毎年続くというのは、異常気象なのか、平常運転なのか、もはや分からなくなってきていますが💦
当地は緑に囲まれた山間部ですから、都市部ほどは暑くなりません。とはいえ、外気温は;
室温も、エアコン無しだと、32.6℃、最高33.7℃までいった日も記録されています。
朝夕は涼しくなります。しかし、古民家=非常に風通しが良い=湿度も外と変わらない!つまり、こんな湿度だったり。
暑ければ欲しくなるのがアイスクリーム。まして私は子供時代から大のアイスクリーム好き。それも、何も入っていないバニラが最高で、他はラムレーズンなどのバニラ系やシンプルな抹茶など、甘みの少ないタイプが好きです。私がなかなかヴィーガンになれなかったのも、アイスクリームだけ止められなかったからでした。肉や魚はサッと止めてなんとも思わなかったんですけれどね。
で、結果。今でも食べています、大好きなアイスクリーム。ただし、卵も乳製品も使わないタイプで、可能な限り白砂糖も使わないものを。
市販のものを食べることもあります。たとえばこれ↓
このシャトレーゼの「乳と卵と小麦粉を使用していないおいしいアイス」は、食品アレルギーを持っている子どもたちのために開発された商品だそうです。原材料名の「砂糖」が白砂糖かどうかわからないという疑問点はあるものの、ヴィーガンアイスといってよいでしょう。当地のような田舎でもシャトレーゼならありますし(1時間近くかかるけど)、何より安いのが嬉しい!(4個入り税込み260円、2024年8月現在)。
↓こちらも。
ロッテのクーリッシュシリーズはどこでも売っている商品なのに、この「クーリッシュグリーン」はなぜか置いている店が少なめ。私の行動範囲内ではドラッグストアのココカラファインでしか買えません。どのお店でも買えるようにしてほしいです。こちらも1個116円(2024年8月現在)と求めやすいのがうれしいですね。
それにしても市販のヴィーガンアイスって、なぜあんなに高いのでしょう?100~120mlサイズのが一個500円以上って高すぎると思いませんか?
日常的に食べているのは、手作りアイスクリームです。最近はこのレシピがお気に入り。
(1) 熟したバナナ1本、ココナッツクリーム200~240ml、バニラエッセンス(又はココアパウダー小さじ1、インスタントコーヒー小さじ1、等)、お好みでチョコチップ、ナッツ、ドライフルーツ、小豆、等。
(2) 熟したバナナ1本、絹ごし豆腐(小パック)、バニラエッセンス(又はココアパウダー小さじ1、インスタントコーヒー小さじ1、等)、お好みでチョコレート、ナッツ、ドライフルーツ、小豆、等。。
私の好みは、ココナッツクリームで作るときはバニラフレーバー、絹ごし豆腐で作るときはチョコやコーヒーフレーバーが多いでしょうか。ナッツ類やドライフルーツを混ぜるのもおいしいです。
作り方は簡単。まず、全部をつぶしてクリーム状になるまでまぜます。私は機械を使っていますが、ポリ袋に入れて手でつぶす人も多いようです。板チョコやクルミ等をいれるときは、簡単に割ってから機械でもう少し細かく撹拌しています。
あとは、適当な容器にいれて凍らせるだけ。写真に写っている分量で、小カップ2個分になります。
丁寧に作る人は、ジップロック等にいれ、20~30分毎に取り出して塊をつぶして混ぜ、滑らかなクリーム状に凍るようにしています。が、私は面倒くさがりなので放置、カチカチに凍らせちゃっています。食べるときは常温に少し置いてスプーンが入る程度に柔らかくなったらガリガリかき混ぜるか、待てないときは電子レンジで10秒~20秒チン。多少ガリガリが残っている程度の方が猛暑の夏は美味しいですしね。ねっとりクリーミーがお好きな方は、ある程度つぶしてからブレンダー等の機械でガーっとかき混ぜるという方法があります。ソフトクリームのようになめらかになります。
ココナッツクリームの方は、凍る途中でも美味しいですが、豆腐の方は、一度しっかり凍らせた方が味が良くなるような気がします。
コツは、よく熟したバナナを使うこと。バナナは常温に置いておけば勝手に追熟してくれますので、青っぽいバナナでも、追熟させれば問題ありません。
この作り方であれば、砂糖の類は入れていませんし、カロリーは一般的なアイスクリームより低め。また、下手な軽食(そうめん+薬味のネギ、等)より、栄養バランスもとれています。バナナ+豆腐の組み合わせなら、ほぼ完全栄養食じゃないですか。そこにココアパウダーをプラスすれば、アンチエイジング効果のポリフェノールも摂取できちゃう。食欲の出ない夏にぴったりでしょう?しかも、下手な市販アイスクリームより、価格も安くすむ!
