猫さんの暑さ対策:家電や自然素材、昔ながらの知恵も

*同居の工夫:猫と暮らす知恵*
エアコン
【著:管理人 2003年】
愛猫の健康のために
真夏の締め切った室内温度は予想以上に高くなります。多少電気代がかかっても、猫さんの為にエアコンを使う人は多いようです。コンクリートジャングルの都会の真ん中では使わないでは過ごせませんね。
エアコンは、除湿にするだけでもかなり過ごしやすくなります。クーラーとして使う場合は、部屋の戸を猫さんが通れるくらいに開けて、エアコンが効いている部屋と効いていない部屋の両方に自由に出入りできるようにしてあげるのが良いと思います。戸が偶然閉まって猫さんが閉じこめ(閉め出され)ないようドアストッパー等を使用すれば安心でしょう。
自然風か、エアコンか?
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扇風機、サーキュレーター
【著:管理人 2003年】
扇風機に直接あたって涼む猫さんは少数派ですが、(うちのトロは風に当たります)、部屋の空気を循環させるだけでも熱気がこもりにくくなります。
最近は 充電式 とか 電池式 、さらに ソーラー式 の扇風機もあって そういうのは小型なのも多く、どこでもおけるのが魅力です。
でも、相手は猫さん(汗)。 扇風機の羽にじゃれようと、お手手を突っ込んだらアブナイ!
タワーファンタイプ なら、お手手ははいりそうにありませんが、 じゃれついて倒す危険はなきしもあらず(汗)
壁掛け扇風機や、 シーリングファン(天井取り付け型) を、 猫の手の届かないところに取り付けるとか?
あるいは サーキュレーター を扇風機替わりに置くといいかも? なぜか、扇風機より、サーキュレーターの網目の方が細かくて、 子ネコでもお手手を突っ込めない商品が多いようです。
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い草マット
【著:まめまま様 2003年】
本日も先程実家より帰宅のまめ君です。 先週、父の命令・・
「うちでは畳の上が好きなようで、いつも畳でおなかを冷やしている、お前の家は全部ジュータン敷きだから、何か畳のようなものを用意してやれ!」
・・の一言で、
1.い草座布団
2.タケシート(長座布団サイズ)
を用意いたしました。
い草は、まぁお気に入り、最初はミシッという音で、ゾワッとしていたようですが、近頃寝転がってくれています。
タケシートは彼がいつも使っている座椅子に敷いたのですが、これは、新しい爪研ぎと化してしまい、お気に入りと言えばお気に入り・・・
畳って猫さんにとって、快適な物なのでしょうか?今週は90㎝角の薄型畳??というのかな、 ・・を用意してみようかと。
その後・・・
結局、い草座布団はミシミシいうから、いやニャ!・・だそうです(落) 竹マットはお気に入りのようですが・・
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竹マット
【著:福桃様 2003年】
うちは、竹マットとイグサマット(小さいのです)をいろんな場所に置いています。イグサマットは、ごみの元。竹マットは硬くてあまり乗りません。これってちっとも参考になりませんね。
猫様は、風の通り道を良く知っていて、一番快適な場所に転がっています。開けられる窓は全て開けて 仕事に出かけております。(泥棒さんに入られない程度です)
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大理石でひんやり
【著:花水木様 2007年6月26日】
昨日はくもり時々雨で過ごし易く、良いチャンスと夏支度。まず、窓にスダレを取り付け陽射し対策。続いて、大理石の板を涼しそうな場所に敷いてやりました。

今回はこの大理石板が目玉。サイズは50㎝×80cmと、かなり大きい。厚さは1㎝。これを2枚購入。お~っ!大奮発!・・・でもない。 1枚たったの450円。
ホームセンターの端材売り場で見つけました。聞けば、システムキッチンの大理石製天板の余材とか。シンクの部分を切り抜いた余りらしい。 言われて見ればそれっぽい形です。
切りっ放しなので、周囲のエッジをサンドペーパーで丸めました。下に何かを入れて、少し浮かせてスキマを作ればもっと良いかも。裸足だと冷たくて気持ち良いです。
これで少しは涼しく過ごせるかにゃ?
