室内ペットスルーのれんデコドア

シャム猫

*同居の工夫:猫と暮らす知恵*

室内ペットスルーのれんデコドア

【著:Tenzing様 2014年1月4日】

以前、ここのドアは上から下まで縦ストライプ状にすりガラスの入ったリビングドアでした。

ここをトイレや水を飲みに行く犬猫たちが頻繁に出入りするため、冷暖房時でもうっすら20cmほどの隙間を開けて、冷やかし程度の断熱材として 長さ180cmほどののれんをドアの外側に掛けていました。

これだとやっぱり冷暖房費用がもったいないと思い、一度、このドアにペットスルードアを付けた場合の見積もりを工務店で依頼したところ、上から下までガラスが入っているのでくり抜けない、ペットドアを作りたいならドアごと交換してね!室内ドアって安くても大体1枚3~4万円からするよ♪ と言われ断念しておりました。

猫のために自作 DIY

しかし去年の晩秋、一気に寒くなったので隙間を開けておくことに耐えられなくなり、いつものガラス屋さんを呼び出し。ガラス屋さんなのにすみませんねぇと言うと、もうすでにご本人にも何屋さんかわからなくなってきたから大丈夫なのだそうです。何が大丈夫なのかはよくわかりませんが、リクエスト通り作ってくれるというのでお願いしました。

リクエスト1・パネルのない大型ペットもOKののれんドア!

2013年からは中型犬チナもパーティに加わりましたので、縦40cm×横30cmほどの穴(ペットくぐーる大サイズを参照)を、新たに購入した室内ドアの下部に開けてもらうことにしました。

また力のない老犬フラウもいたり、超怖がり猫のCocotもいるのでアクリルパネルドアは入れないで、30cm用のツッパリ棒(なければ普通のツッパリ棒を金属用ノコギリで30cm以下に切り落とし後でキャップをはめる)にタオルで作ったのれんを吊るしています。

こののれんまで異食のTittoが食べるようなら、冷暖房効率は落ちてものれん撤去してただの通り穴とするしかないのですが、今のところ興味を示しませんのでのれんドアのまま保たれています。

猫のために自作 DIY

リクエスト2・ガラスに剥がれないデコレーションを!

ただのガラスだと味気ないし、後から貼るとまたTitto王子が剥がして食べるかもしれないし、市販のガラス・壁紙用デコシールはすぐ剥がれるそうなので、

  1. 窓枠にはめる前のガラス板に猫シールを貼る
  2. それらが剥がれないように市販の猫シールの上からガラス端っこギリギリまで市販のガラス飛散防止透明フィルムを貼る
  3. 全部貼ったら窓枠へ

という方法でデコりました。もちろんデコったのはガラス屋さんです。

これだと端っこから剥がれてきにくいのでTitto王子も手出しできないでしょう。

そんな創意工夫の末、出来あがったリビングのドアがこちら!

少し力を入れて閉めるとガラスが割れそうで怖いため、ガラス面の強度アップに格子状の木枠をはめ込んでガラスを補強したかったのですが、そうするとかなり金額もアップするので断念…。

しかし、このドアを作るまでリビングにある暖房器具はすべて壊れているのだと思っていたのですが、このドアにして閉めているだけで顔が火照ってくるほどよく暖房が効くことが判明。逆に言うと犬猫の通れる程度の隙間でも、開けっぱなしにしておくことでかなりダダ漏れだったってことですね。

そんなわけで2014年の正月は久々にポカポカとよく暖房の効く暖かい部屋で過ごすことができ、満足しています。見た目も可愛らしいので、次に窓ガラス入れ替え作業があるときは、またデコってもらおうと目論んでいます。

注意事項

壁紙用のデコシールをガラスに使うと・・・

裏から見たら白くなりますのでご注意ください。それで、急遽のれんを付けて白い側の上半分を目隠し。白くてもカワイイ猫のシルエットはそのまま出しています。

猫のために自作 DIY

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