えんどう豆の猫砂

えんどう豆の猫砂

商品仕様

メーカー/販売元:アース・ペット株式会社
コード:4994527898607
原材料:えんどう豆ファイバー、コーンスターチ、竹ファイバー、重曹、抗菌剤、香料
容量・サイズ :6リットル
原産国:中国

トイレに流せるか :流せます(下の「固まり具合」の項も参照)
土に戻るか: :戻りません
可燃ゴミ/不燃ゴミ :燃えるゴミOK

重量

軽い=女性が3袋を同時に持ち上げて家中移動できる(約3.03kg)

商品説明(パッケージ記載内容の一部抜粋)

しっかり固まる・燃やせる
植物だから安心
クリーンケア
えんどう豆の猫砂
豆のチカラで
オシッコとニオイを強力吸収・消臭
緑茶の香り

えんどう豆の猫砂

***裏面***

クリーンケア
えんどう豆の猫砂
緑茶の香り

  1. えんどう豆のチカラでオシッコを強力吸収
    野生の中でもえんどう豆には植物繊維(ファイバー)が豊富に含まれています。食物繊維は立体的な構造を持ち、その隙間に水分をパワフルに吸収します。そのえんどう豆のファイバーをペレット状に固めているので、オシッコを強力に吸収します。
  2. 豆と竹・重曹のチカラが、強力消臭をサポート
    3つの素材で、オシッコやウンチのイヤなニオイをパワフル消臭します。
  3. えんどう豆だから、安心
    天然の植物素材だから、安心して使えます。
    ※天然素材のため、外観が異なる場合がありますが品質に問題ありません。
  4. 固まりが小さく、経済的
    吸収力が高いから、オシッコの固まりがコンパクトです。さらにトイレに流しても処理できるので、おそうじラクラク。
  5. さわやかな香りとグリーンの砂の色
    緑茶のさわやかな香りとグリーンの色を楽しめます。オシッコの色や量の変化がわかりやすいので、健康チェックをしてあげやすいです。

<ご使用前に必ずお読みください>

【使用方法】
(中略)

【上手な切り替え方】
(中略)

【全交換の目安】
トイレ環境を清潔に保つために、月に1~2回、トイレ容器内の猫砂を全量お取替えすることをお勧めします。また、汚れやニオイが気になったり、固まりにくくなったりする場合にも、全量お取替えをお勧めします。

【保管方法】
(中略)

【廃棄方法】

  • 燃えるゴミとして処理できます。
    *但し、地方公共団体により廃棄物の分類が異なる場合がありますので、お住まいの地域のルールに従って処理してください。
  • 水洗トイレに流す場合は、トイレたまり水で固まりがほぐれるのを確認してから流してください。乾燥して硬くなっている固まりや大量に猫砂を処理する場合は、水洗トイレには流さず、燃えるゴミとして処理してください。

【使用上の注意】

  • 用途以外には使用しない。
  • 本品は食べ物ではないので、人やペットが誤って食べないように注意する。誤って人またはペットが食べたときは、本品を持って、医師や獣医師に相談する。
  • 本品の廃棄や補充の時は、換気をよくして微粉末を吸い込まないようにする。
  • 空袋はおもちゃにしない。口・鼻をふさぎ窒息する恐れがある。
えんどう豆の猫砂

実際に使ってみました

砂の色や砂粒の大きさ

一緒に写っているのは十円玉です。

えんどう豆の猫砂
えんどう豆の猫砂

水で固まり具合を実験

30ccの水をかけたら、こんな固まりになりました。
やわかめの固まり方です。ヌルっとした感じの固まり方です。

えんどう豆の猫砂
えんどう豆の猫砂
えんどう豆の猫砂
えんどう豆の猫砂

水に流れるか

「トイレに流せる」タイプの砂に限り、さらに、30mlの水をかけてできた猫砂塊を4リットルの水に入れてみます。

塊のまま底に沈みましたけど、早くも沈みながら、崩れ始めたようです。

えんどう豆の猫砂
えんどう豆の猫砂

かき混ぜてみます。どんどん溶けて、水は緑色に濁っていきます。

えんどう豆の猫砂

あえて全部は溶かさずに、塊を残して救い出してみました。ブヨブヨのヌルヌルで、指先でちょっと押せば、グニャ~と網目を通りそうです。

えんどう豆の猫砂
えんどう豆の猫砂

水槽の水を全部あけてみました。ほとんどが網目を通り抜け、残った塊はこれだけでしたが、「塊」というより「ヌルヌルなゼリー」状態です。
これならトイレに流しても詰まる心配はなさそう?(もちろん、尿量1回分の塊であれば、という話。大量に流せばどんな砂だって詰まります)。

えんどう豆の猫砂

※トイレの流水量は、大で平均13リットルだそうですが、節水型トイレの最少は、水没テストを始めた2010年9月時点で4.8リットルだったため、砂テストも4.5リットルでおこないました。その後、節水型トイレ最少は3.8~4.8リットルと進化(2012年3月現在)、それに伴い、砂テストも4リットルに減らしました。
トイレットペーパーを4リットルの水にいれた実験もしていますので、比較してみてください。

固まり具合の:実際に使った感想

固まりました。ブニブニとした塊。
掃除のときは、スコップでかたまりのまま楽にすくい上げることができます。
また、塊を約30cmの高さから砂の上に落としても割れませんでした。掃除中にうっかり落としてもすぐまた塊のまますくい上げることができます。

