投稿 猫詩・猫短歌・猫俳句・猫川柳・猫漢詩(7~9)
その7. (二〇〇三年一月十四日)
あきさんの愛娘(生後2週間)と お兄ちゃんのゴハン君
*「ゴハン君は子守猫」について詠まれた歌
きな様:短歌、川柳
- ゴハン君 心密かに 決めている 「いちばん初めの 恋人もボク」
- 生まれ来る 前の国でも ともにありしか 赤子と猫の無垢なるたましい
- みどりごの 眠りを守る 怒り肩
- 「そのうちに きっとシッポも生えてくる」ゴハンくん それ ちょい違うかも
くーたん様:川柳、短歌
- 幸せの 光あふれて いる写真
- 猫ちゃんと 赤ちゃん寄添う ツーショット 母の喜び 写真に出てる
- 私にも こんな時代が あったのと 遠い昔に 思いをはせる
- 澄み渡る 秋空のごとく さわやかに 一枚の写真で 心が和む
- いつまでも 仲良く元気で スクスクと 願い届けと 遠くの地より
nekohon:短歌、川柳
- ゴハン君 源氏の君を 気取ってる? 今は妹 いつか嫁さん
- コッコちゃん 大人になっても ゴハン兄は いつも心に 大きな存在
- 妹よ 兄よと育て まわり中 幸せの笑み 振りまきながら
- 妹の お守りは大変 兄貴猫
- 寝付いたら 褒美のかつぶし ちょうだいね
- だいちゅきよ 言葉無用の テレパシー
- 立てば歩め 歩めば爪とげの 猫ごころ?
- 「ご兄弟は?」 威張って答える 「兄ひとり」
- ぬくもりに ぬくもり重ね ほんわりと 小春日和の 風も微笑む
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No.8. 猫短歌・猫俳句・猫川柳・猫詩(二〇〇二年十月十日)
yukiyo様:俳句
*「トロたんの♪毎日毎日楽しいにゃん」の中の「光るウン○の謎」を読んで
- 夏の夜に 光るうんOは 未知との遭遇
- 猫トイレ ホタルが 一夜の 宿借りに
rumi様:短歌
- 飼いたいよっ 猫飼いたいよっ 飼いたいよっ 恨み恨めし~ ペット禁かな~~ (--#
*以下は捨て猫(?)の成猫・茶トラ君に里親さんが見つかった事を祝って詠める
きな様:短歌
- 猫好きと本好き見守る やさしい目 すべての猫に幸あれと
くーたん様:短歌
- 良い人に めぐりあったね 茶トラ君 保護主様の 愛のたまもの
- 迷い子を 我が子の様に いつくしみ 旅立つ君の 明日はあかるく
- 喜びと 安堵と寂しさ 入り乱れ これでいいんだ 我言い聞かす
- 茶トラ君 素敵なママに 巡り合い 君の幸せ みんなが祈る
- 今頃は どうしているかと 気にかかり 時計ばかり 眺めているの
- 茶トラ君 幸なるのよ 今度こそ
- カメムシ君 遊びたい気持ち わかるけど うちのニャンコと 遊ぶのやめて
yukiyo様:短歌
- いとし子の 幸多かれと 祈りつも 手離すその日 秋風しみる
- あわれ子よ 命預けし その人は この世の憂い わが身の如し
nekohon:漢詩(五言絶句)風
猫眠不覚暁
処処見寝所
夜昼風雨頃
夢見知多少
猫眠 暁を覚えず
処処に寝所を見る
夜昼 風雨の頃
夢見ること多少なるを知らん
春暁
春 眠 不 覚 暁
処 処 聞 啼 鳥
夜 来 風 雨 声
花 落 知 多 少春眠 暁を覚えず
孟浩然(もうこうねん)
処処に啼鳥を聞く
夜来 風雨の声
花落つること多少なるを知らん
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その9. (二〇〇二年十一月四日)
nekohon:短歌
- 爪を切る 手元にねこが す~りすり 何をしやがる 深爪無惨
くーたん様:短歌
- 深爪も 可愛いニャンの スリスリじゃ 怒るに怒れぬ 泣き笑いかな
あんこ様:短歌
- 猫の側 爪を切るなど 無謀だと 何故にわからぬ 学習しなさい
- ニンゲンて 不便なものだね 爪をきる?? 俺ちゃいつも 壁でガリガリ
nekohon:短歌
- 理性では 学習しても 感情は いつでもそばに いてほしいのよ
くーたん様:短歌
- そばに居る 元気な猫見る これ以上 我のからだに 良薬なし
- 皆様の お心に触れ 病とび チャ-も元気に なれると思うに
- パソコンの ワード・エクセル 習ったが 開けるはいつも 猫関係か
- コロコロと している野良ちゃん 見ていると 何故かホッとし 笑みがこぼれて
- こんなにも 猫好きさんが いたなんて 知るよしもなし PC知るまでは
- 我が仔猫 何をしだすか ハラハラと 見守る私は 幸せ頂点
- 今日もまた 狭き我家の 庭に来た のらちゃん見たり 元気でよかった
- 大人猫 ゆったりまったり 昼寝する チビニャン近づき さっさと逃げ出す
nekohon:川柳
- ママったら ボクの顔みちゃ 五七五
- 「もういらにゃい」 やっと食べれる 刺身かな
- 猫味見 食べなきゃ人へ リサイクル
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