猫砂考
*同居の工夫:猫と暮らす知恵*
猫砂あれこれ
【著:管理人 2004年】
猫砂は各種様々なタイプが市販されています。片っ端から試してみました。
一口に紙系、木系などと言っても各メーカー、各商品によって、使い心地や性能は大きく違いますので、下に述べますのはあくまで私の個人的な感想です。
紙製の砂
長所は、なんといっても軽いこと。 我々か弱い女性にとって(?)軽いというのは嬉しいですよね。紙なら燃やせますし、トイレに流せるタイプも多いですから、後処理が楽です。ほこりもほとんどたちません。粒が大きなタイプを選べば、飛び散りも(小粒紙砂に比べれば)少なくて済みます。
白いタイプは、オシッコの色がよく分かるし、ニオイもわかりやすい商品が多いという利点も見逃せません。これは県子管理上、とても良いことだと思います。
短所は、一般に、減るのが早いこと。脱臭力が鉱物系などにくらべるとどうしても少し劣る砂が多いこと。それから、かたまる力が弱い砂が多いということでしょうか。
小粒紙砂の中には、とてもきれいにキッチリ固まる砂もありますが、大粒紙砂は全般的に、やわらかくねっとりと固まる傾向にあり、ちょっとヌルッとするのもあります。
木製の砂
長所は、かおり。砂自体が檜の香り等の、よい臭いがするものが多いです。燃やせること、トイレに流せるタイプが多いのも長所でしょう。
重量は、商品によって非常に軽いものと、けっこう重いものがあります。ある程度以上の重さがあるものの方が使い勝手は良かったようです。 重いと言っても、鉱物系ほどではありません。
短所は、小粒木砂の中にはホコリがたちやすいものがあること。中にはむせそうになるほど、もうもうとホコリがでるものもあります。
粒が細かく軽いものは、、猫さんの足の裏について飛び散りやすいということ。
廉価な物の中には、特に、大粒木砂の中には、固まる力が非常に弱いものもあります。
また、最初は良い檜臭の砂が、使っているうちに、なぜか突然嫌な臭いに変わってしまう商品もあります。相当クサイので、こういうのはちょっと・・・(汗)
鉱物系の砂
長所は、一番自然の砂に近いということでしょう。私は外猫生活が長い猫さんのトイレットトレーニングにはまず鉱物系の砂を使います。固まる力は抜群。脱臭力も強い。猫さんが砂の上で踏ん張りやすいのも長所でしょう(軽い砂だと猫さんの足がもぐって踏ん張りにくそうです)。
短所は、ずばり重いこと。紙製の砂なら3~4袋持ち上げられるのに、鉱物系の砂は一袋でひぃひぃ言ってしまいます。燃やせないこと、トイレに流せないことも、住環境によっては短所となるでしょう。商品によっては、ホコリが多く非常に細かいように思います。周囲の家具に白くつもったり、白い肉球跡があちこちに付いたりすることも。喘息がある方には向かない砂かもしれません。
シリカゲル系
長所は、掃除が楽なこと。小は砂が吸収してくれるので、大の始末だけで良いのです。その大も、水分が吸収されコリコリに堅くなり、不潔感や臭いが全然感じられなくなります。脱臭力も優れています。軽いこと。ホコリがたたないこと。
短所は、/オシッコの回数・量・色がわかりにくいこと。直後ならわかる商品もありますが。これは猫さんの健康管理の点で大きなマイナスとなりかねません。足の裏について飛び散りやすいこと。猫の数が少なければ問題ないが、多数の猫達が一度に排尿してしまうと、 砂が吸収しきれず不潔になる場合があること。透明なタイプの場合、ある程度使うと砂がすっかりオシッコ色になってしまうのも、私としてはちょっと・・・
おから系
長所は、固まる力が強いこと。固まってもべたつかず、トイレ壁や底にこびりつくことがないので、掃除も楽なこと。ほこりがたたないこと。使用量が紙製等にくらべ、少なくて済むこと。燃やせること。トイレに流せること。
チーが瞬時に固まる為か、勢いよく排尿されると、砂がえぐられ真ん中がすこし凹んだチー玉になる商品が多いです。うちの子が膀胱炎になって、痛みでチビチビとしか排尿出来なかったとき、チー玉に凹みはできませんでした。膀胱炎が治ったらまた凹みのあるチー玉になりました。つまり排尿の勢いが形に残るのです。これはいい!
