百猫(ニャン)一首 其の四

百猫一首

ひま様(歌) + いずなちゃん

百猫一首

きりぎりす くもにごきぶり 手足もげ そ知らぬ顔の ねこ二匹かな

『きりぎりす 鳴くや霜夜の さむしろに 衣かたしき 一人かも寝む』
後京極摂政前太政大臣

にゃぐ様(画、歌) + くーたん様宅のなつ君

百猫一首

我が子よと 手負いのこの子 抱きしめて 身を尽くしても 永久にと思う

『わびぬれば 今はたおなじ なにわなる 身をつくしても 逢わむとぞ思う』
元良親王

らん様(画、歌) + にゃん太君

百猫一首

朝ボケて 猫缶の山と 見るまでに 素麺の空き缶 積もる塵箱

『朝ぼらけ 有明の月と見るまでに 吉野の里に ふれる白雪』
坂上是則

cast様(画) + まり様(歌) + 野良殿

百猫一首

家出じゃないよ
「散歩中!心配性だな 母さんは」 まつとし聞かば 今かへりこむ

『たち別れ いなばの山の 峰に生ふる まつとし聞かば 今帰り来む』
中納言行平

cast様(画、歌) + ごん太君

百猫一首

今晩の 家人のおかずは 焼き鯵 ひとくちを思うゆえに あふるる涎

『ひともをし 人もうらめし あぢきなく世を思うゆゑに 物思う身は』
後鳥羽院

にゃぐ様(画、歌) + ぷーちゃま

百猫一首

知らないうちにけがをして物置に2日隠れていたときの歌
物置の 怪我のかりねの 二日ゆえ 身をつくしてや ごめんねするべき

『難波江の あしのかりねの 一夜ゆえ 身をつくしてや 恋わたるべき』
皇嘉門院別當

まり様(歌) + nekohon家のトロ

百猫一首

トロたんの 寝姿見れば バレバレの 三笠の菓子で いでし腹かも

『天の原 ふりさけ見れば 春日なる 三笠の山に 出でし月かも』
安倍仲麿

nekohon(画、歌) + Smoky様宅の引(ビキ)君

*8000番のキリ番を踏まれた記念です。

百猫一首

君がため 飲み屋もよらず 帰宅せり 我が膝上で 君眠りつつ

『君がため 春の野に出でて 若菜つむ わが衣手に 雪は降りつつ』
光孝天皇

nekohon(画、歌) + Smoky様宅の引(びき)君

*7000番のキリ番を踏まれた記念です。

百猫一首

この部屋は パパの手作り 引(びき)ぞ住む 世に羨ましと 皆はいふなり

『わが庵は 都のたつみ しかぞすむ 世をうぢ山と 人はいふなり』
喜撰法師

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