お茶とおからの猫砂
商品仕様
製造元:常陸化工株式会社
コード:4952667164471
主成分:おから
その他の成分:炭酸カルシウム・木粉・糊剤・抗菌材・緑茶抽出物・着色料・香料
容量・サイズ :6リットル
原産国:日本製
トイレに流せるか :流せます(下の「固まり具合」の項も参照)
土に戻るか: :戻ります
可燃ゴミ/不燃ゴミ :燃えるゴミOK
重量 :
普通=女性が2袋を同時に持ち上げて家中移動できる(約4.0kg)
商品説明(パッケージ記載内容の一部抜粋)
国産・天然原料使用
お茶とおからの猫砂
さわやかなお茶の香りの緑色ペレット6ℓ
国産天然原料使用 お茶とおからの猫砂の特徴
緑茶成分で優れた消臭効果
おからから作られた天然素材の猫砂
トイレに流せる
燃えるゴミ処理やコンポストにも出来る
ペレット状で散らかりにくい
《裏面》
国産天然原料使用 お茶とおからの猫砂の特徴
(1)猫ちゃんにも環境にも安心。
主原料のおからは、『食品として使用されている』高純度のおからを使用しています。きれい好きの猫ちゃんは、自分の体や足の裏を舐めますので、可能な限り天然の原料にこだわり、処理後の環境への影響を配慮しました。
(2)水に溶けやすく、水洗トイレ処理に安心!
固まった部分を見ずに入れると素早く溶けるので、安心して水洗トイレに流せます。(注:浄化槽を設置のトイレには流さないでください。)
(3)燃えるゴミとしての処理や、コンポスト化も可能です。
おからや天然素材が原料だから、燃えるゴミとしての処理ができます。また、ご家庭用の生ゴミ処理機でコンポスト(堆肥)化による再利用も可能ですので、ゴミを増やさず環境にやさしい商品です。
(4)ちらかりにくい形状でお掃除簡単。
ペレット状に成形してあるので、猫ちゃんの足につきにくくなっています。また粒自体も重過ぎず、軽過ぎず適度な重さを持っているので散らかりや飛び散りが少なくお掃除もとても簡単です。
(5)緑茶成分配合 優れた消臭力で悪臭をとる。
固めて臭いを閉じ込め、天然の脱臭成分と緑茶成分が、猫ちゃんのトイレ後のいやなニオイを強力に消臭します。
(6)緑茶成分配合 おからのニオイを抑えたライトグリーンのブツ。
お茶の香りと直茶成分が、おから自体のニオイを抑えて、より使いやすくしました。
(7)安全な製品だから使って安心!
天然素材を主原料とし、高温殺菌加工をしているので飼い主にも猫ちゃんにも安心してお使いいただけます。
【使用方法】
(中略)
【!注意】
(省略)
【トイレに流すときの注意】
(中略)
【ご使用上の注意】
(中略)
実際に使ってみました
砂の色や砂粒の大きさ
緑色の中サイズのペレットです。
一緒に写っているのは十円玉です。
水で固まり具合を実験
30ccの水をかけみました。
が、・・・
固まらない・・・?
ひとつのカタマリで持ち上げることができず、崩れてしまいました。
水をかけてすぐでは固まらないのかと、もう一度水をかけて、少しまってみましたが、やはり、きれいにひとつにはまとまりませんでした。
30ccでは少なすぎるのでしょうか。
「トイレに流せる」タイプの砂に限り、さらに、30mlの水をかけてできた猫砂塊を4リットルの水に入れてみます。
いれたとたんに、バラバラに崩れながら、沈んでいきました。一瞬にしてかなりの量の水を吸水しちゃうタイプの砂のようです。
かき混ぜます。
粉々のぬるぬるです。これなら詰まる心配は少なそう?