そして、なにより。
乳製品や卵を使わない=牛たち・鶏たちを虐めない=のが最高に良いですよね♡
ヴィーガンとかベジタリアンとかに関係なく、カロリーや栄養バランスが気になる方、高齢者の方やお子さんにはお勧めの手作りアイスアイスクリームだと思います。豆腐(乳)系アイスクリームになれていない方は、ココア味から始めれば馴染みやすいでしょう。
ぜひお試しください。😸
.
.
.
なぜ、動物を食べることを減らすべきなのですか?
まず、こちらの動画をご覧ください。
【プラントベース植物中心の食事にしたくなる-English(日本語字幕)1:50】
なぜ人類が植物中心の食事に移行すべきか、わかりやすくまとめてあります。
この動画をもとに、植物中心の食事にすることで、人間ひとりあたりどれだけ節約できるかを考えてみると、単純計算で;
【1日で】 →→→ 【週1で1年(52週)続けたとして】
4000リットルの水 →→→ 208,000リットル
20kgの穀物 →→→ 1,040kg
3㎡の森林 →→→ 156㎡
9kg相当の二酸化炭素 →→→ 468kg
1頭の動物の命 →→→ 52頭
参考;
●208,000リットル=標準的な 25mプールの半分近く。
(プールの大きさをL=25m、W= 16m、H=1.3mとすると、容量は約520㎥。1㎥=1000リットルなので、約520,000リットル。しかし多くのプールは浅い部分もあることを考えれば実質もっと少なくなりそう)
●1,040kg=10kgの米袋104個。
米1石=約150kgで計算すれば約6.9石。1石は日本人の成人1人が1年間に消費する量にほぼ等しいと見なされているので、約6.9成人分ともいえる。
●156㎡=バドミントンコート約2枚分。
(シングルス69.412㎡、ダブルス81.74㎡)
●二酸化炭素468kg÷14kg=杉の木約33.5本の年間吸収量
(「50年生スギの人工林面積1ヘクタール当たりの炭素貯蔵量は170トン、1本当たりでは約190kgに達すると試算されています。これを50年で割れば1年間平均で1本当たり約3.8kgの炭素(約14kgの二酸化炭素)を吸収したことになります。」
関東森林管理局>森林の二酸化炭素吸収力
●「一食で牛1頭なんて食べない!」と言われるかもしれません。でも、あなたのお皿に乗っている薄っぺらいステーキだけが”肉”じゃありませんし、動画では”牛”とは言っていません。”1 animal’s life”です。私から見れば、1頭というのは控えめな数字に見えます。なぜなら、たとえばめざし定食なら2~5頭、うどんにのせる桜エビのかき揚げ(桜エビの素干し大匙1杯分)なら20~35頭、釜あげシラス丼なら500~山盛り1000頭にもなります。さらに、出汁に使われるカツオや牛・鶏エキス、ゼリー(ゼラチン)に使われる豚等、料理には見えない形の動物性食材は多用されているのですから。
こちらもどうぞ↓
【2分30秒で分かる、肉を減らすと地球環境が復活するワケ(English,日本語字幕)】