それから、もとが食品なので、万が一猫が食べてしまってもあまり心配しなくてよいこと。
短所は、もとが食品ですから、慣れないうちは食べてしまう子がいること。保護したばかりの外猫には絶対に使えません。砂自体に独特の臭いがあること。気になる人には嫌なにおいだと思います。砂に足が潜りやすく、それを嫌がる猫さんがいるかも。使っているうちに粒がくだけて粉のようになり、足の裏について飛び散りやすくなる商品が多いこと。こぼれた砂粒が家具の下などにはいって、うっかり見落とすと、カビが生えていることがあります(そんな点も元食料)。
* * * * *
うちの猫達は強制的に慣れさせられしまったので、どんなタイプの砂でも関係なく使用してくれます。どんなタイプの砂でも使えるようにトレーニングしておくほうが、何かという時に都合が良いと思います。
が、その抜群の適応能力がたまには困った事に・・・
え、何に困ったかお知りになりたい?では こちら へどうぞ。
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ペットシーツ + 紙おむつ
【著:にゃぐ様 2004年】
成人用オムツをカットして使用
猫砂嫌いで ペットシート代わりに成人用オムツをカットして使用しております。このオムツの上に乗って用を足すので直接汚れることは殆んどなく 運が良いと1週間持ちますのよ。ゴミも出ず環境にも優しい トイレでち。
ペット用シートは 猫トイレ一面に敷き詰める事が出来ますが、吸収力がイマイチで アンヨが濡れるのが嫌なびいちゃまは1度濡れるとグルグルに固めてしまい、1日に4~5枚使っていたんです。→ごみが増える。
でも成人用オムツは ベビー用に比べても 抜群の吸収力で、慣れない内は (上の画像) 1枚を6分割してポリマーがこぼれない様にガムテープで補修していました。
気が付くとオムツは足場にして 直接チーがかかることは無くチーは猫トイレの溝に流れて行き 直接チーだけをトイレに流すことが出来るんです。うんちの時も簡単にティッシュで摘めますし、ゴミの出る量が圧倒的に少なくなりました。
現在はこのタイプのトイレも使っていますが、もっと小さな100円ショップで買い求めたキッチンの食器水切りカゴも併用しているので、成人用オムツは 1枚を18分割しています。(生理用ナプキンくらいの大きさ)
チーは直接 水切り篭に下に流れてしまうので無いくてもイイ位で 気休めに置いています。運が良いと…オムツ1枚で 1ヶ月持ちます。大汗。
猫砂のかわりに、ペットシーツや人間用紙おむつを使っている方は結構いらっしゃいます。特にペットショップ育ちの猫さんの場合、ペットショップは手入れの簡便性から犬にも猫にもペットシーツを使っているところが多いようです。
猫砂トイレを使ってくれないとお悩みの方は、一度ペットシーツやオムツを試してみたらいかがでしょう?
by 管理人
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新聞紙トイレ
【著:もこりん様 2016年12月26日】
5ニャン達、トイレは大きい衣装箱を二つ使ってます。1つの衣装箱で市販の普通の猫トイレ2個分くらいは軽くあります。
しかし、ま~み~が犬用に敷いてあるトイレシートに時々オチッコをするようになりました。ちゃんとトイレシーツでやるなんて、賢い子ちゃんです。
でも、それはトイレが少ないということになるので、もう一つ増やしました。それが猫砂でなく、細く裂いた新聞紙です。
これが思ったよりいいんです。
- かさばる猫砂をしょっちゅう買いに行く手間がない。
- 1日に一度、一番下に敷いた新聞紙ごとゴミ袋に押し込んで、手入れはおしまい(^^)
- 思ったほど匂わない。
問題は、使ってくれるかどうか? でした。
もこりん、はれの2匹が使ってくれるようになりました。 それと、新聞紙を裂くのはけっこう時間がかかります。
本当はすべてのトイレを新聞紙に変えたいところですが、みんながしてくれる保証はないし、 ハイちゃんの尿検査をするためにはすぐに染み込んでいく新聞紙はちとまずいのです。
新聞紙の細さは1センチ前後、長さは数センチから25センチくらい。(短い方が多い)
一番下に、トイレの底より大きくなるよう新聞紙を広げて敷きます。底より大きい部分は壁にそって折り上げておきます。 私はもう一枚、今度は底の大きさくらいの新聞紙を敷き、その上にトイレシーツ(うちはワイドサイズ)を敷きます。 裂いた新聞紙をジャンジャン入れます。そのままではフワフワし過ぎるので、少し押さえます。 出来上がり。
最近、新聞紙を裂きまくっています。 あぁ、新聞紙トイレ、いい仕事をしています。
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シュレッダートイレ
【著:管理人 2004年】
猫専門病院「マオ・キャットクリニック」院長様、にゃんくま先生の工夫です。
新聞紙+ペットシーツ(又は人間用オムツ)で、快適トイレの出来上がり!これが実に快適でよいトイレだそうです。
こちら↓に、詳しい説明と、もっと写真があります。これは必見の価値あり。
「猫の病院 マオ・キャット・クリニック」 >「我家是猫屋敷」>「お花坊」>「花坊の生活1」
上の写真にうつっている小瓶の説明もちゃんとありますヨ!
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