トイレに流せる木製猫砂

トイレに流せる木製猫砂
トイレに流せる木製猫砂
トイレに流せる木製猫砂
トイレに流せる木製猫砂

材質:木系
メーカー/販売元:常陸化工株式会社

原材料 : 主な原料:木のオガクズ、糊剤・香料
容量・サイズ : 7リットル
可燃ゴミ/不燃ゴミ : 燃えるゴミOK
トイレに流せるか :流せます(下の「固まり具合」の項も参照)
土に戻るか : 戻ります
重量 : 軽い=女性が3袋を同時に持ち上げて家中移動できる (約2.8kg)

商品説明(パッケージ記載内容)

MOKUSEI NEKOSUNA ひのき入
トイレに流せる木製猫砂

(1)しっかり固まる
当社独自の特殊製法により、しっかり固めてくずれないから、お掃除が簡単で衛生的に処理できます。

(2)優れた消臭力とひのきの香り
木の消臭作用と、固まり効果で臭いをとじこめ、ひのきの香りがお部屋をさわやかにします。

(3)大粒ペレットでちらかりが少ない
大粒のペレット状に成形してあるので、ネコちゃんの足に付きにくく、従来品に比べて格段にちらかりとホコリが少なくなります。

(4)使用後は燃えるゴミとして処理できる
主成分が木のオガクズだから、ご使用後は燃えるゴミとして処理できます。また、家庭用の生ミ処理機でコンポスト(堆肥)化して再利用もできます。

(5)使用後トイレに流せる
水にいれるとすばやく分解するので、固まった部分をトイレに流して処理できます。

(6)森林資源のリサイクルで環境にやさしい
森林資源で利用度が少ないオガクズが主原料だから、原料とゴミ処理の両面で環境にやさしい商品です。

(7)安全な製品だから使って安心
原料が天然素材と無害な精製品で高温殺菌加工してあり、安全な製品だから、人にもネコちゃんにも安心してお使いいただけます。

実際に使ってみました

砂の色や砂粒の大きさ

茶色い粒です。少し大きめなペレット。
表面はザラザラ多孔質です。

トイレに流せる木製猫砂
トイレに流せる木製猫砂

↑一緒に写っているのは十円玉です。

固まり具合

30ccの水をかけたら、こんな固まりになりました。
一緒に写っているのは十円玉です。

トイレに流せる木製猫砂
トイレに流せる木製猫砂

固まってはいますが、カッチリではありませんでした。
丁寧に取り出さないと崩れてしまいます。

実際に使った感想。

まあ固まりますが、固まる力は強いとはいえません。
掃除するときは、中心的カタマリのまわりに、濡れて色は変わっているけど固まってはいない(くっついてはいない)粒がこぼれ落ちたりしています。
砂が古くなって湿気てくると、ほぼ固まらなくなりました。
木系砂にはこういうタイプはよくあるので、「これも木砂」としか思いませんでしたが。

「トイレに流せる」タイプの砂に限り、さらに、30mlの水をかけてできた猫砂塊を4リットルの水に入れてみます。
投入直後は、浮いているのと、沈んでいるのと、半々。

トイレに流せる木製猫砂
トイレに流せる木製猫砂

トイレの水を流す代わりに、しゃもじでグルグル。
たちまち崩れてきます。

トイレに流せる木製猫砂
トイレに流せる木製猫砂

全部粉になって沈みました。

トイレに流せる木製猫砂
トイレに流せる木製猫砂

※トイレの流水量は、大で平均13リットルだそうですが、節水型トイレの最少は、水没テストを始めた2010年9月時点で4.8リットルだったため、砂テストも4.5リットルでおこないました。その後、節水型トイレ最少は3.8~4.8リットルと進化(2012年3月現在)、それに伴い、砂テストも4リットルに減らしました。

