猫砂ほこり対策 1 : 集塵ノズル

*同居の工夫:猫と暮らす知恵*
猫砂ほこり取り
【著:花水木様 2007年3月23日】
アッシュが使う猫砂は粒の大きな紙砂。
これまではオシッコで発色するタイプを使ってましたが、やはりオシッコの色がわかったほうがベター。発色しないタイプは安いし♪
ところが安いせいか(10リットルで400円弱)ほこりっぽい。
日に2~3回使うだけで付近の家具や床にうっすらとホコリが。粒が崩れてホコリが出るわけではなく、もともと粒がホコリにまみれているカンジ。
で、やってみましたホコリ取り。
掃除機の吸い込み口に網戸の網を輪ゴムでくくり付け、猫トイレに敷いた紙砂の中に突っ込んでゆっくり掻き回しました。ポイントは網を取り付ける際、房状にすること。ペタッと平らにすると紙砂が貼り付いて、吸い込み口を塞いでしまいます。房状の部分は案外丈夫で、掻き回してる最中にもつぶれることはありませんでした。
効果はテキメン!ホコリがほとんど出なくなりました♪

掃除機の中を見るとメリケン粉みたいなホコリだらけ。う~ん、紙パック式の掃除機じゃ、すぐ目詰まりしちゃうかな?
え?どんな掃除機を使ったか?昭和53年製の紙パック以前の形式の掃除機です。物持ちいいんです。今度はサイクロンでも試してみますね。
ちなみに、三兄弟&福助が好む粒の細かい猫砂では網に猫砂が貼り付いてしまいがちで、ちょっとやりにくかったです。
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猫砂集塵ノズル
【著:花水木様 2007年3月24日】
(前回の工夫を)「金賞もん」とお褒めに預かり、舞い上がった花水木、 仕事もそこそこに100均ショップへ行って材料を買い集めました。
出来上がったのがこれ。
掃除機用猫砂集塵ノズル!
網戸の網でも良いんですけど、日曜ダイカーとしては、も少ししっかりしたものを、ということで作りました。網戸の網では三兄弟&福助が好む粒の細かい猫砂では目が荒すぎ、やたら吸い込み過ぎたこともあります。

先端のメッシュは左側が直径7㎝のステンレスざる、右側は直径6㎝の茶漉し網を利用しました。メッシュの目の差がおわかり頂けると思います。
掃除機ホースへの差し込みは、同じ100均で売っていた「すきまノズル」というのを改造して(切っただけ)、途中をビニールボールを半分にしたもので上記メッシュとつなぎました(ビニールテープでぐるぐる巻き)。
ちょっとカラオケマイク風。
で、早速今朝、目の細かいほうで、三兄弟&福助が使う猫砂でトライ! 結果は写真の通り。3つの猫トイレからこれだけホコリが取れました (使ったのはスティック型サイクロン掃除機)。

この後、スコップで猫砂かき混ぜても、ホコリはほとんどたちませんでしたよん♪
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猫砂ほこり取り(経過報告)
【著:花水木様 2007年6月14日】
猫砂の微粉塵に悩まされ、思いついたのが掃除機用猫砂集塵ノズル。
おかげで、それまで部屋の中が ホコリっぽくなっていた状態から解放されました。もう、ニャンの健康のためにも欠かせなくなりました。
けれど、新たな問題が発生。
掃除機のフィルターをかなりマメに掃除してやらないと、掃除機の寿命が縮まるらしい。
事の起こりは猫砂集塵ノズルを使うようになって しばらく経ったある休日の朝、掃除機(国産のサイクロン)を掛けようとスイッチを入れたところ、排気口からブフォッ!という感じでホコリが噴出しました。ほんの半秒ですが。あらららら?どうしたか?と、見てみると中のフィルター(ただのスポンジ)がホコリまみれ。これはイカンと早速水洗い。半日乾かしてから取り付けてスイッチON!またしてもホコリがブフォッ!
どうやら、フィルターのさらに先に問題がありそう。
で、掃除機分解しちゃいました~。知~らないっと。

内部を見ると、フィルターの先、つまりモーターから排気口までの経路がホコリだらけでした。ありゃりゃ。こりゃだめだわ。
どうやらフィルターの能力の限界を超えて、ホコリがモーターのほうまで行ってしまうようです。
メーカー(S社)のお客様サポートセンターに問い合わせました。
状況を説明し猫砂およびそのホコリを吸わせちゃいけないでしょうか、と、問うと、
「その機種に限らず、一般の家庭用掃除機は砂ぼこりのようなモノを吸う設計にはなっていません。使い続けるとモーターが傷みます」
という答えでした。え~っ!
続けて
「最新型ならばフィルターの性能が良いので、フィルターの掃除をマメに行えば大丈夫かもしれませんが、オススメしません。」
あらま。
ついでに、N社(M?)、T社、D社、H社にも同様の問い合わせをしてみました。
N社とT社は「使用しないで下さい。そういう設計にはなっていません。」
D社は「フィルターの掃除をマメに行えば大丈夫です。」
H社は「業務用掃除機でフィルターをマメに掃除するのならば大丈夫です。」
う~む、家庭用の掃除機でホコリを吸ってはいけないとは知らなんだ。でも使っちゃうもんね、もう欠かせないもんね。

分解した我が家の掃除機は内部を掃除したうえで組み立て直し、元気に動いてます。フィルターの掃除は猫砂集塵ノズルを使うたびに行うようにしました。
やっぱD社?それともH社の業務用?
どうも家庭用の掃除機は排気の綺麗さを競うあまり、フィルターやセンサーが微粉塵を吸うには繊細過ぎるみたいです。
N社(M?)の人が、掃除機が微粉塵を吸い込むとフィルターの汚れセンサーが誤作動するかも、と言ってました。事実、価格.COMでの評価の中に、すぐにゴミ捨て指示のランプが点灯してしまう、という記述がありましたね。つまりは実際の家庭での使用に即していると言えない 機能がついちゃってるのでは。
しっかし、ホコリ吸えないんじゃ~意味ないじゃん、 という感じですニャ。黄砂も吸えニャい。
私は業務用はラフに使って大丈夫だと思います。ただし、家庭用ほど排気がクリーンかどうか。中にはクリーンルーム用のHEPAフィルター装備のものもありましたが、価格が・・・。OA用でトナー吸っても大丈夫ってのもあったのですが、これは一般ゴミがダメだそうで(笑)。
案外、電気掃除機はまだまだ発展途上かも。
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集塵ノズルのさらなる改良
【著:花水木様 2007年7月31日】

集塵ノズルは少し進化しました。
以前はアッシュ用の粒の大きい紙砂には目の粗いノズルを使ってましたが、共通で構わないことがわかり、現在は1種類だけ。写真の通り、メッシュが二重です。私のように手荒く頻繁に使うと、細かいメッシュだけでは変形してしまうので、粗いメッシュで内側から補強しました。
金属のものは小さなロート。金切はさみで加工して、パイプにかぶさるようにしてあります。
組み立てはビニールテープぐるぐる巻き。
すべて100均で手に入る部品です。計400円。 どこかのメーカーさん、製品化して♪
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