イノシシ
ゴンとのお散歩中、騒ぐので橋の下をみたら、イノシシ。
私たちに気づき、慌てて川を渡って逃げていきましたが、どうも左後ろ足が変なんです。ちょっと引きずっているような。 毛皮もボサボサですよね。いくら猪毛といえ、なんとなく、ボサボサすぎる気が。




わずか10日ほど後。
ゴンとお散歩中、あの独特なにおいに気づいてしまいました。 肉が腐敗するときに放つ、蜜のようなにおい。 大きな動物の場合、ヒトの鈍い嗅覚でも、数十メートル先でもわかるほど強いニオイです。
おそるおそるニオイの元をたどっていくと、次にまたあの独特な音。 多数のハエ等の羽音です。あのニオイとこの音がしたら、間違いなく、数メートル内に死体があります。そして・・・
草の間から見えました。 あまり大きくないイノシシさんの無残な姿。 場所だけを確認して、すぐにその場を離れましたが、・・・ 多分、あれ、10日ほど前に見かけた、あのイノシシさんです。
死体があったのは、この写真からわずか20メートルくらいの場所。 大きさも同じくらい。 ですから、多分・・・ 残念です。 ご冥福をお祈り申し上げます。
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イノシシさんは嫌われ者です。だって、こんなにしてしまうから。ミミズなど食べ物を探して、道路横がボコボコに掘り返されています。


まるでブルドーザー。
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次の動画は、ずっと以前に撮影したもの。同じくゴンとお散歩中にみかけたイノシシの子。
【ニホンイノシシ】
- 別名:しし(猪)
- 学名:Sus scrofa leucomystax
- 分類:哺乳綱鯨偶蹄目イノシシ亜目イノシシ科イノシシ属。
- 分布:本州(東北/日本海側の豪雪地帯を除く)、四国、九州。
- 大きさ:頭胴長110-160cm、体重50-150kg。♀は♂より小さく、体重にして20-40%減。
- 食性:雑食性。
- 繁殖期:通常、春に1回出産、産仔数は平均4~5頭。