異物誤飲で開腹手術、術後の腫れ:ハラキリされたノブナガの場合(7/10)
【著】catwings様
※注
このページには傷の写真があります。きれいに縫合された縫合痕のみで、血痕等はもちろん見えません。しかし世の中には「手術跡」と聞いただけで堪えられない方もいらっしゃるかと思います。あまりに過敏な方はご注意ください。
【受診】
大きな所(病院)がそうなのか、普通の所がそうなのか、いくら電話で話したとはいえ飼い主の話も聞かずにノブナガ、検査のために奥へ連行される(主治医の所は話を聞いてから検査だし、採血も超音波も目の前でしてくれる。レントゲンは器械の都合で地下に連れていかれる)。
しばし待って、結果は
超音波もやったが、傷の周りの脂肪が炎症を起こしているだけだ。
と言う事だった。
私としては、この硬い腫れものがお腹の中に繋がっていなければ、OKだ。
でもこれって・・・???
先生曰く、
退院時には、腫れはなかった・・・通常、3-4日目(4/27-28頃)に腫れてくることが多い・・・
(そういう意味ではノブナガはちょっとだけ遅い。)
犬も腫れるが、猫は特に腫れやすい・・・つい最近もすごく腫れた子がいた。
抜糸は少し延ばして、5/8にするが、その時の腫れが引いてなかったらステロイドを使う事になる。
いや、それにしてもでかくねぇ?
人間で言うと多分、牛乳の1Lパックの一回り小さいくらいの腫れが腹にあるんだよ、本猫はあまり気にしていないが、気になるでしょう飼い主が!!犬猫で頻度が高いなら、話してくれよ、事前に!!事前の説明でリスクとかは、頻度が低くても重篤な物と軽い症状でも頻度が高いものを話すんじゃあないかなぁ。
まあ、確かに重篤なリスクは話をしてもらったが・・・私が途中で
「構いません、この子このままにしていると死んじゃうから!」
と話を止めたせいかもしれないが。
まあ、とにかく、重篤な病気ではないのである意味、ちょっと酷いただの炎症。
炎症があるうちは活動性が落ちる可能性がある・・・また、傷のつきが悪くなる可能性がある為に抜糸は少し延期
だそうだ。
ちょっと釈然としない気もしたが、なにせ命を助けてもらった病院だし、そういう物と言われればそうなんだろうな・・・と思うなど。
ノブナガの摂食量が少ないのもこれが影響している可能性もあるのかな・・・
と思いつつ、帰宅。
後で検索したら出てきた、こちらのサイトに詳しく書いてあった。
ネコホスピタル
意外と多いと言う事だが、猫本さんのサイトでは話題になった事が無かった気がして、私は知らなかった。なので、他の皆様にも一度見ていただいておいた方がよかろうと思いこの記事を記載した。
さて、腫れの原因はわかった。でも、これから腫れはどうなる?食べられないのはどうなっていくのか?!!
それから1週間は食べられない日が続き、1日だけ中くらいの大きさの毛玉を吐いた後にかりかりを51g食べたが、それ以外は、少ないと11g、大体は30gと少しと言う量・・・普段の量の半分(チュールだけはコンスタントに2-4本舐めていた)!!
5/8は抜糸の日、当日は執刀して下さった主治医の先生は不在だったので、可愛らしい女性の先生が見て下さった。糸は既に数本取れていたので、残っていたのは2針だけ。腫れの事と、ステロイドの事(今日、腫れが引いてなかったら開始予定だった)と食べられない事を説明した。
Dr. 随分腫れちゃいましたね・・・
(いいえ、先生、これでも一回りは小さくなったんですよ!)と言いつつも、経過観察となり、食べられないことに関して薬が出た。
処置室にも行かず、その場で私が抱いたまま、
ここ(診察室)で出来そうね・・・
と仰って、抜糸の運びとなる。
薬の説明が殆どなかったので、何だろうと思い家で調べたら吐き気止めだった。ヒト用の薬だとプリンペランと言うが、これの動物版だった。プリンペラン、聞いたことある・・・ていうか飲んだことあるぞ!風邪の時だった気がする。
(蛇足だが、この可愛らしい女医さんにも「人懐っこいですね」「入院中ずいぶん遊んでもらったんですよ」と仰っていただき、ノブナガ、沢山撫でてもらったようだ)
5/9の写真、少しは腫れが引いたのだがまだまだ腫れている。
写真22. 傷の全体像
写真23. 傷の下の方は3cm位。
写真24. 傷の上の方は1.5cm位腫れてしこりになっている。
・・・そしてまた、マイナートラブルが発生・・・と言うか多分5/8の受診時には発生していたと思われるが・・・
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