また疥癬症のタヌキさんが!
トレイルカメラに写ったタヌキさん。
また!
また!
疥癬症のタヌキではないか!
う~そ~だ~ろ~!!
かなり症状が進んでいます。
体の半分近くが剥げていますし、皮膚がゴワゴワに硬く一部ひび割れている様子が見えます。
まさかミンミンかジャンジャンがまた罹患して、あっという間に禿げたのかと、一瞬心配になりましたが、
ミンミン・ジャンジャンのふさふさな様子も写っていました。
ああ、良かった。
でも、ということは、新顔のタヌキさんってこと。
これだけの映像では、コイコイかサンサンの可能性も完全否定できません。
でもコイコイかサンサンなら、もう少し明るい時間に私の前にあえて姿を見せて
「また助けてください」
と言ってきそうに思います。
それと、ただの私のカンですが、コイコイでもサンサンでもないような気がしてなりません。
↓サンサン。尻尾の毛がいつも寝ぐせがついてように跳ね上がっていた子。
急いで、薬の手配。
問題は、今回の子は大人タヌキだということです。ミンミンたちみたいな子供タヌキは餌付けしやすいので投薬も簡単なのですが、大人タヌキは用心深いのです。うまく餌付けできるかどうか、薬入りの餌を食べてくれるかどうか。しばらくは気が抜けません。
寒い時期に疥癬で禿げはふるえるほど寒かろうと、この子はフルフルと名付けることにしました。
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その後。
タヌキのフルフルへの1回目の投薬は成功しました。
フルフルは用心深いので目の前では食べてくれませんでしたが、投薬パンはちゃんと食べてくれ、早くも効果が出てきました。
トレイルカメラの映像ではわかりにくいと思いますが、投薬前と、皮膚の様子があきらかに違ってきています。
シワシワが滑らかになってきたのがわかりますでしょうか。象皮状態がなおってきた証拠です。
おもしろいのは、ミンミンの肌は黒かったのに↓
フルフルの肌は薄い色と、タヌキによっていろいろなこと。フルフルの毛が生えたらどんな色のタヌキになるのでしょうね。投薬期間は約2ヵ月。ちゃんと通ってきてくれますように。
その前に、明るい時間に私の前に来てほしいなあ。不鮮明な夜のトレイルカメラ映像だけでは、いまひとつ、よくわかりません。
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疥癬症のタヌキの治療について
【メールフォーム】にてご連絡いただければ、薬の名前や与え方について等、私の知っている限りを御伝授いたします。
(世の中には処分・虐待目的で動物に近づこうとする人がいます。そういう輩に利用されたくないので、餌付け方法をこのような公開の場に書くことはできません。お手数をおかけしますが、ご理解の程、よろしくお願い申し上げます。)