鹿沼土(園芸用土)+新聞紙

鹿沼土
鹿沼土


材質:番外編(園芸用土+新聞紙)
メーカー/販売元:?

原材料 : 土(園芸用土)
容量・サイズ : 14リットル
可燃ゴミ/不燃ゴミ : 燃えないゴミ
トイレに流せるか :流せません
土に戻るか : 戻ります、ってか、 「土」そのものですから(笑)
重量 : 非常に重い=平均的な女性なら一度に1袋ずつしか運べないだろう (約5.5kg)

商品説明(パッケージ記載内容)

園芸用基本用土 鹿沼土

【特徴】
天然乾燥し、特に厳選された原料を使用してありますので透水性、保水性に優れております。通気性、保水性に富んだ基本用土です。弱酸性の性質でツツジ科の植物(サツキ・ツツジ・ブルーベリーなど)の植込に単用したり、さし木の床土としても単用します。また通気性をよくするために赤玉土や他の基本用土に混入する改良用土としても使用します。

実際に使ってみました

砂の色や砂粒の大きさ

細かい土から、一番大きな粒でビー玉大ちかい、団粒土です。
色は土としてはかなり薄い色で、黄色に近い色です。
粒に固めてあるわけではありませんから、団粒も力をいれればすぐに粉に崩れます。

鹿沼土
鹿沼土


↑一緒に写っているのは十円玉です。

固まり具合

固まりません。
30ccの水をかけてみたところ、このくらいの量で吸収されました。

鹿沼土
鹿沼土

一緒に写っているのは十円玉です。

尿の量や回数がわかりやすいか

濡れれば塗れた色になるので、真新しいときはわかりますが、その後は砂はかき混ぜられますし、古くなるほどわかりにくくなりました。

砂のにおいや脱臭力

◇ 砂自体のにおい

土のニオイ、としか表現の使用がありません。

◇ 脱臭力

今まで試した自然土の中では一番よかったです。
大も小も最初の2日はそれほど臭いません。
「自然砂」が強烈に臭いましたから、この土はどうかと覚悟しながら使ったのですが、意外なほど臭いませんでした。
もっとも小はほとんど下に敷いた新聞紙に吸収されていて、新聞紙の脱臭力はすでにわかっていますから、本当にテストするなら新聞紙無しでやらないと無意味でしょう。
自然土の中ではよかったといっても、やはり市販猫砂にはかないません。
トイレ1個に付き一度に袋約1/4を投入し、臭いや汚れが目立つようになれば入れ替えました。結果、3日で臭くなり、最長でも4日で入れ替えました。

ホコリ・飛び散り・猫足のもぐりぐあい

◇ ホコリ

いわゆる「土埃」が出ますが、下手な市販猫砂よりよほど少ないです。
しかし、飛び散るといかにも土っぽい感じになります。

◇ 飛び散り

飛び散る量そのものはかなり少な目なのですが、見た目はまさに「土に汚れた床」に。
うっかり人間の体重で踏めば団粒になっている土もたちまち細かい土にくずれ、ますます「土まみれな床」に・・・(汗)。
土そのものなのですから仕方ありませんけれどね。
掃除は、掃除機必須です。
ホウキで掃いたくらいでは、手で触るとざらっとした感じが床に残ります。

◇ 猫足のもぐり具合

意外なほど潜りません。

尿の色(血尿)がわかりやすいか

赤い絵の具を水で薄めて、スポイトで砂に垂らしてみました。

鹿沼土
鹿沼土


↑濃い赤水。
普通の土でも、ここまで赤ければよく分かるようです。

鹿沼土
鹿沼土


↑薄い赤水。ほんのりピンク色がついている程度の薄い水です。
これはわかりません。

鹿沼土
鹿沼土


↑1=水、2=薄い赤水、3=濃い赤水。
1と2の区別はつきません。

猫砂のpH度

猫砂がヒタヒタに浸かるくらいに水を入れて猫砂水溶液を作り、pH試験紙を浸してみました。
真ん中部分の矢印のところが、検査のための変色域です。
上下の色見本と見比べて、pH度を調べるようになっています。
酸性なら黄色っぽく、アルカリ性なら青紫に変色します。

鹿沼土
鹿沼土


弱酸性ですね~
と、思いつつ、袋をよく読んだらちゃんと「弱酸性の性質で・・・」と書いてありました(大汗)。
まあ私のテスト法が正しいと証明されたわけでよかったデス。 

猫たちの評判

最初はクンクンにおいを嗅ぎ、しかしたちまち平然と、市販猫砂と同じように使いました。
特に小に好まれ、もっぱらここにしてありました。
大は、ベントナイト砂(別室に置いてあるトイレ)→鹿沼土→木とおから砂のトイレ(鹿沼土トイレの横に置いてある)の順で好まれました。

その他

他の自然土(赤玉土、自然砂)と同様、トイレ底にまず新聞紙4枚を折った物(トイレ2個で新聞約1日分)を敷き、その上に土をトイレ1個につき1/4袋ほど入れました。
新聞紙は毎日取り替え、土は汚れやニオイが目立つようになれば全取り替えしました。

この「鹿沼土」は、「赤玉土」や「自然砂」にくらべ、ずっと乾いた土でした。
袋の内側に多少の水滴がついているのは、他の自然土と同じですが、底に敷いた新聞紙がたちまちシットリ濡れてくるなんてことは全然なく、すこしだけシンナリする程度でした。
「自然砂」の時は、新聞紙がみるみるグッショリ濡れるくらいに含水量が多かったんですけれどね。

夏という臭いやすい時期だったにもかかわらず、臭わない点でも一番すぐれていましたが、含水量と関係があるのかどうかまでは、私にはわかりません。
もっとも、優れていると言っても、あくまで他の自然土と比べればの話であり、臭くなり始めてからのニオイの強まり方は早く、朝「ちょっとニオウかな?」が、夜には「くっさ~!!」となりました。
自然土だから菌が繁殖しやすいのでしょうか。
さらに、畑の隅にオシッコ土をそのままぶちまけて置いておいたところ、1週間くらいは臭っていました。それもけっこう強く。
これじゃあ、猫嫌いの人でなくても、野良猫外猫に頻繁に庭でトイレされたら、しまいにはブチ切れる人が多々出てくるのは納得です。
ホント臭い!
まして小さなお子さんのいる家庭なら、我慢できないでしょう。

やはり猫は完全室内飼いすべきですね。
猫の一番の敵は、猫嫌いではなく、無責任な猫好きとよく言われますけれど、あらためてそう思いました。

ところで、うちの畑に猫オシッコ土を播いて多少臭くても、近所に怒られる心配はありませんからご安心ください。
第一にニオウほど近くに人が住む家はありませんし、第二に・・・近隣農家の中には、牛糞鶏糞豚糞は当然ながら、昔ながらの人糞を畑に播く人もいます・・・人糞はダントツに、めっぽう臭い!だから畑何枚分も遠くても、播かれれば家の中にいてさえ、すぐわかります (^^;)

実験期間、価格など

テスト期間:

2009年8月23日朝~9月5日朝(13日間)

1ニャン1リットルあたり/日:

1.6日(1袋1ニャンあたり 22.75日)  

全取り換えのタイミング:

袋の1/4ほどをトイレに入れ、臭くなる度に全取り替え(3~4日ごと)した。    

テスト時の価格帯:

近所のホームセンター(リアル店舗)で 税込 258円(調査日:2009.8.15.)

1リットル当たりの価格帯:

近所のホームセンター(リアル店舗)で 税込 18円(調査日:2009.8.15.)

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