猫防御棚の作り方
*同居の工夫:猫と暮らす知恵*
猫防御棚
【著:管理人 2006年9月5日】
この棚が2作目です。最初はもっと小さな棚を作ったのですが、トロが上に落下して壊れました。 (猫だってパソコンを使いたいのページをご覧ください。)
こちらはすでに1年以上使っていますけれど、まだ壊れていません。 猫たちの重さにも耐えています。
防御棚の詳細
私はいわゆる「市販のパソコンラック」というものを持っていません。かわりに、以前他の用途で使っていたスチール棚を自分の好みで組み立てました。棚の位置など自由に作りなおせますので、気に入っています。
さて、猫たちさえいなければ、とても快適なパソコンラックなんですけれど、猫どもがキーボードの上を歩く歩く↓・・・(汗)
ところで、モニターの横に紐が張り巡らせてあるのがわかりますか? これも猫ふさぎです(苦笑) 猫たちが横から後ろから侵入するのを防いでいます。
最初はワイヤーネットを張ろうとしたのですけれど、うちにはドジな猫がいますので柔らかい紐の方が怪我の確率が低いだろうと、綿の紐を張りました。ついでにネットみたいになっているので、メモとか色々ひっかけて活用しています。
で、キーボードを守るために作ったのがこの棚。使ったのは、木の板と角材、透明アクリルボード、L字型の棚受け、のこぎり、釘やネジ、金槌。
青い矢印は、L字型の棚受けです。たまたま家にあったのは木製でしたが、普通の金属製のL字金具で良いと思います。複数猫の体重を支えるにはL字金具は必要でしょう。
この防御棚はキーボード台の上に置いているだけで、台に打ち付けてはありません。その方が掃除等に便利だからです。滑り落ちないように、キーボード台の4隅に輪型の金具を差し込んであります(赤い矢印)。 輪型の金具にしたのは、たまたま家にあったから。滑り落ち防止になるなら、何でも良いと思います。
高さは、ペンタブを使える高さとしました。マウスしか使わない場合は、もう少し低くても良いと思います。この高さだと、大人猫は防げますが、小柄な子猫は中に入ってきてしまいますので。 これだけの高さがあれば、手をアクリル板の下に差し入れてキーボードを打ったり、マウスやペンタブを使ったりするのに何も不自由はありません。
マウス(ペンタブ)パッドの反対側はコーヒー置き場。防御棚の上に猫が飛び乗っても、カップがひっくり返ることはないし、お手々いれられることも無くなりました。
私の視界はこんな感じです。透明アクリル板を斜めに付けているので、猫さえいなければ、視界は良好です。
アクリル板について
「アクリル板はどうやって角材と結合しているのか」というお問い合わせをいただきましたので追加説明します。
アクリル板は乗せているだけなんです。釘もねじも何も使っていません。
板は斜めに置いていますが、↓のように、下のところにちょっと段差があります。この段差にひっかかっているので、落ちません。
また、上の両横がぴったりくっついているので、横にずれることもありません。
右側。左側もぴったりサイズです。
なお、キーボードカバー試作第1号(こちらのページ)のアクリル板は木ねじでとめました。電動ドリルで、アクリル板に、木ねじの直径よりわずかに大きい穴をあけ、木ねじは下の木板にきかせるようにしてとめました。
ネジは、危なくないように、下の図の左側のような、頭が丸いのを使いました。アクリル板はひびが入りやすいので、電動ドリルは、そっと当てるようにして力を入れないように注意しました。
左のような、丸い頭のネジを使います。右の、頭が平らなネジは危ないので。
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