ただし、尿量が多いと、表面に水分が浮いたまま残っていることがありました。注がれる水量が吸水量を超えると、あふれた水が周囲に広がるより、なんというか、表面に乗ったままになってしまうようです。これが例えば木砂だと、ふつう、吸水されるより早く水分がどんどん周囲に広がっていきますし、おから砂だと、表面に水分がのこってもいずれ吸収されてしまうことが多いのですが、この砂は、満杯まで吸水してしまうと、そこでストップしたままになり、上に残っている水分は滑り落ちるでなく広がるでなくそのまま水たまりみたいに残るようです。

ということは、システムトイレ(すのこの下に吸収シートを置くトイレ)には使わない方がよいということでしょう。オシッコは下に落ちにくい上、すのこの目に、濡れた砂が詰まって洗うのが手間になると思われます。

トイレ壁や底にも、緑が少しついて残ってしまう傾向がありました。

*画像の茶色いものは、木砂の破片です。

えんどう豆の猫砂
えんどう豆の猫砂

尿の量や回数がわかりやすいか

わかりやすいと思います。塊の大きさや個数で。

砂自体のにおい

開封したての時は、独特のにおいがけっこう強くあります。不快なにおいではないのですけれど、慣れないと、ちょっと気になるかもしれません。同じくらいにおっても、これが嗅ぎなれたにおい、例えば香料によく使われる「ラベンダーの香り」とか「ヒノキの香り」なら人間それほど気にならないものですが、この砂のにおいは私には目新しく(鼻新しく?笑)、ちょっと気になりました。

が、数日後には気にならなくなっていました。かおりが飛んでニオわなくなったのか、私の鼻が慣れただけか。

脱臭力

あると思います。尿臭はほぼしません。砂自体のにおいの方が強いです。
大の方は、埋めてないと、糞臭と砂のニオイが混じってけっこうにおってきます。埋めてさえくれれば臭ってきません。
なぜか、猫によって、熱心に埋めてくれる子と、出しっぱなしの子がいました。誰もかれもが熱心に埋めたくなる欲求を感じるような砂ではないということかもしれません。(砂によっては、誰もかれもが熱心にうめてくれる商品もあります)。でも、なぜ埋める子と埋めない子がいたのか、猫に聞いてもわかりませんので、私にはさっぱりわかりません。
砂の重さや形状は、いかにも全員が埋めてくれそうな砂に見えたんですけれどね・・・

ホコリ

空中に舞い上がるようなホコリはほぼ出ません。
崩れた粉が周辺に落ちることはあるかもしれませんが。

飛び散り

飛び散る、というより、あしのうらに付きやすい砂なのでしょうか?ちょっと湿った砂がトイレ周辺にポツポツ落ちていました。また肉球についていたり指の間に挟まったりしていることもありました。全体的にはそれほど多く飛び散るわけではないのですけれど、けっこう目立つ色だし、濡れていると床や畳にへばりついたりしますので、実際に飛び散った量より、多く感じるかもしれません。
畳やカーペットの上にトイレを置いている場合は、砂落としマットなども併用した方が安心かもしれません。

猫足のもぐり具合

とくに気になるほどは潜りませんでした。
なぜかこの砂だと、トイレが終わったらすぐ出ていたように感じました。

尿の色(血尿)がわかりやすいか

赤い絵の具を水で薄めて、スポイトで砂に垂らしてみました。

えんどう豆の猫砂

↑濃い赤水。わかります。

えんどう豆の猫砂

↑薄い赤水。ほんのりピンク色がついている程度の薄い水です。ちょっとわかりません。

えんどう豆の猫砂

↑1=水、2=薄い赤水、3=濃い赤水。濃い赤はわかりますが、水と薄赤は区別がつきませんでした。

猫砂のpH度

猫砂水溶液を作り、pHメーターで測ります。

えんどう豆の猫砂

pH計の数値は7.14。中性でした。

  • 酸性=pH < 3.0
  • 弱酸性=3.0 ≦ pH < 6.0
  • 中性=6.0 ≦ pH ≦ 8.0
  • 弱アルカリ性=8.0 < pH ≦ 11.0
  • アルカリ性=11.0 < pH

猫たちの評判

ふつうに使っていました。
人間にはちょっと慣れないニオイの砂だと思いましたが、猫達はあまり気にしている様子はありませんでした。

その他

狭い密閉空間にこの砂のトイレが複数あったら、砂自体のニオイが気になりそう・・・

実験期間、日数、価格など

テスト期間

2019年5月5日朝~5月16日朝(11日間)

※猫数=6、トイレの総数=3(テストトイレ=2、非テスト=1)
トイレ掃除回数=汚れに気づくたびに(1日3~6回)
全部のトイレにテスト砂を使わない理由は、もし猫がテスト砂を気に入らなかった場合、トイレができない猫やトイレ以外でしてしまう猫がでてくるかもしれないと危惧してのことです。

1袋当たり

1ニャン1袋当たり=22日

※ニャンの数÷総トイレ数=1ニャンあたりのトイレ数
1ニャンあたりのトイレ数xテスト日数=1袋あたりの使用日数

1リットル(1kg)あたり

1ニャン1リットル当たり=日

※1袋あたりの使用日数÷内容量リットル(またはkg)=1リットル(または1kg)あたりの使用日数

全取り換えのタイミング

砂が少なくなってトイレ底全体をおおえなくなった。 

価格帯

楽天市場、Amazon.co.jp、Yahoo!ショッピングで調べています。この3つのサイトで見つからない場合は、購入したときの実価格を表示します。

テスト時の価格帯:

税込 596円~792円(調査日:2019/5/12)

1リットル(1kg)当たりの価格帯:

1リットルにつき 税込 93.3円~132円(調査日:2019/5/12)

※テスト時の価格帯÷内容量リットル(kg)=1リットル(kg)につき何円

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