投稿 猫詩・猫短歌・猫俳句・猫川柳・猫漢詩(22~24)

その22.(二〇〇四年七月十九日)
きな様:短歌
今日はぷのしょ・本名Pu-sanの命日でもあります。 丸4年。もうそんなに・・・、とまだ・・・の間で。 そういえば4年前の今日、同じ位の時間にまだ暖かい骨壷を抱いて、 お医者さんにご挨拶に伺ったのを思い出しました。 何年たってもなかなか吹っ切れなくて・・
- 明け方4時半 4年目の今朝は目が覚めず 『ごめんね』と『忘れてないよ』と空に向け
くーたん様:詩
ぷのしょちゃんに捧げます。
あなたの笑顔、
あなたのしぐさ、
あなたの声、
あなたの姿・・・
どれをとっても忘れられない・・・
忘れる時・・・
それは、ママがあなたに会える時・・・
nekohon:短歌
- 今もなお 夜中にふと 目が覚めて つい目で探す 君の姿を
- 手の中にぬくもりが残っている まぶたに姿が焼き付いている 忘れない
* * *
- あどけない 寝顔はまさに 天使なれど 寝た跡おおう 悪魔の抜け毛
- ハタキかけ 掃除機かけて 雑巾かけ から拭きしても なお舞う抜け毛
- 開けたての コンタクトにも あら不思議 なぜここにまで 抜け毛ついてる?
- 愛猫は いつも眺めて いたいけど 抜け毛付きの コンタクトはイヤ
- 猫さんの 抜け毛に混ざり 人の毛の 白きを見つけ わが髪なでる

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その23. (二〇〇四年八月十一日)
くーたん様:川柳
- 猫暮らす 何処も同じ 襖の破れ
にゃぐ様宅びぃちゃま
nekohon:短歌
- 猫さんは 日曜大工も こなします 専用ドアー ここにも作ろ
- スノコやら 除湿剤やら バカだよね 穴開けとけば 湿気こもらぬ
nekohon家みけ
きな様:短歌
- あな不思議 我が家の襖は無傷なり なぜなら いつも開けてあるから^^;
nekohon:短歌
- 開いてるか 閉まっているかは 関係にゃい ど真ん中こそ 男の道にゃん
nekohon家トロ
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その24.(二〇〇四年八月十二日)
くーたん様:短歌
- アレも好き コレも好きだと 買い揃え 線香たいて 君を待つ
- 線香の 香りも色々に 迷うことなし 君に似合う ラベンダー
- お盆には 帰って来ると 言うけれど 留めるすべは ないものか
- 逝きし児の 年を数える この母か 今の幸せ 君ありて 帰りには 「ありがとう」の 手土産持たせ
- 現実と 夢想の間で 揺れ動き 叶わぬ夢と 自分で自分を 苦笑する
- アラッいやだ 供えた品物消えている 誰の仕業か 振り向けば オレが食ったと 背なでもの言う 現にゃんこ
- 供え物 全て食する ねこたちを 君はどんな 顔して眺めてる
- 現にゃんこ 幸せ見届けて きっときっと 迎えに行くから

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