投稿 猫詩・猫短歌・猫俳句・猫川柳・猫漢詩(4~6)

その4.(二〇〇二年八月二十四日)
しまねこ様:川柳
- 猫飼うと みんなはきっと 丸くなる
- 猫達の 寝顔を見たら 力抜け
yukiyo様:短歌
- 亡き君の 藍い瞳を 想うとき 命の重さ 心にしみる
- 小さきは 掌の中に 光る子よ 奇跡の力 今こそ我に
- こんなにも 美しき命なぜ捨てる ひとつの石にも 存在の意味あり
- 残されし 君の分身今ここに むじゃきに眠り むじゃきに遊ぶ
- 逢わぬなら 逢わないままで そのままで 悲しき想いの 引き出し増えず
福桃様:俳句、短歌、川柳
- 迎え火に またたび入れて 君を呼ぶ

- 商売は 崖っぷちなれど 私には 元気の源 3にゃんがいる
- 君達を 養うくらい まかせとけ 言ったとたんに あくびするなよ
- 知らぬ間に 君達主人で わしゃしもべ
きな様:短歌
*上の福桃さんの歌に返して曰く
- 迎え火に尻尾だけでも見えたなら 掴んでこの世に引き戻したき
- 天国よりもどこよりも私のそばにいて欲しい それでも送り火焚くべきか
- またおいで 生まれ変わって またおいで いつでも私ここにいるから
くーたん様:短歌
- 君の死を 認めたくない 時経てど 今だに玄関 開けて待つ
- 何しても 思い出しては 又涙 こんなに泣かす あなた悪い子
yukiyo様:短歌、川柳
- ただいま!と 息せき切って 帰っても あらぁだあれ?と 猫薄目あけ
- 給料前 食費削って カリカリ優先
- 膝に抱く ふわり猫毛 やわらかく 家事そっちのけ 至福の時間
- 眠り猫 しあわせ夢見て まるくなる
くーたん様:短歌
- トロちゃんに 今日も会えた 嬉しさよ 何故に人をば なごませるのか
- 舌出して ニャンコ寝ている まぬけ顔 そっと近づき 引っ張ってみる
- もう少し お上品に 砂かけて 掃除するのは いったい誰なの
- 猫元気 走り回るは いいけれど 私へ飛び乗り しないでおくれ
- 仔猫ちゃん 力いっぱい 噛み付いて お願いだから 少し手加減を
- 猫たちよ 抜き足差し足 近づいて 私もびっくり 猫飛び上がる

nekohon:川柳
- 猫川柳 泣いて笑って じんと来て

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その5.(二〇〇二年九月七日)
人慣れしていない母猫と、その子猫たちの計3ニャンを、揃って引き取ってくれた優しいあつしパパ。
脳に障害があって一生介護を必要とする猫を、引き取ってくれた尊敬すべき里親さん。
そのお二人の素晴らしい里親さんに寄せた歌や句です。
Moel様:短歌、俳句
- 黄昏の静寂を浮かべた青い瞳(め)に やわらかな光満ちる朝を待つ
- 遊んでも遊んでも無言の仔猫 ママを見上げてミャウミャウと鳴く
- 秋空に新しい名を呼び深呼吸
くーたん様:短歌
- 障害を 持って生まれし 子猫ちゃん 良き里親様に 出会いし嬉し
- 良き人に 巡り合えたね 良かったね 幸多かれと 遠くで祈る
- 猫ちゃんの 行き先決まり 安堵する 心の広き 里親様へ
- 親子猫 全て引き受け 父親に あつし様の 健闘祈る
- 良い知らせ 世の中捨てた ものじゃなし 心晴れやか 気分は爽快
- 猫ちゃんと 里親様の 行く末に 光輝け いついつまでも
nekohon:短歌
- 良かったね 他人事とは 思えない 今夜はうちも 猫缶パーティー
- 今までの 苦労の分も 幸せに 共に救われし 母と子猫よ
- 傷害を 愛しと思へ 里親の 愛の限りに 育てよ子猫
- 必ずや 救ってみせると 保護主の 祈りの強さ 神を動かす

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その6.(二〇〇二年九月十四日)
くーたん様:短歌
*空からCooたんがみてくれている・・・
Cooに恥じない様に生きていかなければ・・・
と言う気持ちだけは確かなのですが・・・
- お空から ずっと見ていて 母さんを あなたに恥じぬ 生き方するから
- 時間経ち 思い出します 鮮明に あなたの鳴き声 甘える姿
- 今度こそ 生れ変われる ものならば 健康体で 戻っておいで
- いずれ又 あなたに会える 日が来ると それを信じて 今日を生きると
- くーたんよ 姿形は 無くなれど 私の心に いつまでも住む
Trust様:短歌
- クロマグロ キハダマグロに メバチあり トロビンチョウ トンボはレオ様

あんこ様:短歌
レオ様の一首
・にゃんだって~ オレ様の刺身がないだって! おいおいママさん、そりゃあ罪だぜ
トロくんの一首
・ボクはね~ 猫缶が好き カリカリも でも一番は やさしいママさん
ゴハンわいてこないかな?と、餌皿を見つめる猫達。 レオのママさん宅のレオくんの場合は「徳川家康」タイプなのね。
・出ないなら出るまで待とう、ねこまんま
トロくんの場合は「豊臣秀吉」タイプ。
・出ないならボク作っちゃうよ~、ねこまんま
にゃぐさん宅のぶーちゃまの場合は「織田信長」タイプかしら?
・出ないだと!(怒)意地でも出させるぞ、ねこまんま
くーたん様:短歌
- 猫缶を 安いと思い 買いすぎた はてさて何処に 置く場所探す
- 騒がしい 猫達横で 掃除する 皆一同に 掃除機を見る
- 掃除機の 音でビックリ ニャンコ達 慌てて指定の 場所へと逃げる
- ニャン達が 寄ってたかって ストラップ 哀れ携帯 おもちゃにされる
- 十字架を 背負った猫が 居る我家 どうして君に 罪があろうか
- 今日も又 無事に過ごした 猫元気 命のともし火 消してなるかと
nekohon:川柳
- すかしっ屁 パパより臭い にゃんこの屁 (シモネタ御免、でも実感)
んんん?
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