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直射日光を避ける
【著:管理人 2003年】
窓の外にすだれを下げたり、よしずを立てかけるなどして、直射日光を防ぐことで室内温度を下げる、というのは昔の日本人の知恵でした。暑くなる前に、すだれやよしず、ベランダのコンクリート等に打ち水すると、さらに効果があります。
また、窓の外にプランターを並べ、青々とした植物を育てる、というのも室温やベランダの気温を下げる効果が。日陰を作る効果だけでなく、たっぷり水を含んだ植物や土から徐々に水分が蒸発して気化熱が奪われます。キュウリやゴーヤなど、蔓野菜を栽培すれば、緑のカーテンで涼しい上に無農薬野菜が収穫できて嬉しさ倍増♪
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打ち水
【著:管理人 2003年】
日本で昔から行われていた知恵、打ち水。水を撒くだけで温度が約2度下がるそうです。
2度って、けっこう大きい。それになんといっても自然な涼感。
庭や家の壁、家の前の道路。焼けている車にも打ち水。車って鉄板の固まりですから。玄関前にドーンと駐車してたら熱風の源です。お風呂の残り湯などをうまく利用してあちこち打ち水してみてください。
打ち水のコツ
2007年7月29日放送NHKの「近所の底力」で打ち水のコツを紹介していました。
(1)朝と夕方が効果的
つい一番暑い時間帯に、と思ってしまいますが、それではあっという間に蒸発して効果が長続きしない。下手すると蒸し暑さが増すだけ。効果的なのは、まだ日差しが強くない朝(効果が正午頃まで持続)と、夕方(効果が夜まで続き熱帯夜を防ぐ)だそうです。
(2)風の通り道は日が当たらなくても打ち水する。
東京都練馬区では、商店街の人たちがいっせいに朝と夕方に打ち水するそうです。打ち水すると、気温(大気温)が2度下がるだけでなく、アスファルト道路の表面温度が42度から32度まで下がり体感温度としては5度くらいちがってくるそうです。
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土間
【著:管理人 2003年】
玄関のコンクリートの土間などを好む猫さんは多いようです。土間はひんやりしているので気持ちよいのでしょう。
夏場は土間を少し片づけて猫さんがのびのびできるようにしてあげてください。
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お風呂場、トイレ
【著:管理人 2003年】
お風呂場やトイレは多くの場合、家の北側にあります。さらに、ほとんどの場合、換気扇がついています。お風呂場のひんやりとしたタイルや、換気扇が回っている北向きトイレは 家中で一番涼しい場所であったりします。
留守中は、お風呂場やトイレのドアを細く開けっ放しにしておけば猫さんの真夏の避難所となることもあります。
ただし、お風呂の水は必ず抜いてくださいね。おぼれたら大変!
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毛皮の手入れ
【著:管理人 2003年】
よくブラッシングして、むだ毛を取り去り、風通しよくしてあげます。毛玉ができていると、その下の皮膚が蒸れてしまいます。長毛種の場合は、サマーカットするのも一つの手でしょう。
サマーカットした猫さん見たい?こちらへどうぞ!
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氷で撫でる
【著:管理人 2003年】
うちの猫たち、猫ですから、濡れることは嫌いです。が、夏の一番暑い時間帯に、手のひらに氷を1個(普通の家庭用製氷皿で作った氷) 隠し持つように持って、その手で毛皮を撫でると、気持ちよいみたいです。氷はどんどん溶けますから、当然毛皮もしっとり濡れてくるのですけれど、 猫たち、なぜかあまり気にならないみたい。それより
「ナデナデ、ひんやりして気持ちいいにゃん♪」
って感じで、もっともっととねだる子が多いくらいです。
猫さんは、足の裏にしか汗をかけません。犬のように舌を出してハアハアもしません。氷で撫でると、ちょうど汗をかいたと同じ効果があって、 体表の熱が奪われ、気持ちよいのかも知れません。
1ニャンに付き氷1個ならちょうど毛皮に吸収される量のようで、ぽたぽた水滴が落ちるほどは 濡れませんから、そのまま拭かずに部屋で自由にさせています。そのかわり、 手が抜け毛だらけになります。スキンシップと抜け毛掃除もかねて、一石二鳥、いや、一氷二猫?
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ペット用クールマット類
【著:管理人 2003年】
ペット用のクールマットというものを売っています。保冷剤や水をつかって冷やし、ひんやり感を長時間持続させるというものや、アルミ材の熱放射率の良さを利用したもの、天然大理石のひんやり感や、い草・竹マットの風通しの良さに注目したものなど、様々な商品が売られています。。 電気を使わないタイプなら留守中も安心でしょう。
気まぐれな猫さんのこと、買ってあげても使ってくれるかどうかが 一番の問題ですが(汗) 最悪、人が座れば涼しいかも?(大汗)
こんなページも作りました。商品の比較検討にお役立て下さい。
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人間用エコ商品を
【著:管理人 2003年】
ベッドに敷くひんやりジェルマットなど、最近は人間用エコ商品として、冷感・涼感素材のものや、直射日光を遮るなど節電にもなる商品が、 数多く出回っています。そういう商品をうまく使いましょう。もし猫さんが使って下さらない場合でも、人間が使えば無駄になりませんから。
湯たんぽやペットボトルに氷水を入れてタオルで包んだり、保冷材を使うのも良いでしょう。また、ペットシーツに水をたっぷり含ませて凍らせれば、保冷材のかわりになります。
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