流せる紙製猫砂

流せる紙製猫砂
流せる紙製猫砂


材質:紙系
メーカー/販売元:常陸化工株式会社

原材料 : 主成分:再生パルプ(紙製品のリサイクル材)、高吸収性ポリマー
容量・サイズ : 8リットル
可燃ゴミ/不燃ゴミ : 燃えるゴミOK
トイレに流せるか :流せます
土に戻るか : 戻りません
重量 : 非常に軽い=女性が4袋を同時に持ち上げて家中移動できる

商品説明(パッケージ記載内容)

トイレに 流せる紙製猫砂 固まるタイプ

1)固めてしっかりニオイをとる。
固めてニオイを閉じこめ、さらに、優れた吸収力と脱臭力により猫ちゃんのウンチやオシッコの嫌なニオイを取り除きます。

2)水に“サッ”と溶けるから、水洗トイレ処理に安心!
当社独自の特殊製法により、見ずに入れると粒ひとつひとつが素早く溶けるので、水洗トイレでの処理が簡単です。

3)使用後は燃えるゴミとしても処理できます。
主成分が紙製品のリサイクル材料だから、燃えるゴミとしての処理もできます。

4)ちらかりにくい形状でお掃除簡単。
大粒のペレット状に成形しているので、猫ちゃんの足につきにくく、散らかりや飛び散りが少なくお掃除が簡単です。

5)リサイクル材料を使用した環境にやさしい商品。
材料のほとんどに再生パルプなどの紙製品のリサイクル材料を使用した環境にやさしい商品です。

6)安全な製品だから使って安心。
安全な再生品及び精製品を主原料とし、高温殺菌加工をしているので、飼い主にも猫ちゃんにも安心してお使いいただけます。

実際に使ってみました

砂の色や砂粒の大きさ

大きめの俵型です。純白といってよい白です。

流せる紙製猫砂
流せる紙製猫砂

↑一緒に写っているのは十円玉です。

固まり具合

30ccの水をかけたら、こんな固まりになりました。
一緒に写っているのは十円玉です。

流せる紙製猫砂
流せる紙製猫砂

固まり方はゆるいんですが、最後までぼんやりとした固まりにはなっていました。
もし単独飼いで他の猫が砂を掘り返さない状況なら、もっとしっかりした固まりが最後まで見られたのではと思います。
固まり方がゆるいのと、全部の尿量をひとかたまりではすくいとれず、濡れている小さなかたまりひとつひとつにつき周辺の砂も大きく一緒に掃除してしまうことが多く、そのために、砂の減り方がずいぶん早まったような気がします。
もっと丁寧に、濡れている部分だけを細かく拾う人なら、もっと砂も長持ちするのではないかと思います。

尿の量や回数がわかりやすいか

緩い固まりですが、いちおうまとまっているので、まあわかりやすいと思います。
ただし、複数の猫たちが次々つかってかき混ぜてしまう場合は、固まりもばらけてしまい、尿量や回数はよくわかりません。

砂のにおいや脱臭力

◇ 砂自体のにおい

ほとんどありません。紙の臭い・・・

◇ 脱臭力

ちょっとよわいですね。どうしても紙砂は脱臭の点では見劣りするかも。
猫さんが用をたすと尿臭がもわっと漂ってきます。
大きい方も、埋めてあっても、ほんのりすることがあります。

ホコリ・飛び散り・猫足のもぐりぐあい

◇ ホコリ

乱暴にかき混ぜればすこし出ますが、普通に扱っている限り、無いといってよいくらいでしょう。 

◇ 飛び散り

飛び散りは多いですね。
軽いし、肉球にもはさまりやすいのか、けっこう遠くまで(次の部屋まで)はこばれることも。
ただ、踏んでも、柔らかめなので足の裏は痛くありません。
スリッパで踏むと、踏んだことにも気がつかず、ペチャンコになった砂がスリッパの裏にはりついていることも(汗)

