投稿 猫詩・猫短歌・猫俳句・猫川柳・猫漢詩(25~28)
その25.(二〇〇四年十月二〇日)
早香様:短歌
- 「今日はね」と猫を相手の夜長かな 陽だまりに猫丸まりて火の恋し
temple(啓)様:短歌
- 秋深し ほっとひと息 またたび茶 我が子の腹なで あぁーまったり♪
啓様のみけさん
nekohon:川柳、短歌
- またたび茶 茶柱ならぬ 猫毛立つ
- 春過ぎて 夏来にけらし 猫共は 降毛マシンと あいなりにけり
- 夏過ぎて 秋来にけらし 猫たちが つぎつぎ膝に 乗ってくるにゃん
- 秋過ぎて 冬来にけらし 猫共め 炬燵の中から 出て来ようとせぬ
- 冬過ぎて 春来にけらし 手術済みと 知らぬ外猫 窓辺で誘えり
- 春過ぎて 夏来にけらし 猫の毛の 今年もいとど 降り積もりけり
- 夏過ぎて 秋来にけらし ねこじゃらし オモチャじゃないよ 本物の草
- 秋過ぎて 冬来にけらし 人よりも 猫の方こそ 寝坊なりけれ 冬過ぎて
- 春来にけらし ・・・この歌は いつまで続く? 長生きしてね!
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その26.(二〇〇四年十一月五日)
療法食特集です。
くーたん様:短歌
- 療法食 試しに食べた その数は 猫より私 多いかも
- 猫ダイエット あれほど運動したけれど 療法食で 成果あり 喜んで良いのか 悲しんで良いのか
- 食べないと 聞いてはいたが 療法食 うちのニャンコも 猫並みか
- おだてなだめて 食べさせる 気が付きゃ私 赤ちゃん言葉
- 仕事から 帰って来ての 楽しみは 療法食の 減り加減
- 少し食べ出す 猫たちに 良い子 良い子と チューの雨
- メーカーさん 何とかならんか この不味さ 療法食の 改良を
- 同病の 猫さん一緒に 頑張ろう
るるこびっち様:短歌
- できるなら あなたの苦しみかわりたい やっと寝付いた頬にキスする
- こんなとき グルメにならず良かったと安堵し疑問「私、ケチ?」
- どんな病気になろうとも それもみぃんなあなたの個性 愛してる
nekohon:短歌
- 療法食 この一袋 買わなけりゃ 豪華割烹 食べれたものを
- 「100万円のミンクコートよ、ウフン」 大馬鹿め 拾った猫の この暖かさ
- ダイヤより ルビーサファイア 真珠より 貴重なりけり この目の輝き
「んん? オレ様の目にゃ?」
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その27.(二〇〇五年一月一日)
ともみ様:俳句
あしなえの ねこをだきあげ ふゆぬくし
足萎の 猫を抱き上げ 冬温し
nekohon:俳句、短歌
- 今年こそ 良き年であれ 夜が明ける
- 二〇〇四年 メダルラッシュを 除いては 水と地面に 泣かされ続け
- 去る年は 台風地震 大津波 二〇〇五年は 平らかなれよ
- 新しき 年の初めの 願い事 8ニャン達よ 健康であれ
- 正月に まんじゅう食って あな楽し
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その28.(二〇〇五年二月十四日)
きな様:短歌
☆みゃん葉集四季の歌(笑)
- 冬過ぎて 春来にけらし ゲロ拭きの 布巾干すてふ nekohon家
- 春過ぎて 夏来にけらし 涼求め 廊下に伸びる 猫の腹かな
- 夏過ぎて 秋来にけらし 猫団子 どれがどなたの お手手なりしか
- 秋過ぎて 冬来にけらし 猫あんか 温みうれしや 腰痛こわや
nekohon:短歌
- 年明けて 年暮れてまた 年明けて なお変わらぬは 猫のぬくもり
- 爪とげど 爪とげど 爪にょびてくる ぢつと手をみる
ともみ様:俳句
- 抱き上げし猫にも梅の匂ひして
nekohon:川柳
- 抱き上げし猫には砂の匂ひして
- 抱き上げし猫に梅の花押されけり
(ともみ様、せっかくの名句をごめんにゃさい)
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