尿の量や回数がわかりやすいか

新しいときは、まあわかります。
けれども、砂が古くなってくると、ばらけてしまって回数とかわかりにくくなります。
最後の方は全然わからなくなりました。

砂のにおいや脱臭力

◇ 砂自体のにおい

木砂お決まりのひのき臭。
弱いです。部屋に置いても邪魔にならない臭わなさ。
(いくら爽やかヒノキだって、強すぎるのは困りますよね。)
また尿を吸って古くなっても、変な臭いは移らず、ずっと弱いヒノキ臭のままなのは、とても良いと思いました。

◇ 脱臭力

小に関しては、尿臭はほぼせず、ほとんどいう事なしです。とても良いと思います。
大に関しては、あまり埋めてくれなかったといいますか、きっちり埋めてくれる子もいたんですが、どちらかといえば露出度が高めで、出ていれば当然臭います。
一般論ですが、粒が大き目な木砂・紙砂は、あまり埋めてくれないことが多いですね。仕方ない。

ホコリ・飛び散り・猫足のもぐりぐあい

◇ ホコリ

ほとんど出ません。
粉塵としてもうもうと立ち込めるホコリ、という意味では、まったく出ません。
こすれたりで崩れ落ちた粉はあります。袋をひっくり返してドッサーッと投入すれば、その粉が少し飛び散るかもしれません。
しかし普通のトイレ掃除では出ません。

◇ 飛び散り

飛び散ります。
軽いし、あしのうらにも、すこしつくのでしょうか、周辺に何粒か落ちている、という感じです。

◇ 猫足のもぐり具合

もぐりそうでいて、ただ乗っただけではあまり潜らない、が、動くと潜っていきます。
ザックザックと熱心に掘る子の場合は、ひじまでもぐっちゃいました。

尿の色(血尿)がわかりやすいか

赤い絵の具を水で薄めて、スポイトで砂に垂らしてみました。

トイレに流せる木製猫砂
トイレに流せる木製猫砂

↑濃い赤水。
よくわかります。

トイレに流せる木製猫砂
トイレに流せる木製猫砂

↑薄い赤水。ほんのりピンク色がついている程度の薄い水です。
良く見ればわかりますが、気づきにくい程度の着色です。

トイレに流せる木製猫砂
トイレに流せる木製猫砂

↑1=水、2=薄い赤水、3=濃い赤水。
明るい所で肉眼で見れば、1と2の区別はなんとかつきます。
が、それはわかってみているからだけかもしれません。
急いでいる時、薄暗いとき、量が少ないときなどは、まずわからないでしょう。
3ははっきり赤いとわかりますけれど。

猫砂のpH度

猫砂がヒタヒタに浸かるくらいに水を入れて猫砂水溶液を作り、pH試験紙を浸してみました。
真ん中部分の矢印のところが、検査のための変色域です。
上下の色見本と見比べて、pH度を調べるようになっています。
酸性なら黄色っぽく、アルカリ性なら青紫に変色します。

トイレに流せる木製猫砂
トイレに流せる木製猫砂

弱酸性でした。

猫たちの評判

まあまあ使っていました。新しいときの方が評判は良いようです。
古くなってくると、見た目とくに湿気ているとかでなくとも、少し人気が落ちます。

その他

袋の上のところに
「切り口 ここから手で切れます」
と表記があり、袋に切り込みがあります。

トイレに流せる木製猫砂
トイレに流せる木製猫砂

手で切ってみました。
美しい切り口、とはいきませんでしたが、楽に切ることが出来ました。

トイレに流せる木製猫砂
トイレに流せる木製猫砂

実験期間、価格など

テスト期間:

2013年6月17日夕方~7月1日夕方(14日間)  

1ニャン1リットルあたり/日:

3.5日(1ニャン1袋当たり 24.5日)  

全取り換えのタイミング:

・砂が少なくなってトイレ底全体をおおえなくなった。
・砂が湿気て固まらなくなった。    

テスト時のネット価格帯:

税込 398円~1110円(調査日:2013年8月10日)  

1リットル当たりの価格帯:

税込 58.5円~158.6円(調査日:2013年8月10日)

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他の人はどう評価?