◇ 猫足のもぐり具合

潜ります。
でも猫たちはこの潜り方はあまり気にならないみたいでした。

尿の色(血尿)がわかりやすいか

赤い絵の具を水で薄めて、スポイトで砂に垂らしてみました。

流せる紙製猫砂
流せる紙製猫砂

薄い赤水。肉眼で見ると、もっと薄い感じです。ほんのりピンク程度。
それでも、はっきり赤っぽいと分かります。
水の時より、砂に含まれたときの方がもっと赤く感じられます。

流せる紙製猫砂
流せる紙製猫砂


濃い赤水。といっても、実際の血の色よりは薄いのですが。
それでもこれだけハッキリと赤です。

流せる紙製猫砂
流せる紙製猫砂


1=水、2=薄い赤水、3=赤水。
かなり薄い赤水なのに、このようによく分かります。
もし万が一、血尿や変な色の尿が出ても、この猫砂ならとてもよく分かりそうです。

実際にトイレで使った結果。

真っ白な砂なので、尿色もよくわかりました。
肉食動物らしい、透明で少し黄色い尿。
この、尿色がわかりやすいというのは、大変良いですね。
とくに男の子で、去勢済み・単独飼い・完全室内飼い、日中は家人は留守が多くて一人でいる時間が長く、ドライフードの置き餌がある(*)、なんて子は、こういう真っ白な砂が一番適しているのではないでしょうか。
ほんの少しの血尿や尿色の変化がすぐわかるから、上記のような男の子に多いFLUTD(特にストラバイト結晶)の早期発見に役立ちそうです。
砂粒の中に、赤や青の繊維が含まれているものが少量あります。
ごく細くて短くて、よほどよく見ないと気がつかないような、小さな繊維が1本、粒の中に閉じこめられているって感じなんですけれど、いくつかありました。
赤い繊維に水を垂らしてみたところ、粒にごくわずかに赤くにじみましたが、にじんでも、血尿とかで赤いのではなく、粒の中の赤い繊維のせいだと判別できましたので、普通に視力のある人であれば、この微少な繊維を血尿と間違えることはないかと思います。
とても暗い場所や、老眼のキツイ人が無矯正で見た場合などは、まぎらわしいかもしれません。
*これらの条件に当てはまる子とは、つまり、運動量が少ない可能性+水をあまり飲んでいない可能性がある子、ということになります。ストラバイト結晶を防ぐには尿を弱酸性に保つことが必要で、それには適切な食事のほか運動と日光浴と十分な水が効果的と聞きました。
(うちのように8ニャンもいれば、全員不妊手術済み且つ7歳を過ぎても、毎晩のように運動会で走り回ったりもしますけれど。うるさくて寝られないこともしばしば・・・汗)

猫砂のpH度

*この時期はまだpH試験紙テストを行っていませんでした。
 すみません。 m(_ _)m

猫たちの評判

全くとまどうことなく、ふつうに、というか、良くつかっていました。特に小の方に。
大も、最初の頃(砂が多かった頃)はかなりよく使っていました。
こういう砂は、特殊なニオイとか感触とか無いし、猫たちもごく自然に使ってくれる気がします。
つまり、クンクンしつこくニオイを嗅いで確かめたり、めったやたら掘ったり、なんてことはしないで、すんなり入って用をたして出て行くという感じです。
そのかわり、おつうのようにトイレの後に毎回暴走する猫だと、砂もいっぱいまき散らしてくれます。

実験期間、価格など

テスト期間:

2006年9月22日朝~9月29日朝(7日間)  

1ニャン1リットルあたり/日:

1.75日(1袋1ニャンあたり 14日)  

全取り換えのタイミング:

砂が少なくなってトイレ底全体をおおえなくなった。    

テスト時のネット価格帯:

税込 417円~523円(調査日:2006.9.22.)  

1リットル当たりの価格帯:

税込 52円~65円(調査日:2006.9.22.)  

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