ニホンジカ
この子は私に馴れてしまった野生のシカ。
私の姿をみかけると、嬉しそうにホップ・ステップ・ジャンプで2mの近さまで駆け寄ってくるので、「ホップちゃん」と呼んでいました。
ただし、食べるものが無い冬季限定です。それがなにより、私には不思議なんです。なぜ、山がすっぽり雪に埋もれても私という人間のところにくれば大根やお芋がもらえると理解したのか。それも、人間の中でも私限定。ほかの人がくると逃げちゃってもうその日は現れません。
動物達の能力には本当に驚かされます。正直、私には、同じような雌鹿を遠くからみかけただけで、瞬間に個体識別できるほどの観察力はありません。









【ニホンジカ】
- 亜種:エゾシカ、ホンシュウジカ、キュウシュウジカ、マゲシカ、ヤクシカ、ケラマジカ、ツシマジカ
- 別名:シカ
- 学名:Cervus nippon
- 分類:哺乳鋼鯨偶蹄目ウシ亜目シカ科
- 分布:北海道~九州、ベトナム~極東アジア(中国東部、ロシア沿海州、台湾、朝鮮半島)。またヨーロッパ、オーストラリア、ニュージーランド、アメリカに人為的に導入され野生化。
- 大きさ:最大はエゾシカ、最小はヤクシカ、♂の方が大きく体重比にして♀の1.5倍以上になる。頭胴長♂90-190cm、♀90-150cm、肩高♂70-130cm、♀60-110cm。体重♂50-130kg、♀25-80kg。
- 形態:夏毛は茶色に白い斑点、冬毛は灰褐色、大きな白い尻班がある。角は毎年生え変わる。
- 食性:草食。
- 繁殖:交尾期9月下旬~11月、出産5月下旬~7月上旬、通常1仔。