田舎生活「あるある」2024年4月版
其の一、田舎のスーパーにて
・従業員は100%、客も95%が今もマスクを着用。
(花粉症の時期ではあるが)
・現金払いが過半数。
(バッグの中をかき回してスマホの下から財布を取り出す)
・セルフレジは空いていて、有人レジには行列。
(ときどきセルフレジでも店員に読み取ってもらっている人がいる)
・偶数月の15日は混雑する。
(公的年金の支給日)
其の二、限界集落にて
・年金支給年齢までは若者、70代は働き盛り、80を超えて腰が曲がってやっと老人認定される。
(腰が曲がっても農作業や雪かきはします)
・「ググる」という言葉は通じない。
(2ヶ月ほど前、つい使ってしまい説明に苦労した)
・LINEが使えることは自慢要素。
(「昨日、息子とLINEしてなあ」「へ?あんた、そんなことできるん?えらいもんや」「うちら、ようせんわ」「らい・・?なんや、それ?」)
・玄関の扉に手をかけて鍵がかかっていると問答無用で留守判定され郵便局の不在票が入る。
(今回も健康保険証を受け取れなかった、室内にいたのに)
・しかし、道を歩いていると「書留がきてますよ」とバイクを止めて手渡してくれたりする。
(上の保険証、数時間後、犬の散歩中に受け取りました)
・おすそわけの野菜が虫に食われてるなんてフツウ。「中の方はきれいやで」。
(サルが侵入して人に見つかり、逃げたあとに残された「サルの歯型付きカボチャ」なんかもフツウに切り取って人間が食べる)
・これは数年前の話だが、電話をかけるのジェスチャーで人差し指をくるくる回しているお爺ちゃんを見た時はぶっとんだ。
(意味わかりますか?あ、解る私も若くない証拠)
・こちらはさらに十年以上も前の話だが、高齢者同士がお孫さんの話をしているときに、「○○ちゃんはいくつになったんや、満で」の会話にもぶっとんだ。
(思わず「今どき数えで(年齢を)いう人なんていません」とつぶやいてしまいましたよ)
・私を指して「あの子に頼んだらええ」と話しているのが聞こえたときは、えぇっ、私が「子」??
(あの、還暦をとうに過ぎておりますが)
・自分たちの子供が戻ってくるとは全く思っていないのに、なぜか、社交的で地域のために積極的に奉仕してくれる若い都会人家族が移住してくることを期待する。
(地元人さえ逃げ出す土地に、”まともな”赤の他人が居着いてくるワケないのに。来る人がいるとすれば相当な変人だけですよ)
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と、色々書きましたが、私は死ぬまで東京都心に戻るつもりはありません。
人間なんて大嫌い、タヌキやニホンジカの方が好きな変人ですもん。
↓ニホンジカのスキップ(右)とジャンプ(左)
こうがい・・・「郊外」ではなく、「香害」の話
私が住んでいるところは最寄りのコンビニまで山道を25kmという田舎。
集落前の主要道路を通る車の数は少なく、ふだんは地元の車やバス以外は、大型トラックが抜け道に利用する程度でしょうか。
そんな道でも、年末年始や春休み・夏休みはレジャーの車もけっこう通ります。
私が道を歩いていて驚くのが、車が横をビュウッと通り過ぎただけでプ~~ンとにおうことがけっこうあるということ。
芳香剤だか消毒剤だか除菌剤だかわかりませんが、非常に人工的なにおいです。
自然の中には決してないニオイ。
必ず、ふつうの乗用車です。家族で乗ったり、車好きがお金をかけるような車に限られます。軽トラで臭う車はありません。
それが「匂う」より「臭う」と表現したい強さで、車が通っただけであたり一面に漂うのです。
異常だと思います。
あんなクサい車に乗って、気分が悪くならないのかな?
でもむしろ、乗っている人達は、多分、良い香り、でなければ安心な香りだと思っているのですよね。
あんなのを「よい香り」と思う神経ってどうなっちゃってるんだろうと、ふだんは人工臭と無縁な土地に暮らしている私は思わずにいられません。
(タヌキ臭やシカ糞臭はしますけどね・・・ニャハ)
ついでに。
通販で送られてくる荷物も、におうものがけっこうあります。
中身が、そんな(芳香剤的な)香りがついているはずのないキャットフードや書籍であっても。
段ボールそのものがくさいのです。
何なんでしょうね?
↑と、掲示板に書きましたら、サービスとしてあえて香水を垂らしている場合もあるそうです。
止めてほしい!
香水臭いペットフードなんて、猫たちが可哀想です。
都会は人が多すぎるだけでなく、私には臭すぎ、うるさ過ぎ。
もう都会には住めません。
タヌキも、キツネも、シカも、アナグマも、庭に来ない都会、ワラビも、ゼンマイも、コゴミも、身近にみられない都会、ヤマザクラも、ハナズオウも、ミツマタも、豪邸でなければ庭に植えられない都会、もう私には無理。