ブルーの紙砂
BLUE NO KAMISUNA
商品仕様
メーカー/販売元:株式会社ペットプロジャパン
コード:4981528732009
原材料:再生紙、吸水性ポリマー、植物性粘着剤
容量・サイズ :7リットル
原産国:日本製
トイレに流せるか :流せます(下の「固まり具合」の項も参照)
土に戻るか: :戻ります
可燃ゴミ/不燃ゴミ :燃えるゴミOK
重量 :
非常に軽い=女性が4袋を同時に持ち上げて家中移動できる(約2.05kg)
商品説明(パッケージ記載内容の一部抜粋)
《 表側 》
PetPro
ブルーの紙砂
BLUE NO KAMISUNA
固まる 燃やせる 流せる 強力消臭
濡れた部分がブルーに変わる
7ℓ
《 裏側 》
PetPro
ブルーの紙砂
BLUE NO KAMISUNA
固まる
おしっこをすばやく吸収し、しっかりと固まります。濡れた部分がブルーに変わります。
燃やせる
再生紙が主原料なので、家庭用の燃えるゴミとして処理でき、後始末が簡単です。
流せる
水の中でほぐれるので、少量ずつトイレに流して処理できます。
※水洗トイレに流す場合の注意をよく読んでください。
強力消臭
しっかり固まることで、ニオイを吸着して閉じ込めて消臭します。
【使用方法】
猫用トイレに7~10cmの高さでしきつめてください。
おしっこがかかると、水分を吸収し青い固まりになります。
固まった部分を取り除き、砂が減ったら補充してください。
取り除いた固まりは、燃えるゴミか水洗トイレに流して処理してください。
※初めてお使いになる場合は、従来使用していた猫砂を少量混ぜながら慣らせてください。
※再生紙を使用しているため、白・青以外の一部色の付いた原料が混ざる場合があります。
!使用上注意!
- 本品は猫のトイレ砂です。それ以外の用途には使用しないでください。
- 本品は食品ではありません。万一人やペットが本品を飲み込んだ場合、すみやかに医師・獣医師にご相談ください。
- 開封後は、袋をしっかり閉め、湿気が少なく涼しい場所に保管してください。
- ご使用後ゴミとして処理する場合は、お住まいの自治体のルールに従って処理してください。
【水洗トイレに流す場合の注意】
- 水洗トイレに流す量は、1回につき1個(ゴルフボール位の大きさ)にしてください。
※大きい固まりを流す場合は、小さくして流して下さい。また水量は必ず【大】で流して下さい。 - 複数個流す場合は、1個流すごとに1回だけ水を流して下さい。続けて流すと詰まりの原因になります。
- 1日に流す猟は固まり5個までとしてください。これ以上お猟を処理する場合は燃えるゴミとして処理してください。
- 乾燥して硬くなった固まりはトイレに流さないでください。
- 節水型トイレ・浄化槽式トイレには流さないでください。
- トイレの配管の状況を確認しながら定期的に配管の清掃をしてください。
原材料:再生紙、吸水性ポリマー、植物性粘着剤
株式会社ペットプロジャパン
〒571-0044大阪府門真市松生街6-20
☎06-6955-9988
ホームページ http://www.petpro.jp/
日本製
実際に使ってみました
砂の色や砂粒の大きさ
紙砂としては普通サイズの白い砂です。表面は白、割ると、表皮のすぐ下に青い層が、ごく薄い膜みたいになっていて、中心部も白です。その中心部の白いところはけっこう固く「詰まっている」感じ。一緒に写っているのは十円玉です。
水で固まり具合を実験
30ccの水をかけてみます。
すぐに固まりました。
ころんと固まったので、ほぼ崩すことなく、簡単に取り出せました。なお、一緒に写っているのは十円玉です。
「トイレに流せる」タイプの砂に限り、さらに、30mlの水をかけてできた猫砂塊を4リットルの水に入れてみます。
ボトンと落とした衝撃でいくつかの砂粒がばらけましたが、大きな固まりは残って浮いています。
これを木杓子でかき混ぜます。水洗トイレを想定しながら、勢いよく。
かなり勢いよく、グルグルとかき混ぜたのに、固まりはほとんどこわれず、塊のまま。紙砂としてはめずらしい、というか、「流せるタイプ」の猫砂のどの素材でも、ここまで固まったままの砂は少数派では?表面は紙砂特有の、ヌルッとしたゼリーでおおわれていて、見た目は柔らかそうですが、押すとまだけっこう芯が残っているような固さが感じられます。
塊を木杓子で突き崩して、さらにグルグル。今度は溶けるか?