※トイレの流水量は、大で平均13リットルだそうですが、節水型トイレの最少は、水没テストを始めた2010年9月時点で4.8リットルだったため、砂テストも4.5リットルでおこないました。その後、節水型トイレ最少は3.8~4.8リットルと進化(2012年3月現在)、それに伴い、砂テストも4リットルに減らしました。
トイレットペーパーを4リットルの水にいれた実験もしていますので、比較してみてください。
固まり具合の:実際に使った感想
固まる力は弱いようです。かたまりでとれることもありますが、崩れちゃっている場合の方が多い印象でした。
尿の量や回数がわかりやすいか
かたまりが崩れていることが多く、量や回数もわかりにくかったです。
砂自体のにおい
開封直後は、かなりニオいます。「爽やかなお茶の香り」と書いてありますが、爽やかかどうかは・・・(汗)
この商品に限らず、「お茶の香り」の猫砂ってどれも、その香りが強すぎて、部屋中ににおいが漂ってしまうコトが多く(汗)
(本物の)お茶を急須にいれたときは、あんなに良い香りがたつのに、猫砂であの香りを再現させるのは、かなり難しい印象です。
脱臭力
最初は、砂自体のにおいが強く尿臭はまったくしません。
糞臭は、しっかり埋めてあれば大丈夫ですが、砂の上に露出した部分があれば、かなり漂ってきます。
使っているうちに、猫砂のお茶の臭いは弱まり、やがてほとんどしなくなりますが、そうなっても尿臭もしません。脱臭力はつよいようです。
ホコリ
多少は出ます、とくに開封直後。けれども乱暴に扱わない限り、気になるレベルではないと思います。
使っているうちに全然でなくなりました。
飛び散り
少し飛び散ります。粒のままであればホウキとチリトリで掃除できますが、踏みつぶしてしまった場合は(人間の体重がかかればつぶれます)、掃除機が必要となるでしょう。
猫足のもぐり具合
すこし潜ります。
尿の色(血尿)がわかりやすいか
赤い絵の具を水で薄めて、スポイトで砂に垂らしてみました。
↑濃い赤水。わかります。
↑薄い赤水。ほんのりピンク色がついている程度の薄い水です。ちょっとわかりにくい。
↑1=水、2=薄い赤水、3=濃い赤水。
よくみれば、肉眼であれば1と2の違いはなんとなくわかりますが、観察眼が必要です。
猫砂のpH度
猫砂水溶液を作り、pHメーターで測ります。
6.73、中性でした。
- 酸性=pH < 3.0
- 弱酸性=3.0 ≦ pH < 6.0
- 中性=6.0 ≦ pH ≦ 8.0
- 弱アルカリ性=8.0 < pH ≦ 11.0
- アルカリ性=11.0 < pH
猫たちの評判
正直、いまいち・・・
開封直後の「お茶の香り」が、猫にはきついのでしょうか。
使わないというわけではありませんが、近くに他の砂のトイレがあれば、そちらに移行してしまいます。
気にしないでふつうに使っていた子もいましたので、個体差があるかと思います。
その他
この砂のトイレがひとつなら良いのですが、多頭飼いでトイレもいくつもある場合は、においが気になってしまいます。
実験期間、日数、価格など
テスト期間
2019/8/30夕方~2019/9/20朝(21.5日間)
※猫数=5、トイレの総数=3(テストトイレ=2、非テスト=1)
トイレ掃除回数=汚れに気づくたびに(1日3~6回)
全部のトイレにテスト砂を使わない理由は、もし猫がテスト砂を気に入らなかった場合、トイレができない猫やトイレ以外でしてしまう猫がでてくるかもしれないと危惧してのことです。
1袋当たり
1ニャン1袋当たり=35.8日
※ニャンの数÷総トイレ数=1ニャンあたりのトイレ数
1ニャンあたりのトイレ数xテスト日数=1袋あたりの使用日数
1リットル(1kg)あたり
1ニャン1リットル当たり=6日
※1袋あたりの使用日数÷内容量リットル(またはkg)=1リットル(または1kg)あたりの使用日数
全取り換えのタイミング
・砂が少なくなってトイレ底全体をおおえなくなった。
・砂全体がなんとなく湿気てまったく固まらなくなった。
価格帯
楽天市場、Amazon.co.jp、Yahoo!ショッピングで調べています。この3つのサイトで見つからない場合は、購入したときの実価格を表示します。
テスト時の価格帯:
税込 516円~826円(調査日:2019/9/21)
1リットル(1kg)当たりの価格帯:
1リットルにつき 税込 86円~137円(調査日:2019/9/21)
※テスト時の価格帯÷内容量リットル(kg)=1リットル(kg)につき何円