異物誤飲で開腹手術、術後の腫れ:ハラキリされたノブナガの場合(10/10)
【著】catwings様
※注
このページには傷の写真があります。きれいに縫合された縫合痕のみで、血痕等はもちろん見えません。しかし世の中には「手術跡」と聞いただけで堪えられない方もいらっしゃるかと思います。あまりに過敏な方はご注意ください。
【考察と資料】
考察と言っても、ほとんど個人の見解ですが。
この術後の創部周りの腫脹に関する詳しく記載されたページ(前述、ネコホスピタルさんのサイト)がありましたので、そこに記載されていない事を記載しようと思います。
記載されていなかったのは、以下の通りです。
- 腫れている(=炎症がある)と運動量の低下の可能性がある
- 治癒が遅くなる可能性がある為、抜糸前なら抜糸の延期の可能性がある
- 炎症がひどい事により、食べられなくなる可能性もある(獣医さんは明言していませんでしたが、多分そうだと思います)
と言う事と何より
- 創部の写真
- 治療法
です。そういう意味ではこの記事は皆様の参考になるのではないかと思いました。
また、ノブナガが食べなくてcatwings は苦労したので、かりかりだけですが摂食状況の経過をグラフにまとめましたので見てみてください。
この一連の出来事で、人・猫共に何度も受診したので大変でした。ノブナガはcatwings townに来た当初は食べられなくなったりしたときもありましたが、元々子猫の頃は、もう、何というか少し消化不良を起こすくらいに食べていたのです。そんなに食べていたノブナガが食べられなくなり、そしてそれが食べられるようになるのに時間がかかりったので心配しました。
その割には若いせいか体重そのものに大きな変化はありませんでした(手術時には少し下がりましたが)。術前の体重は5.8kgで退院時は5.5kg位・・・受診の時には体必ず重を量っていましたが、5.48kg位にはなりましたが、幸いそれ以上は落ちませんでした。
記事の中でもお見せした写真ですが、変化が解りやすいかと思い経過中の傷の様子などを一枚にまとめたので改めて
ご覧ください。
*5/22以降も摂食量だけは記録していて、その後も徐々に微増しています。波はありますが、50g後半食べられるときも出てきました。
摂食量をグラフに関しては、通常数値の変化のに対しては折れ線グラフがお勧めらしいのです、個人的に棒グラフが良いかな・・・と思い、どうせならと両方作ってみました。
また、創部の肉眼的変化を写真で見られるように並べてみました。
ハゲの写真も入れ込んでしまいましたが、徐々に腫れが引いていく様子が解ると思います。
写真34.ノブナガ摂食量の棒グラフ
※クリック/タップすると大きな画像が開きます。
写真35.ノブナガ摂食量の折れ線グラフ
※クリック/タップすると大きな画像が開きます。
写真36.ノブナガの創部の経時的変化
※クリック/タップすると大きな画像が開きます。
【最後に】
・・・実は5/11か12日にもう一度ドッキリすることがあったのです。
ノブナガの右腕にハゲが!!
でも、これはすぐに
(点滴の時に剃られたのでは・・・)
と思い至り、入院中の写真で右腕に点滴をしているのを確認しましたので、掲示板では記載しませんでした。
もう、本当に、色々あって・・・
・・・むしろこれだけてんこ盛りにイベントがある猫も少なかろうと・・・物語的にでも読んで楽しんでいただけたら幸いです。
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