猫の憧れ夢のお部屋
*同居の工夫:猫と暮らす知恵*
どこまでも!お猫様仕様に
【著:Tenzing様 2013年10月27日】
猫的ビフォー
↓布を食べちゃう異食猫、Titto王子が来るまでの洋間(2011年)。
室内洗濯物干し竿なんかも設置していて布製品だらけの部屋でした。写真にいるのは、我が家に来て間もない生後半年ほどの白毛がちなCocot先輩です。夏場なので布が少ないですが、冬はカーペットや布団に毛布やと景気が良かった時代。
猫的アフター
(以下、加藤みどりさん声で脳内再生してください。)
なんということでしょう。Titto王子がやって来て異食が発覚したあとの洋間は、布製品が完全に撤去され、木と金属ばかりの部屋になったではありませんか。
コタツの上に載るのは元犬小屋の「メゾン・ド・Pica(異食症)」。屋上に設置された完全木製ベッド(飯台)に、爽やかな秋風が吹き抜けるよう出窓に格子戸を設置(網戸の網を噛むから)。キャビネットやチェストも木製品という重厚感あるインテリアで統一されています(プラスチックのチェストだと引き出し開けて中身を食べるから)。
カーテンも取り外され、木製のアコーディオンドアに(食べるから)。食べるどころか、登ることもできなくなった素晴らしいカーテンになりました(登った先でも食べるから)。
窓ガラスはすべて真空ガラススペーシアに交換し、さらに断熱性をアップ(他に手がないから)。
外からの目隠しには完璧ではないものの目隠し効果のある「黒銀マジック網戸」で対応(他に手がないから)。
少しグラつくキャットタワーは、誰も使わなかったキャットケージを再利用して押さえ込み、動かないように(他に置き場所がないから)。
布製ペットベッドも木製のものに早がわり!(食べるから)
試行錯誤すること1年。王子の縄張りは、家族の愛と匠たちの手によって、より安全な部屋へと生まれ変わったのでした。
↑ぼくちゃんが、うわさの、Titto王子にゃ~
Tenzingの(近所の大工さんたちの)「渾身の猫リフォーム」や「大工さん特製キャットタワー」も合わせて 読んで頂ければ幸いです。
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