投稿 猫詩・猫短歌・猫俳句・猫川柳・猫漢詩(10~12)
その10. (二〇〇二年十一月二四日)
愛犬を亡くした後、あらたに不幸なゴールデンの里親さんとなった方に捧げる歌
きな様:短歌
- 名のごとく 黄金の日々 ふたたびと 願いし思い 聞き届けられ
- 忘れない 忘れる事は 決してない 幸福の数が 増えていくだけ
- かけがえの ない存在の 在りし日よ いま再びの 訪れことほぐ
くーたん様:短歌
- 時間と言う 妙薬人の 心変え 新たなる子と 出会えた喜び
- お互いに 心の痛み 耐えた者 これほど強い 結びつき無し
- 赤い糸 愛の力で 手繰り寄せ 結んだ糸を ほどいてなるかと
- 出会うべく して出会った ゴールデン 二人の幸せ 心ゆくまで
- 新しき 我が子愛せど 逝きし児を 一日たりとも 忘れた事無し
きな様:俳句
- 冬の夜の ぬくみうれしい 猫たんぽ
- もしかして 私がこのコの 人あんか
あんこ様:短歌
- 愛猫と 眠る喜び そのかわり もれなくつきます 肩こり腰痛
- 夢の中 誰かが私の首しめる~~ 目覚めてみれば 目前に猫
- 左わき 猫がいなけりゃ 眠れない こんな女に おまえがしたの
くーたん様:短歌
*肺炎とストレスで、くーたんさんと、チャーちゃんが、ともに入院した時に詠んだ歌
- なんでやねん 病名まで 一緒とは 笑って下さい このバカ親子
- ストレスで 病気に負ける 我が猫に そんなひ弱に 育ててないぞ
- こんなにも 心配させた チャ-のやつ 白髪とシワを どうしてくれる
- パパの顔 見るなり猫が ニャと鳴く 嬉しくも有り 淋しくも有り
- 健康が 一番大事と わかってて なって気付くは 私はアホかいな
- これほどに 猫繊細と 知らなんだ 何年猫と 暮らして来たか
- どうしてや ここまで似ないと あかんのか 同じ病気に なるかちゅうねん
nekohon:俳句、川柳
- 抱っこ猫 ストーブ点くや 知らん顔
- 真夜中の 運動会も 冬休み
- 洗い物 後でいいわね 膝に猫
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その11.(二〇〇三年一月十一日)
病気と闘う猫まねきさんの愛猫ソニアちゃんに捧げる歌
猫まねき様:短歌
- 猫ソニア 晴れて10(とお)越え “ネコマタ”に 本物になるには まだまだ早い
- その尻尾 両手でつかんで はなさない トロたん おつうたんも くわえているよ
- 宝物ちゃん 約束したよね 守ってね ギネス越すまで 長生きしてね
- 猫まねき 逆ウラミしたら コワイわよ 神さま仏さま 連れてっちゃイヤ
ソニアちゃん
くーたん様:短歌
- なぜなんだ ソニアちゃんを 苦しめて この子が何を したと言うのか
- 一日も 早く帰ろう ソニアちゃん お家で待ってる ママとタマラちゃん
- キセキと言う 三文字全て かき集め ソニアちゃんに 与えたまうに
- 不死鳥の ごとくよみがえれ ソニアちゃん あなたの笑顔 ママが待ってる
- 神仏に 治して下さい 願かける それが罪なら 私が負うに
- 神・仏 この世に存在 するならば 助けて下さい ソニアちゃんを
- 病気など 負けちゃだめだよ ソニアちゃん あなたの生命力 信じているから
- 奇跡と言う 言葉に皆が 託してる
にゃぐ様:詩
マドモアゼル ソニア
決してじっと見詰めはしない
ふわっと包み込む優しいまなざし
いつも穏やかに微笑んでいる
そしてそっとわたくしに囁くのね?
『ご機嫌いかが?
きっと今日も良いことがあるわ
予感がするの』
もの憂げなまなざしで・・・
きな様:短歌
- モナコちゃん 追い返してね お願いね 「まだ はやい」って 「まだ はやい」って
*故モナコちゃんも猫まねきさんの愛猫です。
nekohon:短歌
今にも旅立ちそうな猫を抱きつつ
- 天照らす よろずの神よ 御仏よ 心しあらば しばしとどめむ
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その12. (二〇〇三年二月九日)
猫まねき様:短歌
*くーたんさんの愛猫故クーちゃんへ捧ぐ
- 君を想う 君の声きき 見上げれば いつも広がる 君いろのそら
あんこ様:短歌
*トロくんに捧ぐ..
ボク、ごはんが大~~好きの歌
- うたたねに 美味しき猫缶 見てしより 夢の中でも 涎ダラダラ
うたたねに恋しき人を見てしより 夢てふものは 頼み初めてき 小野小町
ごはんまだかな~の歌
- いとせめて ひもじき時は むばたまの 時計の針を 進めてぞ待つ
いとせめて恋しきときはむばたまの 夜の衣を返してぞ着る 小野小町
盗み食い、見つかっちゃったの歌
- 食らいつつ 振り返れば人が 見ているよ ママと知りせば 隠れしものを
思ひつつ寝ればや人の見えつらむ 夢と知りせば覚めざらましを 小野小町
yukiyo様:俳句
- 猫団子 とけるその日が 春日和
- 冬の日は きのうも 今日も 猫団子
- 仲間入り させてほしいよ 猫団子
くーたん様:俳句、川柳
- スプリング 猫も人も うきうきと
- 猫団子 見ていて口元 ほころんで
- 猫に問う どうして箱が 好きなのよ
はるちん様:川柳
- おバカラル その紐引くと ブレるのよ
にゃぐ様:川柳
- 猫団子 あたちも入れて 今行くわ
びいちゃまより yukiyo様3人衆へ - 箱あれば 先ずは匂って 飛び込んで
びいちゃま - もうちょっと 詰めてくれない? ねぇなつ君
びいちゃまより なつ君へ - その紐が 気になるからこそ にゃんこなの
びいちゃまより ラルちゃんへ - なつ君は あたちのものよ わたちゃない
びいちゃま - まだかしら 王子様より カツオ節
ぷーちゃま
nekohon:短歌、川柳
- 世の中に 寄り目猫ほど かわいくて 皆和ませる 者は他なし
- 猫の子は いとほしかれど 年経れば なおも愛しき ものとなりぬる
- 可愛さは メガトン級なり おらが猫
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