ニオイをとるおから砂
※再テストです。前回はこちら。
商品仕様
メーカー/販売元:ライオン商事株式会社
コード:4903351002890
原材料:おから、デンプン、吸収促進剤(再生パルプ)、香料
容量・サイズ :5リットル
原産国:日本製
トイレに流せるか :流せます(下の「固まり具合」の項も参照)
土に戻るか: :戻りません
可燃ゴミ/不燃ゴミ :燃えるゴミOK
重量 :
軽い=女性が3袋を同時に持ち上げて家中移動できる(約2.6kg)
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商品説明(パッケージ記載内容の一部抜粋)
LION
しっかり消臭
固まる成分の100%が植物成分
5L
ギュッと固まりくずれにくい!トイレに流せる
ニオイをとるおから砂
リラックスラベンダーの香り
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《 裏面 》
「消臭力」と「トイレに流せる」で選ぶなら
ニオイをとるおから砂
リラックスラベンダーの香り
特長1 ツンとくるニオイをしっかり消臭!
おからの中和効果で消臭します。
特長2 ギュッと固まりくずれにくいので、取り除きもカンタン!
オシッコの固まりはスコップで取っても崩れない適度な硬さです。
特長3 トイレに流せるのでラクラク!
猫ちゃんのことを考えて、固まる成分の100%が植物成分のおからとデンプンで出来ています。”トイレへの流しやすさ”に関する2つの品質基準※を準用した評価で流しやすさを確認済み。
※トイレットペーパーの「ほぐれやすさ」試験(日本産業規格JISP4501)、大便器の「性能」試験(日本産業企画JISA5207)
特長4 リラックスラベンダーの香り!
猫ちゃんのことを考えてつくったほのかなリラックスラベンダーの香りです。
排泄物は健康のバロメーター
固まりの数がオシッコの回数、固まりの大きさがオシッコの量を表すので、よく観察して、いつもとの違いに早く気づいてあげることが大切です。
猫砂の上手な入れ方
全量入れる場合
袋を開封してトイレ容器の底面に置き、袋だけをゆっくり引き揚げます。
追加で入れる場合
袋の開封口を猫砂の表面近くにもっていき、ゆっくり補充します、。
ご使用方法
(1)トイレ容器に厚さ5~6cmまでニオイをとるおから砂を入れます。
(2)猫が排泄すると猫砂が固まります。排泄物と固まった部分をスコップなどで取り除きます。
(3)取り除いた固まりと同量のニオイをとるおから砂を補充してください。
トイレ容器内の猫砂 全量交換の目安
全量交換・洗浄の目安は、使用方法や季節によって変わりますが、1カ月を目処に行ってください。オシッコやウンチの汚れ、自然吸湿等で、猫砂が固まりにくくなったり、固まりが丸くなりにくいことがあります。その場合は容器内の猫砂を全量取り替えることをお薦めします。また、全量交換とともに、容器の洗浄も行ってください。
猫砂の保管について
本品は高温多湿を避け、直射日光の当たらない場所に保管してください。
開封後は、湿気の少ない、乾燥した場所に袋の口を輪ゴムなどでしっかりととめ、保管してください。
(特に、梅雨時などには、吸水、固化性能に影響を与える場合がありますので、ご注意ください。)
使用後の廃棄方法
トイレへの流し方
排泄物で固まった部分だけを流して下さい。
(1)水洗トイレに、固まりを1個だけ(直径5cm程度)いれます。
2個以上入れないでください。排水管を詰まらせる恐れがあります。
(2)たまり水の中で固まりが崩れた後に、トイレの水量コックを必ず「大」の方で流して下さい。
※2個以上あるときは、前の固まりを流した後、1~2回「大」の方で水を流してから、たまり水に次の固まりを1個だけ入れてください。
※浄化槽タイプの水洗トイレには絶対に流さないでください。可燃ゴミに出してください。
※時間がたって硬くなった固まりや、一度に多量に処理したい場合は、可燃ゴミに出して下さい。
※ただし、お住まいの自治体の指導がある場合にはそれに従ってください。
ご使用上の注意
(以下略)
実際に使ってみました
砂の色や砂粒の大きさ
ペレット型の、大豆色の砂です。同じ大きさの一般的な木砂や紙砂よりはすこし重量がありますが、ベントナイト砂ほどではありません。
一緒に写っているのは十円玉です。
水で固まり具合を実験
30mlの水をかけてみます。
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水が落ちて行った形の通りに、まず水がかかった表面が大きめ、途中は細め、水が広がった底の方は固まりも広めという、ワイングラス型に固まりました。
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お皿に移すときに崩れてしまいました。まだしっかり固まる前に取り出してしまったのかもしれません。一緒に写っているのは十円玉です。
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実際に使ったときの映像。7kgの大きな雄猫が勢いよく排尿した跡が、穴にくぼんではっきり残っています。
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「トイレに流せる」タイプの砂に限り、さらに、30mlの水をかけてできた猫砂塊を4リットルの水に入れてみます。
水槽の水に上の塊りを落としました。
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落とした瞬間は固まっている部分が見えたのですけれど、すぐに溶けはじめ、ご覧のように粉々に。
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さらにかき混ぜてみます。
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ちょっとかき混ぜただけで、ほとんど崩れてしまい、このメッシュの目も通る程に粉々になりました。底の方をさらうようにして、ようやくすくいあげた粒の残骸。これもあと数分水につければとけてしまうでしょう。
※トイレの流水量は、大で平均13リットルだそうですが、節水型トイレの最少は、水没テストを始めた2010年9月時点で4.8リットルだったため、砂テストも4.5リットルでおこないました。その後、節水型トイレ最少は3.8~4.8リットルと進化(2012年3月現在)、それに伴い、砂テストも4リットルに減らしました。
トイレットペーパーを4リットルの水にいれた実験もしていますので、比較してみてください。
固まり具合の:実際に使った感想
砂があたらしい時は、とてもよく固まって、ころっと取り出せました。
トイレ容器の底の方に広がって固まる傾向もありました。一度解けた砂が容器の細かな傷の中まで入り込んでそれから固まるようで、この砂を使った後の容器は以前よりきれいになります(苦笑)。ブラシでこすってもなかなか取れない汚れまで薄くなってくれるのは正直ありがたい?
