百猫(ニャン)一首 其の二
nekohon(画・歌) + トロ姫
より目ねこ かつら眉墨 紅をさし からくれなゐに 身を包むとは
『ちはやぶる 神代も聞かず 竜田川 からくれなゐに 水くくるとは』
在原業平朝臣
nekohon(画・歌) + レオ
めぐりあひて 見しや息さへ つけぬ間に 一目惚れにし 我が恋猫かな
『めぐりあひて 見しやそれとも わかぬ間に 雲隠れにし 夜半の月かな』
紫式部
yukiyo様(画) + まり様(歌) + yukiyo様宅のれもん君
ポットに手 ジャーに尾のへん 置きにけり れもんちゃんの たたずむ姿
『高砂の 尾上のさくら 咲にけり 外山のかすみ たたずもあらなむ』
権中納言匡房
はるちん様(画) + まり様(歌) + (向かって左から)さびりんこ様宅のサブちゃん、nekohon家のおつう、 はるちん様宅のラルちゃん
電線の 上より落つる 汗の川 う○ちつもりて 負けとなりぬる
『みかの原 わきて流るる いづみ川 いつみきとてか 恋しかるらむ』
中納言兼輔
はるちん様(画) + まり様(歌) + はるちん様宅のレオ君(レオバス)、 (向かって左から)nekohon家のビク、レオ、みけ、トロ
ねこバスに 短き足の つかえしも 早くおりろと 客の声とや
『難波潟 短き芦の ふしの間も 逢はでこの世を 過ぐしてよとや』
伊勢
temple(啓)様(画・歌) + みけたん
ただならぬ 気配感じて ながむれば ちょっとホラーな 闇のネコマタ
『寂しさに 宿を立ち出て ながむれば いづくも同じ 秋の夕暮れ』
良暹法師
cast様(画) + まり様(歌)
『奥山に 紅葉踏み分け 鳴く鹿の 声きくときぞ 秋はかなしき』
猿丸大夫
cast様(画) + まり様(歌) + まり様宅のひめちゃん
はばかりに 行くもかへるも �猫のつれ 知るもしらぬも 戸のおと聞けば
『是れやこの 行くもかへるも 別れては 知るもしらぬも 逢坂の関』
蝉丸
洋子様(画・歌) + 日向内侍(ひなたちゃん)
春の夜の 夢ばかりなる モンプチの 缶開ける音 待ちて焦がれる
『春の夜の 夢ばかりなる 手枕に かひなく立たむ 名こそ惜しけれ』
周防内侍