キャットタワー風キャットドア

*同居の工夫:猫と暮らす知恵*
キャットタワー風キャットドアを日曜大工
【著:管理人 2014年1月6日】
我が家の玄関横に、4畳の小部屋があります。しばしば「猫保護部屋」として使われています。
保護部屋のドアは、みるからに安そうなドアです。1枚板なんて高級なシロモノではなりません。 薄っぺらいベニヤ板を枠に貼り付けただけ、中は空洞です。明り取りのガラス窓が2つ付いていました。
↓これと同じタイプです。

その安物ドアを、猫保護部屋ドアにふさわしく、DIYしました。
まず、窓のガラスを取り外しました。あいた窓の下に棚板をつける計画ですが、中空な薄ベニヤドアですから、釘が効きません。そこで、まず角材を打ち付け、その角材に棚板を取り付けました。これで、棚板もしっかりと固定できました。

ここは保護部屋ですから、場合によっては、猫たちが出入りできないよう、 閉め切る必要があります。窓に金網(バーベキュー網)を取り付けました。

保護部屋側から見たところ。こちら側の棚板は1段だけです。

もちろん、金網は取り外すことができます。

金網は、ここに乗せています。

金網は、ヒートン(輪になったネジ)に、ナスカンを通して固定しています。ヒートンとナスカンを使ったのは、たまたま、うちにあったから。最初はラッチ(カンヌキみたいな金具)か何かで、もっとカッコよく作る予定でしたが買いに行くのが面倒で、こうなりました(汗)。
↓上の両角と、

↓真ん中あたりに、ヒートンをねじ込み、金網を通して、

↓ヒートンにナスカンを付けます。これで金網は固定されました。(ボケ写真ですみません)

棚板とドア板の間も、隙間なく埋めました。変なところに隙間があると、猫が足を引っかけて負傷する危険がありますからね。

一番高い棚板は小さいけど、奥行があります。

下の棚板の奥行はこのくらい。

2つある窓のうち、高い方の窓には、棚板はつけませんでしたが、角材を重ねましたので、猫のバランス感なら問題なく乗ることができます。

表側(玄関側)の棚受け(L字型の部品)は、見た目重視の木製。

保護部屋側は、木製より安いが頑丈な金属製。(ボケボケ写真ですみません)

で、棚板の位置関係ですが、猫という動物は、少しでも高いところにいる方が強気になれるそうです。なので、うちの猫たち(先住猫たち)が優位にたてるよう、高低差をつけました。

最後に、猫が(デブ猫でも)出入りできる隙間をあけたまま、固定できるよう長いアオリドメを付けて、完成です。

保護部屋から覗いている保護子猫たち。か~わいい~~♪

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注意!
【著:管理人 2014年1月6日】
市販キャットタワーを置くスペースが無くともドア1枚あれば、キャットタワーになる♪早速DIYしよう!
それは良いのですが、ひとつご注意を。猫様の「ドア挟み」です。
棚の位置が高すぎると、ドアの開閉時に猫さんが頭をぶつけたり、首を挟んだりする可能性が出てきます。
棚が端っこによりすぎていると、猫さんがお手手や尻尾を挟む危険性が高まります。
間違っても猫様がドアにはさまれないよう、よく計算して棚を配置し、また、ドアクロ―ザーやドア挟み防止グッズなどをご活用ください。
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