猫砂の王様
材質:鉱物系
製造元 : クニミネ工業株式会社
販売元 : ペットゴー petgo
原材料 : ベントナイト、消臭剤、抗菌剤
容量・サイズ : 5リットル
可燃ゴミ/不燃ゴミ : 燃えるゴミOK
トイレに流せるか :流せません
土に戻るか : 戻りません
重量 : 普通=女性が2袋を同時に持ち上げて家中移動できる。
約4.5kgありますが、袋がそれほど大きくないのと、積み重ねたときけっこう安定感がある(中身がブニョブニョ動かない)ので、運びやすいです。家の中程度の距離なら、私なら3袋だって楽勝です。でも、スーパー等で買って家まで歩いて帰るとなると、やっぱり2袋まででしょうか。
商品説明(パッケージ記載内容)
猫砂の王様 PetGo ペットゴー
(1)ベントナイトだからがっちり固まる
(2)ブルーの粒がイヤなニオイを吸収分解
(3)ネコにも無害な抗菌剤を使用(ピンクの粒)
(4)ペレットタイプだから粉立ちしにくい
実際に使ってみました
砂の色や砂粒の大きさ
小さな、ペレットタイプの粒です。
ピンクとブルーの粒が少数まざっています。
一緒に写っているのは十円玉です。
赤やピンクの粒が混ざっている砂はとても多い。非常に多いのですが、・・・そういう商品全体に言えることとして、他の色に染色して欲しいなあ!
猫は膀胱炎や尿結石症によく罹患する。遠くから見て、トイレに赤やピンクは心臓に悪いんです。近づいて良く見れば、血尿ではない、単なるピンク粒ってわかるんですけれど。緑や黄色に染色してくれれば、そういう「見間違い」も生じないわけで・・・(^^;)
固まり具合
30ccの水をかけたら、こんな固まりになりました。
一緒に写っているのは十円玉です。
かっちり、ころんと固まっています。この固まりの良さはやはりベントナイトならではって感じです。
実際に使った感想。
よく固まりますね。チッコ玉はしっかり固まるので取り出しやすい。ウンPも、ほどよく衣がまぶされて掃除しやすかったです。
全取り替えの直前は、砂が少ないのとやや湿ったため、新砂に比べれば若干固まりが悪くなりましたが、それは仕方ないというか当然。ふつうは、取り出した分だけ新砂を継ぎ足して使うと思いますから、多分固まりに関して不満はでないだろうと思われました。
尿の量や回数がわかりやすいか
わかりやすいです。
良く固まるし、その固まりがばらけにくいから。
砂のにおいや脱臭力
◇ 砂自体のにおい
あまりしません。粘土のようなニオイが少し。
◇ 脱臭力
とてもよかったです。
チー玉はクンクンしても尿臭はしないし、ウンチョスもちゃんと埋めてくれます。
かといって、砂自体がニオうなどの欠点もないので、臭いに関してはまず文句なしでした。
ホコリ・飛び散り・猫足のもぐりぐあい
◇ ホコリ
ベントナイトですから、ゼロというわけにはいきませんが、ベントナイトとしてはかなり少なめと感じました。ペレットに加工されているからでしょうか。
実際に最後まで使ってみて、ホコリ(微粉末)が出たと感じられたのは、一番最初に、袋をひっくり返して勢いよくトイレに入れたときくらいでした。その後のトイレ掃除中はほこりっぽいと感じることはありませんでした。
◇ 飛び散り
それなりに。でもペレットに固めてある粒なので、粒の小さいベントナイト系よりは、飛び散りが少なめだったし、掃除も楽でした。これが粒のもっと小さな(砂のような)ベントナイト系だと、「毎回掃除機をかけなきゃ!」と思っちゃうのですが、このペレット粒なら、ホウキとチリトリでさっさっさ、ときどき掃除機、で済ませられそうです。
粒が遠くの部屋まで運ばれることはありませんでした。
◇ 猫足のもぐり具合
少しだけ。気になることはないでしょう。
むしろ、このザクザウ感が砂っぽくて猫は好むのではないでしょうか
尿の色(血尿)がわかりやすいか
赤い絵の具を水で薄めて、スポイトで砂に垂らしてみました。
↑濃い赤水。色が付いているのがよくわかります。
↑薄い赤水。ほんのりピンク色がついている程度の薄い水です。
う~ん、ちょっと色まではわからないなあ。
↑1=水、2=薄い赤水、3=濃い赤水。
1と2は肉眼でも区別が付きません。3は、はっきり赤いとわかります。
猫砂のpH度
猫砂がヒタヒタに浸かるくらいに水を入れて猫砂水溶液を作り、pH試験紙を浸してみました。
真ん中部分の矢印のところが、検査のための変色域です。
上下の色見本と見比べて、pH度を調べるようになっています。
酸性なら黄色っぽく、アルカリ性なら青紫に変色します。
変色域が、濃いブルーになりました。かなりアルカリ性な砂ですね。
猫たちの評判
とてもよかったです。
今、大人猫を保護中で(仮称マミたん)、その子の振る舞いや肉球の感触から、外出自由な飼い猫だったと推測していますが、その猫にこの砂を使ったのですが、最初から当然のように使ってくれました。
うちの猫たちも競って使ってくれました。
その他
使いやすい砂だと思います。
ベントナイト系の欠点「重さ」も、5リットル袋と小さめなので、かなり扱いやすくなっています。
*このシリーズはほかに、「猫砂の王様 おから」 と 「猫砂の王様 ひのき」 があります。
実験期間、価格など
テスト期間:
2008年4月29日朝~5月9日朝(10日間)
1ニャン1リットルあたり/日:
4日(1袋1ニャンあたり 20日)
全取り換えのタイミング:
砂が少なくなってトイレ底全体をおおえなくなった。
テスト時のネット価格帯:
税込 598円(調査日:2008.5.2.)
1リットル当たりの価格帯:
税込 119円(調査日:2008.5.2.)