数分後。まだ粒が残っています。ひとつひとつの粒も、指でつまむと、まだ結構固く、中までは溶け切っていない感じでした。
粒が溶け切っていないので、砂粒を一粒残らずきれいにすくい取ることが出来てしまいました。ふつうの紙砂はもっと、ドロ~っとしたゼリーみたいなのが底に残るんですけれどねえ。この残り水は、ザルやタオルで濃さなくても、このまま下水道に流してしまえました。いつもは、下水管が詰まらないよう、ザルやタオルを重ねて濾してから流しているんですけれど。
というわけで・・・
「トイレに流せる」砂のはずですが、私としてはかなり不安です。もっと長時間置けば、きれいに溶けるかもしれません。が、トイレがもし詰まったら・・・
この砂は流さない方が無難だと思います。燃えるゴミで処分してください。
※トイレの流水量は、大で平均13リットルだそうですが、節水型トイレの最少は、水没テストを始めた2010年9月時点で4.8リットルだったため、砂テストも4.5リットルでおこないました。その後、節水型トイレ最少は3.8~4.8リットルと進化(2012年3月現在)、それに伴い、砂テストも4リットルに減らしました。
トイレットペーパーを4リットルの水にいれた実験もしていますので、比較してみてください。
固まり具合の:実際に使った感想
よく固まりました。塊でお手玉ができそうなくらいに(しませんけど)。
トイレの底や壁に濡れた砂が少しへばりつきます。
尿の量や回数がわかりやすいか
色が変わりますし、よく固まりますし、分かりやすいです。
砂自体のにおい
かすかに、しめった紙のにおい。
脱臭力
よいと思います。
小のほうは、チッコ玉に鼻を近づけて嗅がない限り、ほぼ漂ってきません。わざわざそんなことをする人はいないと思いますけれど。
大の方は、埋めずに露出させたままなら当然においます。猫さんって、砂粒が自然砂なみに微小ならほぼ全員がしっかり埋めてくれますが、それより大きいと、ちゃんと埋めない子が出てきます。うちにもそういう子がいまして、その子がいたした時だけ「あ、したな」とわかっちゃいました(笑)。
ホコリ
最初の投入時に、ホコリというか、いわゆる紙ボコリが少々出ます。鉱物砂のような、目にも見えないホコリよりは大きな粒子です。
猫たちの肉球にそのような極小の紙埃が少しついて運ばれることもあります。でも本当にわずかで、気になるレベルではありません。
飛び散り
飛び散ります。軽い砂ですから。でも転がりませんし、掃除はしやすいです。ホウキとチリトリで十分かな。
猫足のもぐり具合
もぐります。
尿の色(血尿)がわかりやすいか
赤い絵の具を水で薄めて、スポイトで砂に垂らしてみました。
濃い赤水。
薄い赤水。ほんのりピンク色がついている程度の薄い水です。
1=水、2=薄い赤水、3=濃い赤水。赤は歴然と。真ん中のピンク(薄い赤)も、赤+ブルー=たらしたピンク水より濃い色となって出ました。
猫砂のpH度
猫砂水溶液を作り、pHメーターで測ります。
pH6.8で中性でした。
- 酸性=pH < 3.0
- 弱酸性=3.0 ≦ pH < 6.0
- 中性=6.0 ≦ pH ≦ 8.0
- 弱アルカリ性=8.0 < pH ≦ 11.0
- アルカリ性=11.0 < pH
猫たちの評判
どの子もふつうに使ってくれました。特別に好まれこそしないものの、嫌う子もいないって感じ。
その他
この砂は「猫砂やペットシーツは緊急時に非常用トイレとして使えるか(2)」の実験素材のひとつとして使っています。よろしければご覧ください。
実験期間、日数、価格など
テスト期間
2022/10/29朝~2022/11/8朝(10日間)
※猫数=4、トイレの総数=2(テストトイレ=2、非テスト=2)
トイレ掃除回数=汚れに気づくたびに(1日3~6回)
全部のトイレにテスト砂を使わない理由は、もし猫がテスト砂を気に入らなかった場合、トイレができない猫やトイレ以外でしてしまう猫がでてくるかもしれないと危惧してのことです。
1袋当たり
1ニャン1袋当たり=12.5日
※ニャンの数÷総トイレ数=1ニャンあたりのトイレ数
1ニャンあたりのトイレ数xテスト日数=1袋あたりの使用日数
1リットル(1kg)あたり
1ニャン1リットル当たり=1.78日
※1袋あたりの使用日数÷内容量リットル(またはkg)=1リットル(または1kg)あたりの使用日数
全取り換えのタイミング
砂が少なくなってトイレ底全体をおおえなくなった。
価格帯
楽天市場、Amazon.co.jp、Yahoo!ショッピングで調べています。この3つのサイトで見つからない場合は、購入したときの実価格を表示します。
テスト時の価格帯:
税込 1,210円~592円(調査日:2022/11/8)
1リットル(1kg)当たりの価格帯:
1リットルにつき 税込 172.8円~84.6円(調査日:2022/11/8)
※テスト時の価格帯÷内容量リットル(kg)=1リットル(kg)につき何円