紙の猫砂 ケース販売用
商品仕様
販売元:ニットク株式会社 ファンシーペットケア事業部
コード:4571201920375
原材料:製紙かす、セルロース、化工澱粉、ポリマー、炭酸カルシウム
容量・サイズ :7リットル
原産国:日本製
トイレに流せるか :流せます(下の「固まり具合」の項も参照)
土に戻るか: :戻りません
可燃ゴミ/不燃ゴミ :燃えるゴミOK
重量 :
非常に軽い=女性が4袋を同時に持ち上げて家中移動できる(約2.07kg)
商品説明(パッケージ記載内容の一部抜粋)
紙の猫砂
燃やせる 固まる 流せる 7L
《 裏面 》
紙の猫砂 日本製
ニオイのもとからスッキリ消臭!
白のパワー オシッコを吸い取りニオイを吸収
*スッキリ消臭!
*しっかり固まる!
*トイレに流せる!
*燃やせる!
【使用方法】
(中略)
【!警告】
(中略)
【!注意】
(中略)
【!水洗トイレに流す時の注意】
- 集合住宅等でご使用の場合は、ペットの飼育が可能かどうかをご確認の上、ご使用ください。
- ご使用おトイレが家庭浄化槽の場合は、商品を流すと浄化槽の機能を低下させる恐れがありますのでご使用はお控えください。
- 水洗トイレの構造・管の太さ、汚れ等により、流せる量に多少の違いがあります。詰まりを防ぐために、定期的な清掃を心がけてください。何か異常を感じましたら、水洗トイレでのご使用はおやめください。
- 水洗トイレに流す1回分の分量は必ず100cc以下(テニスボール大)を目安にし、1度に多量に流さないでください。
- 多量に流す場合は必ず100cc以下に分けて処理し、1回おき(交互)に水だけを流してください。
- 多量のトイレットペーパーと本品を一緒に流すとトイレの詰まりの原因になりますのでおやめください。
- 和式トイレに流す場合は、便器の前方の溜水壺に流して下さい。節水型トイレでのご使用はお控えください。
- 1度にまとめて処理する場合は、トイレに流さず燃えるゴミとして処理してください。
- 長時間放置して硬く固まった猫砂は、絶対にトイレに流さないでください。
【ご使用の砂から切り替えの際は】
(以下略)
実際に使ってみました
砂の色や砂粒の大きさ
薄グレーっぽい色がついた紙砂です。
一緒に写っているのは十円玉です。
水で固まり具合を実験
30ccの水をかけてみます。
すぐには固まりません。ゆっくり水をかけて少し時間をおいたら塊で取り出せました。でもあまり固くはありません、すぐに崩れます。
一緒に写っているのは十円玉です。
「トイレに流せる」タイプの砂に限り、さらに、30mlの水をかけてできた猫砂塊を4リットルの水に入れてみます。
粒のまま、5分置いても崩れませんでした。
かき混ぜます。
ぐるぐるけっこうかき混ぜたのですが、塊はほぐれたものの、ひとつひとつの粒はけっこう形が残っています。
指で押しても思ったより固いので、割ってみました。中心部まで水が浸透していない?水に浸して10分以上たっているのに。
私なら、この砂はトイレに流したくありません。とくに集合住宅の場合が注意が必要だと思います。
※トイレの流水量は、大で平均13リットルだそうですが、節水型トイレの最少は、水没テストを始めた2010年9月時点で4.8リットルだったため、砂テストも4.5リットルでおこないました。その後、節水型トイレ最少は3.8~4.8リットルと進化(2012年3月現在)、それに伴い、砂テストも4リットルに減らしました。
トイレットペーパーを4リットルの水にいれた実験もしていますので、比較してみてください。
固まり具合の:実際に使った感想
ほとんど固まりませんでした。塊があっても、固まる力はよわく、取り出そうとすると崩れることが多かったです。かといって色が変わるタイプでもないし。この辺が濡れているかなと、広くすくって捨ててしまいます。
尿の量や回数がわかりやすいか
分かりにくかったです。あまり固まらないし、色が変わるでもないので。
砂自体のにおい
湿った紙のにおい。
脱臭力
良い方だと思います。尿臭は無香の紙砂としてはこれだけ抑えられていれば十分。糞臭も、猫達がよく埋めてくれたのであまりにおいませんでした。
ホコリ
ほとんど出ません。袋の底に残った、わずかな紙屑のようなものだけ。
飛び散り
飛び散ります。掃除はホウキとチリトリで十分だと思います。
猫足のもぐり具合
乗っただけではそれほど沈まないのですが、掘り出すと、けっこう潜りますね。
尿の色(血尿)がわかりやすいか
赤い絵の具を水で薄めて、スポイトで砂に垂らしてみました。
濃い赤水。わかります。
薄い赤水。ほんのりピンク色がついている程度の薄い水です。わかります。
1=水、2=薄い赤水、3=濃い赤水。どれも簡単に区別がつきます。
猫砂のpH度
猫砂水溶液を作り、pHメーターで測ります。
pH7.5、中性でした。
- 酸性=pH < 3.0
- 弱酸性=3.0 ≦ pH < 6.0
- 中性=6.0 ≦ pH ≦ 8.0
- 弱アルカリ性=8.0 < pH ≦ 11.0
- アルカリ性=11.0 < pH
猫たちの評判
どの子もふつうに使ってくれました。
その他
すごく安い砂で、固まるとかどうかより価格って方には最高かもしれません。上記の通りトイレに流さない方がよいかもしれませんが、軽いのでゴミ置き場に運ぶときにも全然苦にはならないでしょう。
実験期間、日数、価格など
テスト期間
2021/11/14~2021/11/24(10日間)
※猫数=5、トイレの総数=3(テストトイレ=2、非テスト=1)
トイレ掃除回数=汚れに気づくたびに(1日3~6回)
全部のトイレにテスト砂を使わない理由は、もし猫がテスト砂を気に入らなかった場合、トイレができない猫やトイレ以外でしてしまう猫がでてくるかもしれないと危惧してのことです。
1袋当たり
1ニャン1袋当たり=12.5日
※ニャンの数÷総トイレ数=1ニャンあたりのトイレ数
1ニャンあたりのトイレ数xテスト日数=1袋あたりの使用日数
1リットル(1kg)あたり
1ニャン1リットル当たり=1.78日
※1袋あたりの使用日数÷内容量リットル(またはkg)=1リットル(または1kg)あたりの使用日数
全取り換えのタイミング
砂が少なくなってトイレ底全体をおおえなくなった。
価格帯
楽天市場、Amazon.co.jp、Yahoo!ショッピングで調べています。この3つのサイトで見つからない場合は、購入したときの実価格を表示します。
テスト時の価格帯:
税込 6袋1801円=1袋300円(調査日:2021/11/30)
1リットル(1kg)当たりの価格帯:
1リットルにつき 税込 25円(調査日:2021/11/30)
※テスト時の価格帯÷内容量リットル(kg)=1リットル(kg)につき何円