デオンDサンド
商品仕様
メーカー/販売元:株式会社ペティオ
コード:4903588262210
原材料::木粉、おから、デオンD、抗菌剤
容量・サイズ :4リットル
原産国:日本
トイレに流せるか :流せます
土に戻るか: :戻りません
可燃ゴミ/不燃ゴミ :燃えるゴミOK
重量 :
軽い=女性が3袋を同時に持ち上げて家中移動できる=約2.24kg
袋が小さいので4袋でも持って歩けます。
商品説明(パッケージ記載内容の一部抜粋)
Petio ペティオ
デオンDサンド
ペティオ システムトイレ専用猫砂
尿をすばやく吸収し、くずれるタイプ
スピード消臭
抗菌
流せる
燃やせる
《裏面》
[ペティオシステムトイレ専用猫砂]
デオンDとは・・・
猫砂のために開発された消臭剤です。
アンモニア・トリメチルアミン・硫化水素・メチルメルカプタンの4大悪臭に対して効果を発揮します。
デオンDは消臭スピードの速さが大きな特徴です。
4大悪臭
- アンモニア・・・尿のようなニオイ
- トリメチルアミン・・・腐敗した魚のようなニオイ
- 硫化水素・・・腐敗した卵のようなニオイ
- メチルメルカプタン・・・腐敗した玉ねぎのようなニオイ
特長1 ベントナイトフリー
主原料にリサイクル材の木粉を使用しているので環境に優しく、フィトンチッドにより消臭効果もあります。ベントナイト(粘土鉱物)は一切使用していないので、軽くて持ち運びにも便利です。
特長2 流せる
尿を吸収し崩壊した猫砂だけを水洗トイレに流せるので処理も簡単です。
特長3 燃やせる
天然素材の木粉が主原料なので可燃ゴミとして処理できます。
【使用方法】
(中略)
【メンテナンス方法】
(中略)
【猫砂の使用期間目安】
愛猫1頭の場合:1袋(4L)で約1ヶ月
愛猫2頭の場合:1袋(4L)で約2週間
(以下略)
実際に使ってみました
砂の色や砂粒の大きさ
大きめのペレット型です。表面はわりとザラザラしています。
一緒に写っているのは十円玉です。
水で固まり具合を実験
固まらないどころか、吸水するとくずれるタイプの猫砂です。
ですので、いつもと違う方法で実験を。
まず、お皿に30ccの水。
15ccのスプーンで猫砂をすくって、水の上にパラパラと落としていきます。なお、砂粒の間にかなりの隙間ができますので、スプーンも少し山盛りです。
15ccのスプーン2杯分で、こんなかんじになりました。お皿の水はなくなり、ほぼ全部の粒が吸水してやわらかくなっています。
「トイレに流せる」タイプの砂に限り、さらに、30mlの水をかけてできた猫砂塊を4リットルの水に入れてみます。
上の実験で吸水した砂を、水槽に落とすと、さらに吸水して膨らみます。
木しゃもじで、ぐるぐるかき混ぜます。
ほぼ粉にまでくずれました。
でも、なんというか、「木粉」なんですよね。おから砂等みたいに「溶けちゃった」という感じはありません。指でこねてみても、ザラザラと粉を感じました。紙砂だと、パン生地をこねるときのように、ザラザラ感無しの滑らか感触にまで溶けるんですけれど。やはり木製砂なんですねえ。
ということで、少量ならトイレに流しても大丈夫かもしれ魔s年。が、私の個人的印象としては、あまり流さない方がよいかも?
