紙・パルプ製の猫砂

2021年5月24日 / 最終更新日時 : 2023年12月10日 nekohon 紙・パルプ製の猫砂

ファインブルー

商品仕様

メーカー/販売元：常陸化工株式会社
コード：4952667185988
主成分：：再生パルプ（紙製品のリサイクル材）・高吸収性ポリマー・のり・染料
容量・サイズ ：　12ットル
原産国：日本製

トイレに流せるか ：流せます（下の「固まり具合」の項も参照）
土に戻るか： ：戻りません
可燃ゴミ／不燃ゴミ ：燃えるゴミＯＫ　

重量：普通＝女性が２袋を同時に持ち上げて家中移動できる（約3.66ｋｇ）
これは１２ℓ袋で大きいなので、３袋重ねたら持ちにくいです。紙砂ですから砂粒は軽いんですけれど。

商品説明（パッケージ記載内容の一部抜粋）

固まる紙製猫砂　FINE　BLUE
ファインブルー

おしっこに濡れたところが色がブルーに変わります。

パラスル消臭
優れた脱臭力
トイレに流せる
しっかり固まる
燃えるゴミにだせる

パワフル消臭　固まる紙製猫砂　ファインブルー

《　裏面　》

固まる紙製猫砂　FINE　BLUE
ファインブルーの特長

おしっこがかかると色がブルーにかわる。
おしっこがかかると猫砂の色がブルーに変わるの、汚れた所がしっかり判って衛生的です。

固めてしっかりニオイをとる。
固めてニオイを閉じ込め、さらに、優れた吸収力と脱臭力により猫ちゃんのウンチやオシッコのいやなニオイを取り除きます。

水洗トイレに流せる！
水に入れると砂の粒一つ一つが溶けるので、水洗トイレに流すことができます。「トイレに流す時の注意」を必ずお読みください。

使用後は燃えるゴミとしても処理できる。
主成分が紙製品のリサイクル材料だから、燃えるゴミとしての処理もできます。

ちらかりにくい形状でお掃除簡単。
大粒のペレット状に成形してあるので、猫ちゃんの足につきにくく、散らかりや飛び散りが少なくお掃除が簡単です。

リサイクル材料を使用した環境のやさしい商品。
ほとんどの材料に再生パルプなどの紙製品のリサイクル材料を使用した環境にやさしい商品です。

安全な製品だから使って安心。
安全な再生品および精製品を主原料とし、高温殺菌加工をしているので、飼い主にも猫ちゃんにも安心してお使いいただけます。

【使用方法】
（中略）

【トイレに流す時の注意】
●節水型トイレや浄化槽を設置のトイレいは、この猫砂を流さないで下さい。配管の詰まりや節水型トイレ、浄化槽の故障の原因となりかねません。だたし、うんちに付着した少量のこの猫砂を流しても問題はありません。
●「ファインブルー」の使用後、固まりをトイレに流す時は、必ず固まりをくずしてから流して下さい。トイレットペーパーとは一緒に流さないでください。
●いくつかの固まりを流す時は、必ず一回置きに水だけを流して下さい。また、タンクの水が満タンになってから流して下さい。
（以下略）

【ご使用上の注意】
（中略）

【！注意】
（以下略）

実際に使ってみました

砂の色や砂粒の大きさ

一緒に写っているのは十円玉です。粒の表面はつるつるではなく、よくみると、綿毛みたいに毛羽立っています。

粒を割ると、少し青いものが見えます。

水で固まり具合を実験

30ccの水をかけます。

濡れたところはやや膨らんで、色がブルーにかわります。

こんな固まりになりました。
一緒に写っているのは十円玉です。

「トイレに流せる」タイプの砂に限り、さらに、30mlの水をかけてできた猫砂塊を４リットルの水に入れてみます。

ポトンと落としたら、かたまりのまま浮かんでしまいました。

数分後、周囲にゼリーみたいなブヨブヨしたものが見られますが、かたまりで浮いたままです。

木スプーンでグルグルかき混ぜてみても、なかなかくずれません。

水槽の壁におしつけて、かたまりを崩します。

やっとバラバラに。

すくいあげると、全体的にヌルヌルしたゼリー状のもので覆われています。なんかこれをトイレに流すのは不安があるなあ（汗）

ということで、よほどの緊急時でないかぎり、私ならこの砂をトイレに流しません。

※トイレの流水量は、大で平均１３リットルだそうですが、節水型トイレの最少は、水没テストを始めた2010年9月時点で4.8リットルだったため、砂テストも4.5リットルでおこないました。その後、節水型トイレ最少は3.8～4.8リットルと進化（２０１２年３月現在）、それに伴い、砂テストも４リットルに減らしました。
トイレットペーパーを４リットルの水にいれた実験もしていますので、比較してみてください。

固まり具合の：実際に使った感想

よく固まります。上の水での実験時よりしっかりと固まりました。

とくに砂がまだ新しい時はとてよく固まって、お手玉できそうなくらいでした。

紙砂の特徴として、ぬれるとヌルリとしたものが出る場合があります。砂が少なすぎて固まりが底や壁に付くと、ベチャってかんじになることもあります。使用後の全取り替えでトイレ容器を丸洗いしたときも、ヌルヌルをスッカリ落とすためにブラシ（タワシ）を使いました。ベントナイト砂のへばりつきと違って、水をかけながらこすればヌルヌルは簡単に流れて落ちます。