市販エリザベスカラーの比較
※このページは、足立コガネ様のブログから、要点だけをかいつまんでまとめた記事となります(正式に許可を頂いております。)ここで読むより、以下リンクから足立コガネ様のブログを直接訪問されることをお勧めします。そのほうがずっと参考になりますから。
【賃貸ネコ暮らし】
- ポンコの断指手術 その2(エリザベスカラー コーン型・円盤型・ドーナツ型 レビュー)
- ポンコの断指手術 その3(エリザベスカラー 幅広コーン型・フリル付きドーナツ型 レビュー)
- ポンコの断指手術 その4(エリザベスカラー生活の工夫)
様々なエリザベスカラーが市販されているが

昔ながらのコーン型、その角度をなくしたような円盤型、負担が少ないとされているドーナツ型。それぞれ長所・短所があり、猫さんの性格によって、また怪我や保護する部位によって、賢く使い分けたいものです。
愛猫にはどのタイプが最もストレスが少なく、それでいて、しっかり傷口を保護してくれるか。迷っている方の参考にどうぞ。
コーン型
ラッパ型、朝顔型、等ともいわれるタイプ。傷舐め防止効果はいちばん高く、動物病院でつけられるのもこのタイプです。しかし、カラーが常に目に入ってしまう・視界が制限される・重い・食べにくい・歩きにくい・寝にくいなど、猫さんには負担が大きいタイプでもあります。

モデル猫は足立コガネ様のキューちゃん。つけているのは「ゴロにゃんオリジナル エリザベス エアライフ」。軽くてストレスが少ないが売りの商品ですが、この商品でも嫌がってパニックに陥る猫さんがいるとのこと。愛猫に使うときは注意して観察してあげてくださいね。
コーン型カラーをつけている猫さんには、食事や排泄に配慮が必要です。台を日曜大工したり、


脚のある食器を使ったり。

画像の食器は「猫壱 ハッピーダイニングシリーズ」。高さがあっても軽い食器ではカラーがひっかかって倒れてしまいます。陶器など重さのあるものを選ぶか、養生テープ等でトレイ等に固定してあげてください。

もうひとつ、要注意点。
コーン型のカラーを付けた猫を、いつもの狭いキャリーケースに入れると
https://neko9.exblog.jp/243691040/
内部でキャリーの壁面にコーン部分を押しつけてしまい、顔が密閉状態になって
運搬中に呼吸困難になることがあるので、大きめのキャリーに入れるか
キャリー移動の時だけはドーナツ型にするなど、気をつけたほうがいいです。

円盤形
視界が広く、その分ストレスもコーン型より少なく、食事もしやすいカラーです。が、怪我の部位によっては舌が届いてしまうケースも。

モデル猫は足立コガネ様のポンコちゃん。
ドーナツ型
猫さんのストレスがいちばん少なかったのがこのタイプだそうです。食べやすく、寝やすく、またキャリーの中で動き回ることが可能で、コーン型と違い窒息の可能性はない、など、利点はいろいろ。
ただし、怪我の部位によっては、このタイプも舌が届いてしまうので、要注意だと。

その他のタイプ
【賃貸ネコ暮らし】では、上記のほか、幅広コーン型、フリル付きドーナツ型などもテスト、使いやすさの比較をしています。詳細は「ポンコの断指手術 その3(エリザベスカラー 幅広コーン型・フリル付きドーナツ型 レビュー)」に飛んでお読みください。


快適な生活のために、さらなる工夫
上でも食器の工夫を紹介しましたが、これだけではありません。ベッド周辺の整理や、トイレに入りやすくする工夫、さらに、カラーが邪魔でグルーミングできない猫さんのための「セルフブラシの工夫」まで紹介されています。


とくに「セルフブラシ」、興味ありませんか?どのように作るの?どんなふうに使うの?
この工夫は、エリザベス・カラーをつけている・いないに関係なく、どの猫さんにも応用できそうで、すばらしいアイディアです。ぜひご覧くださいね。良いとおもったら、ぜひお宅の猫さんにも。
- ポンコの断指手術 その2(エリザベスカラー コーン型・円盤型・ドーナツ型 レビュー)
- ポンコの断指手術 その3(エリザベスカラー 幅広コーン型・フリル付きドーナツ型 レビュー)
- ポンコの断指手術 その4(エリザベスカラー生活の工夫)
※クリアファイルで自作するという手もあります。