使っているうちに、湿気を吸うからでしょう、固まり方は弱まります。
尿の量や回数がわかりやすいか
わかります。大きさで量が、数で回数が、さらに、くぼみ具合で排泄時の勢いまで。上にも載せた写真ですが、もう一度。これほどはっきり穴が開いているということは、勢いよく排尿できたということであり、つまり、結石等の心配がないということにもつながり、安心できます。
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砂自体のにおい
おから臭より、ラベンダーのにおいが強いです。袋を開けた直後はけっこう強くにおいます。数日たてば弱まりほとんど臭ってこなくなります。
脱臭力
良いと思います。シッコ玉は、鼻を近づけてにおいを嗅げばホワっと尿臭がしますが、ふつうはそんなことはしないと思いますし、そのくらい嗅がない限り尿臭で困るなんてことはまずないでしょう。
糞臭は、埋めてくれないと臭います。そしておから砂って、熱心に埋めてくれる子が多いものの、なぜか埋めない子もいるんです・・・
ホコリ
ほぼ出ません。
飛び散り
飛び散り自体は少ないのですが、踏むと粉々に崩れますので、踏む前に掃除されることをお勧めします。
猫足のもぐり具合
けっこう潜りました。
尿の色(血尿)がわかりやすいか
赤い絵の具を水で薄めて、スポイトで砂に垂らしてみました。
濃い赤水。
よくわかりますね。
薄い赤水。ほんのりピンク色がついている程度の薄い水です。
この写真ではわかりにくいですが、肉眼で明るい場所であれば、色がついていることはすぐ気が付くと思います。
1=水、2=薄い赤水、3=濃い赤水。
ただの水だと、むしろ白っぽくなります。1と2の違いは肉眼の方がもっとよく見えると思います。
猫砂のpH度
猫砂水溶液を作り、pHメーターで測ります。
pH8.9、弱アルカリ性でした。
- 酸性=pH < 3.0
- 弱酸性=3.0 ≦ pH < 6.0
- 中性=6.0 ≦ pH ≦ 8.0
- 弱アルカリ性=8.0 < pH ≦ 11.0
- アルカリ性=11.0 < pH
猫たちの評判
どの子もふつうに使っていました。ただお栄嬢だけは、この商品に限らず、おから砂でウンチをするのは嫌だそうです。
その他
人間には最高に使いやすい砂なんですけれどね。お栄のような猫もいることがネックです。しかし昔はちびまる太というおから砂がどの砂より好きという猫もいましたので、要するに個性です。
実験期間、日数、価格など
テスト期間
2023/2/7朝~2023/2/24朝(17日間)
※猫数=5、トイレの総数=5(テストトイレ=3、非テスト=2)
トイレ掃除回数=汚れに気づくたびに(1日3~6回)
全部のトイレにテスト砂を使わない理由は、もし猫がテスト砂を気に入らなかった場合、トイレができない猫やトイレ以外でしてしまう猫がでてくるかもしれないと危惧してのことです。
1袋当たり
1ニャン1袋当たり=17日
※ニャンの数÷総トイレ数=1ニャンあたりのトイレ数
1ニャンあたりのトイレ数xテスト日数=1袋あたりの使用日数
1リットル(1kg)あたり
1ニャン1リットル当たり=3.4日
※1袋あたりの使用日数÷内容量リットル(またはkg)=1リットル(または1kg)あたりの使用日数
全取り換えのタイミング
砂が少なくなってトイレ底全体をおおえなくなった。
価格帯
楽天市場、Amazon.co.jp、Yahoo!ショッピングで調べています。この3つのサイトで見つからない場合は、購入したときの実価格を表示します。
テスト時の価格帯:
税込 1,469円~706円(調査日:2023/2/25)
1リットル(1kg)当たりの価格帯:
1リットルにつき 税込 293.8円~141.2円(調査日:2023/2/25)
※テスト時の価格帯÷内容量リットル(kg)=1リットル(kg)につき何円