pHチェック猫砂 脱臭タイプ KCD-80

pHチェック猫砂 脱臭タイプ KCD-80
材質:鉱物系
メーカー/販売元:アイリスオーヤマ(株)
(直販ネットショップ アイリスプラザ)
原材料 : 主原料:ベントナイト、再生パルプ
容量・サイズ : 8リットル
可燃ゴミ/不燃ゴミ : 「使用後の処理の方法は、各自治体によってことなります。各自治体の指導にしたがって下さい」とのみ記載されています。
トイレに流せるか :流せません
土に戻るか : 戻りません
重量 : 非常に重い=平均的な女性なら一度に1袋ずつしか運べないだろう (約6.6kg)
商品説明(パッケージ記載内容)
pHチェック猫砂 脱臭タイプ KCD-80
毎日のオシッコをチェック!
pH(ペーハー)チェック猫砂 固まる脱臭タイプ
オシッコがアルカリ性の時に色が変わるpHチェック粒入り
pHチェック粒にオシッコがかかって青色になったらアルカリ性!
pHチェック粒はpH7.5を超えると、だんだんと青色に変わりはじめます。
※オシッコがかかってから30分以内にpHチェック粒の色を見て下し亜。
※いつもと異なる色が続いたり、健康が気になる場合は、獣医師にご相談されることをおすすめします。
※pH(ペーハー)
酸性かアルカリ性かを示す数値のことで、pH0~pH14であらわされる。pH7を中性、pH値が7より低い場合は酸性、pH値が8より高い場合はアルカリ性という。
【特徴】
固まる=オシッコのかかった部分だけ素早く塊、ムダがなく経済的です。
脱臭=猫砂の表面が多孔質になっているので、オシッコの臭いを強力に吸着します。
実際に使ってみました
砂の色や砂粒の大きさ
細かい粒です。自然の砂みたいです。色も自然の砂みたいなねずみ色。

pHチェック猫砂 脱臭タイプ KCD-80
↑一緒に写っているのは十円玉です。
固まり具合
30ccの水をかけたら、こんな固まりになりました。
一緒に写っているのは十円玉です。

pHチェック猫砂 脱臭タイプ KCD-80
気持ちよいくらいに、コロンとしっかり固まっています。
実際に使った感想。
よく固まりました。とくに砂が新しくある程度の深さがあれば、ころんとした良いカタマリになります。
大の方も、砂がほどよくまぶされて、掃除もわりと楽でした。ただ、掘りやすい砂らしく、埋める方もしっかり深く埋めてしまうので、掃除も底の方までスコップを差し込んで探さないといけませんでしたが。
表面の見た目はそれほどでなくても、スコップで掘ったらチッコ玉やウンPがザクザク出てきて(笑)、あら随分しっかりと埋めたのねって感じでした。
尿の量や回数がわかりやすいか
わかりやすいと思います。
よく固まるし、その塊の大きさで量もだいたい見当が付きます。
砂のにおいや脱臭力
◇ 砂自体のにおい
ふつうのベントナイト砂の臭いです。粘土みたいな臭い。
◇ 脱臭力
よかったと思います。
大もちゃんと埋めてくれるので、あまり臭いません。
ホコリ・飛び散り・猫足のもぐりぐあい
◇ ホコリ
かなり出ます。
◇ 飛び散り
小さい粒だし、猫たちにとっても掘りやすい砂らしく、けっこう外にこぼれたかな。
◇ 猫足のもぐり具合
それなりに。というか、よく掘るので、自分で埋まっちゃう?(笑)
尿の色(血尿)がわかりやすいか
赤い絵の具を水で薄めて、スポイトで砂に垂らしてみました。

pHチェック猫砂 脱臭タイプ KCD-80
↑濃い赤水。くっきりわかります。

pHチェック猫砂 脱臭タイプ KCD-80
↑薄い赤水。ほんのりピンク色がついている程度の薄い水です。
肉眼でも色はわかりません。

pHチェック猫砂 脱臭タイプ KCD-80
↑1=水、2=薄い赤水、3=濃い赤水。
3は明瞭に赤いですが、1と2の区別は、肉眼でもつきません。
猫砂のpH度
猫砂がヒタヒタに浸かるくらいに水を入れて猫砂水溶液を作り、pH試験紙を浸してみました。
真ん中部分の矢印のところが、検査のための変色域です。
上下の色見本と見比べて、pH度を調べるようになっています。
酸性なら黄色っぽく、アルカリ性なら青紫に変色します。

pHチェック猫砂 脱臭タイプ KCD-80
中性ですね。
しかしこれはpHチェック猫砂。
砂自体のpHを調べるだけでなく、砂がpH値によってどう変化するかも調べないと。
というわけで、まず酸性代表、穀物酢。

pHチェック猫砂 脱臭タイプ KCD-80
赤い太い矢印がpH試験紙の変色域で、黄色ですから、酸性であることを示しています。
青い矢印がpHチェック粒。黄色っくなっています。
次に、アルカリ性代表、石鹸水。
写真の上の方に映っている白いものが、ふつうの固形石鹸です。

pHチェック猫砂 脱臭タイプ KCD-80
赤い矢印がpH試験紙の変色域で、濃い青色に変色していることにより、アルカリ性であることがわかります。
青い矢印がpHチェック粒で、かなり青く変色しています。
健康な猫さんの尿pHは、弱酸性(pH6.2-6.6)です。
リン酸アンモニウムマグネシウム(ストルバイト)の結晶は、pH7.0以上で析出します。
チェック粒が青くなったら、尿がアルカリ性に傾いているということですから、尿結石症になっていないか、獣医さんで調べてもらいましょう。
【注!】
尿結石症の中には、酸性尿でも発病するものもあります(シュウ酸カルシウム結石症など)。
酸性尿だから必ず健康とは限りません。
猫たちの評判
とても良かったです。
チェック粒が含まれているといっても、少量ですから、使用感はふつうのベントナイト砂小粒と同じです。
猫たちは良く掘り、良く埋めて、気に入って使っていました。
実験期間、価格など
テスト期間:
2008年10月19日朝~11月2日朝(14日間)
1ニャン1リットルあたり/日:
3.0日(1袋1ニャンあたり 24.5日)
全取り換えのタイミング:
砂が少なくなってトイレ底全体をおおえなくなった。
テスト時のネット価格帯:
税込 630円~800円(調査日:2008.10.19.)
1リットル当たりの価格帯:
税込 78円~100円(調査日:2008.10.19.)