流さない方がよいと思う理由は2つです。ひとつは、上記の通り、オカラ砂や紙砂ほどは溶けないし、万が一でも詰まったら困るから。
そして、もうひとつの理由は。
この砂の使い方というか、トイレ容器の性質上、排尿のたびに1回ずつ捨てるとかより、トイレ底(トレイ)にある程度の量を残しておく方が、脱臭力が断然よくなるからです。そして、容器がいっぱいになる直前に、底に少し残る程度に使用済み砂を取り除く。そんな「まとめて掃除」のほうが、「1回毎にこまめに掃除」より、臭わないし、手間もかかりません。
しかし、となりますと、一度に廃棄する砂の量も当然増えますし、つまりトイレに流せる量ではなくなるわけです。燃えるゴミで出しましょう。軽いし、におわないので、ゴミ捨ても楽です。
※トイレの流水量は、大で平均13リットルだそうですが、節水型トイレの最少は、水没テストを始めた2010年9月時点で4.8リットルだったため、砂テストも4.5リットルでおこないました。その後、節水型トイレ最少は3.8~4.8リットルと進化(2012年3月現在)、それに伴い、砂テストも4リットルに減らしました。
トイレットペーパーを4リットルの水にいれた実験もしていますので、比較してみてください。
固まり具合の:実際に使った感想
固まらないタイプです。
この砂を30日間使用しつづけたのちの写真です。上部の砂もけっこう崩れてきました。
砂は途中でもう1袋を継ぎ足ました。計8リットル分を30日使って、これだけ(1袋分くらい?)上部に残ったということになります。つまり、約30日でちょうど1袋分を使い切るくらいの計算、ということになりましょうか。
尿の量や回数がわかりやすいか
わかりません。
砂自体のにおい
よわい木のニオイ(針葉樹系)です。
脱臭力
上にも書きましたが、この砂。排尿1回ごとに掃除する「こまめ掃除」より、数回分まとめてから捨てる「大雑把掃除」の方が効率的だし、臭いません。
というのも、猫によっては熱心に砂堀をする猫がいます。4リットル袋の全部をトイレに投入しても、砂の量はすごく多いわけではありません。その少ない砂をさらに掘ってしまうと、いざ排尿するときはスノコの上で直接に近い状態になってしまいます。つまり、尿は砂粒に吸収される機会もなく、液体のまま下に落ちてしまいます。砂に吸収されなければ当然尿臭も漂ってしまいます。それをふせぐには、下のトレー部分にも砂がある必要があります。
ですから、毎回、トレーに崩れ落ちた使用済み砂をきれいに掃除してしまっては、かえって尿臭が漂うことになってしまうのです。液体のまま下に落ちた尿も、下の砂にちゃんと吸水されるよう、砂を残しておく方が快適なのです。
純正品「Petio 猫システムトイレ」を使う場合、
このくらいまで溜めてから捨てる方法だと、まったく尿臭しません!すばらしい脱臭力です。
ホコリ
ごく少なく、ふつうの掃除であればほぼ出ません。乱暴に扱っても、ベントナイト砂のように粉塵がもうもうと舞い上がる、なんてことはありません。
飛び散り
少ないです。ただ砂が古くなってくると、くずれた木粉が肉球についてけっこう遠くまで運ばれることがあります。
猫足のもぐり具合
あまりもぐりません。
尿の色(血尿)がわかりやすいか
赤い絵の具を水で薄めて、スポイトで砂に垂らしてみました。
濃い赤水。わかります。
薄い赤水。ほんのりピンク色がついている程度の薄い水ですが、なんとなくわかります。
1=水、2=薄い赤水、3=濃い赤水。写真だとわかりにくいのですが、肉眼だともう少しわかりやすいです。水とピンクの違いも、なんとなくわかります。
猫砂のpH度
猫砂水溶液を作り、pHメーターで測ります。
pH4.3,かなりの酸性。猫砂でこの数字は珍しいので、機械の故障かとpH試験紙も浸してみました。濃い黄色になりました。かなりの酸性で正しいようです。
- 酸性=pH < 3.0
- 弱酸性=3.0 ≦ pH < 6.0
- 中性=6.0 ≦ pH ≦ 8.0
- 弱アルカリ性=8.0 < pH ≦ 11.0
- アルカリ性=11.0 < pH
猫たちの評判
どの子もふつうに使っていました。
その他
一番最初は、2袋用意した方が良いと思います。
この砂の純正トイレ容器「Petio 猫システムトイレ」を使う場合、一袋4リットルではちょっと足らないと思いました。トイレ底全体に敷けるだけの量は十分あるのですが、あまり深くはならないため、まじめに砂掘りをしてから排泄する子の場合、すぐに底(すのこ)に達してしまい、砂のないところで排尿(=液体のまま下に落ちる)排便(=スノコ穴に便が入り込むと掃除が面倒)することになってしまうのです。
また当然ですが、排尿されて崩れた砂が下に落ちれば、ますます上部の砂の量は減ってしまいます。
砂が少ないと感じたらすぐにつぎ足せるよう、最初から2袋購入しておいたほうが安心かと思いました。
実験期間、日数、価格など
テスト期間
2020/12/30昼~ 2021/1/29昼(30日間)
※猫数=5、トイレの総数=4(テストトイレ=1、非テスト=3)
トイレ掃除回数=汚れに気づくたびに(1日3~6回)
(システムトイレですので、通常のテストとはちがい、最初から使用期間1か月でテスト。しかし途中で砂が足りなくなり、計2袋使用しました。)
1袋当たり
1ニャン1袋当たり=日
※ニャンの数÷総トイレ数=1ニャンあたりのトイレ数
1ニャンあたりのトイレ数xテスト日数=1袋あたりの使用日数
1リットル(1kg)あたり
1ニャン1リットル当たり=日
※1袋あたりの使用日数÷内容量リットル(またはkg)=1リットル(または1kg)あたりの使用日数
全取り換えのタイミング
砂が少なくなってトイレ底全体をおおえなくなった。
価格帯
楽天市場、Amazon.co.jp、Yahoo!ショッピングで調べています。この3つのサイトで見つからない場合は、購入したときの実価格を表示します。
テスト時の価格帯:
税込 円~円(調査日:)
1リットル(1kg)当たりの価格帯:
1リットルにつき 税込 円~円(調査日:)
※テスト時の価格帯÷内容量リットル(kg)=1リットル(kg)につき何円