ファイネスト
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商品仕様
製造販売者:ニットク株式会社ファンシーペットケア事業部
コード:4571201920177
原材料::木粉・糊(独:レッテンマイヤー者)
容量・サイズ : 5リットル
原産国:(原産国表示というものは未記載、ただし「ドイツからやってきた」等の表記あり)
トイレに流せるか :流せます(下の「固まり具合」の項も参照)
土に戻るか: :戻ります
可燃ゴミ/不燃ゴミ :燃えるゴミOK
重量 :
軽い=女性が3袋を同時に持ち上げて家中移動できる(外装含む総重量 約2.33kg)
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商品説明(パッケージ記載内容の一部抜粋)
ドイツからやってきた、木のネコ砂
Finest ファイネスト
しっかり消臭
・小さく固まる
・トイレに流せる
・燃えるゴミに出せる
・土に戻せる
木製 天然素材のみ使用
2010ドイツ品質テストにて Excellent評価
たっぷり使える5ℓ
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《裏面》
ドイツからやってきた、木のネコ砂
特徴1 小さく固まる
オシッコを素早く吸収し、小さく固まるので経済的です。
特徴2 流せる
オシッコで固まった部分は水中で簡単に崩壊しますので、水洗トイレに流すことができます。
特徴3 燃やせる
木粉が主原料ですので、燃えるゴミとして処理ができます。
特徴4 土にもどせる
天然素材のみでつくられておりますので、使用後は土にもどせます。
お知らせ:主原料に天然素材を使用しておりますので、製品の色・形状・香に多少の差異が生じることがありますが、品質には問題ありません。
安全にお使いいただくために必ずお読みください。
(後略)
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実際に使ってみました
砂の色や砂粒の大きさ
おがくずのような、細かい木屑じの砂です。
形は不規則で、色は「木材」の色。
一緒に写っているのは十円玉です。
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水で固まり具合を実験
30ccの水をかけたら、こんな固まりになりました。
一緒に写っているのは十円玉です。
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水を掛けたら、ふわっと膨らんでかたまりました。
濡れたところが盛り上がっているのがわかりますでしょうか?
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「トイレに流せる」タイプの砂に限り、さらに、30mlの水をかけてできた猫砂塊を4リットルの水に入れてみます。
水槽に、ぽっとん。
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かきまぜます。
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多くは沈みましたが、一部は浮き上がりました。
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上から見ると浮いているのがよくわかります。
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底のほうからすくってみました。
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ほぼ崩れてやわらかくなっているのですが、水に浸った時間がみじかいせいか、中にちょっと固体っぽい粒が見えます。いちどにあまりたくさん流さないほうが良さそうですね?
※トイレの流水量は、大で平均13リットルだそうですが、節水型トイレの最少は、水没テストを始めた2010年9月時点で4.8リットルだったため、砂テストも4.5リットルでおこないました。その後、節水型トイレ最少は3.8~4.8リットルと進化(2012年3月現在)、それに伴い、砂テストも4リットルに減らしました。
トイレットペーパーを4リットルの水にいれた実験もしていますので、比較してみてください。
固まり具合の:実際に使った感想
最初はきれいに固まります。やわらかい固まり方です。鉱物系の砂のように、かちかちな固まり方ではありません。
使っているうちに、空中の水分を吸収したか、固まり方が弱くなりました。最後のほうはひとつにまとまりにくくなりました。
尿の量や回数がわかりやすいか
最初はよくわかります。ひとつにかたまりますので、その大きさと数で。
しかし、使っているうちに、固まり方が弱くなり、尿量はまだしも、分裂した固まりが1回なのか2回分なのか、わかりにくくなります。
砂自体のにおい
針葉樹系の木のかおり。
脱臭力
良いと思います。
尿臭はぜんぜんしません。
糞臭は、埋めてくれればにおってきません。
ホコリ
多少でますが、ベントナイト砂のような粉塵ではありません。
乱暴に扱わないかぎり、気にならない程度と思われます。
飛び散り
飛び散ります。
軽いから飛び出しやすいし、肉球にもつきます。
ホウキとチリトリだけでなく、掃除機も必要でしょう。
猫足のもぐり具合
すこし潜りますが、ざらざらな木粒ですから摩擦力も大きいようで、ズブズブ潜るということはありません。
尿の色(血尿)がわかりやすいか
赤い絵の具を水で薄めて、スポイトで砂に垂らしてみました。
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↑濃い赤水。わかります。
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↑薄い赤水。ほんのりピンク色がついている程度の薄い水です。
ちょっとわかりません。
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↑1=水、2=薄い赤水、3=濃い赤水。
1と2の区別はつけづらいですね。
猫砂のpH度
猫砂水溶液を作り、pHメーターで測ります。
5.01、弱酸性でした。
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- 酸性=pH < 3.0
- 弱酸性=3.0 ≦ pH < 6.0
- 中性=6.0 ≦ pH ≦ 8.0
- 弱アルカリ性=8.0 < pH ≦ 11.0
- アルカリ性=11.0 < pH
猫たちの評判
使っていました。
でも、めちゃくちゃ気に入ったニャ~ってほどではないようで。
この砂があれば使うけど、もっと慣れた砂や猫好みの砂があれば、そちらを使ってしまうようです。
その他
似た砂で、「キャッツエコ」というのがあります。
メーカーも同じ。
同じ商品の、名前が違うだけでは?と、思ったので、続けてテストしてみたのですが、
多分、同じ製品?
違いは商品名と袋のデザイン、および、内容量表記が、このファイネストは容積表示(5ℓ)なのに対し、キャッツエコは重量表示(2.25kg)なこと、等。
でも、砂そのものの違いは、少なくとも私には、さっぱり区別がつきませんでした。
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実験期間、日数、価格など
テスト期間
2019/8/6朝~2019/8/20夕(14.5日間)
※猫数=5、トイレの総数=3(テストトイレ=2、非テスト=1)
トイレ掃除回数=汚れに気づくたびに(1日3~6回)
全部のトイレにテスト砂を使わない理由は、もし猫がテスト砂を気に入らなかった場合、トイレができない猫やトイレ以外でしてしまう猫がでてくるかもしれないと危惧してのことです。
1袋当たり
1ニャン1袋当たり=24日
※ニャンの数÷総トイレ数=1ニャンあたりのトイレ数
1ニャンあたりのトイレ数xテスト日数=1袋あたりの使用日数
1リットル(1kg)あたり
1ニャン1リットル当たり=4.8日
※1袋あたりの使用日数÷内容量リットル(またはkg)=1リットル(または1kg)あたりの使用日数
全取り換えのタイミング
砂が少なくなってトイレ底全体をおおえなくなった。
価格帯
楽天市場、Amazon.co.jp、Yahoo!ショッピングで調べています。この3つのサイトで見つからない場合は、購入したときの実価格を表示します。
テスト時の価格帯:
税込 864円~972円(調査日:2019/8/28)
1リットル(1kg)当たりの価格帯:
1リットルにつき 税込 172.8円~194.4円(調査日:2019/8/28)
※テスト時の価格帯÷内容量リットル(kg)=1リットル(kg)につき何円