三才ムック『にゃんこのためにどれを買う?』

三才ムック『にゃんこのためにどれを買う?』

三才ムック『にゃんこのためにどれを買う?』 (株式会社三才ブックス 2015年3月1日発行 ISBN:9784861997617)における、この銘柄の評価は【×=吸水力はあるが固まりにくい】でした。

指摘されていたことを要約すると、以下のようになります。

  • 尿を吸いつつ膨らむので吸水力は優れているが粒が大きいために固まる能力は低め。
  • 交換をさぼると底でベチャベチャになって貼りつく。
  • のりが配合されちえるのでトイレに流すときは少量を崩しつつ流さないと詰まるおそれ。
  • 軽くて持ち運びが便利。環境には優しく、トイレに流せたり燃えるゴミとして処理できる。
  • 飛散するのが欠点。

【雑誌記事内容はこんなものでした】

評価は4段階。取り上げられている多数の商品のうち、猫砂は全部で4銘柄のみ、評価は【△】が3銘柄【×】が1銘柄となっている。
【×】●安全性の疑われる添加物や物質が使われている/●具体的に何がふくまれているのかわからない原材料がある/●誤食など、猫にとって危険性が高い
【△】●安全性の疑われる添加物や物質が使われている/●栄養面での悪栄養を及ぼす可能性がある/●猫にとってのメリットと危険性を比較して、危険性のほうが高い
【〇】●安全性の疑われる添加物や物質が少ないか、使われていない/●栄養面での悪影響の可能性が低い/●猫にとってのメリットと危険性を比較して、メリットのほうが多い
【◎】●【〇】に相当するもので、さらに獣医師から見ても問題が少ない

※上記は抜粋です。全文をお読みになりたい方は雑誌を入手ください。為になることが多く書いてあります。

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他の人はどう評価?

晋遊舎ムック『ネコLD』

ムック本『ネコLD』2020年5月

晋遊舎ムック『ネコLD』(株式会社晋遊舎 2020年5月1日発行 ISBN:9784801813496)におけるこの銘柄の評価は、以下の通りでした。

  • ネコからの人気:C
  • 消臭力:B
  • 吸収力:C
  • 掃除のしやすさ:D
  • コスパ:C
  • 総合評価:D+

指摘されていたことを要約すると、以下のようになります。

  • オカラと木が原料なので環境にやさしく、燃えるゴミとして処理できる。トイレにも流せる。
  • しっかり固まらないので、何度もスコップを使う必要がある。
  • 固くてデコボコの粒は足にふれると痛いかも。
  • 粒が大きい為飛び散りにくい。
  • ヒノキの香りがオシッコやウンチの臭いを抑える。

【雑誌記事内容はこんなものでした】
『ネコ砂辛口採点簿』
26匹のネコでネコ砂の性能を徹底Check!
全16銘柄、総合評価はA=5銘柄、B=4銘柄、C=5銘柄、D=2銘柄。

  • Check 01 ネコからの人気:一度に4種類のネコ砂を置き、3日間でどれだけ使用されたのかチェック。使用回数が多いネコ砂ほど高評価。
  • Check 02 消臭力:オシッコやウンチのニオイをどれだけ消臭できているのか評価。臭わないネコ砂ほど高評価になります。
  • Check 03 掃除のしやすさ:オシッコのかかった部分ががっちり固まって取り除きやすいか、砂がトイレの外に飛び散らないか評価。
  • Check 04 吸収力:吸収力が高いネコ砂ほど使用量が少なく済んで経済的。そこで20ccの水をかけて吸収力を評価しました。
  • Check 05 コスパ:ネコからの似んj気、吸水力、掃除のしやすさなどと価格のバランスがとれているか評価しました。

※上記は抜粋です。全文をお読みになりたい方は雑誌を入手ください。

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