デオトイレ純正砂3種を「素材」別に比較

  1. テスト砂の簡単な説明
  2. 砂粒の比較
  3. 回数テストの方法
  4. ウンチ回数の比較
  5. オシッコ回数の比較
  6. 総合回数比較
  7. 使用後の砂の状態
  8. 結論

1.テスト砂の簡単な説明

ユニ・チャーム「デオトイレ」純正砂の3種類を同時に使って比較してみました。

  • 【消臭サンド】主材料:シリカゲル
  • 【針葉樹の消臭・抗菌チップ】主材料:木材、撥水材、抗菌剤
  • 【緑茶成分入り消臭サンド】主材料:パルプ(紙)、防臭剤、緑茶成分

以下は3商品とも共通項です。

  • 容量はいずれも4ℓ。
  • 使用期間目安は、愛猫1頭の場合=2ℓで約1か月、愛猫2頭の場合=2ℓで約2週間。
  • 全取り替えの目安は、愛猫1頭の場合1か月に1回。
  • 水に溶けないので、トイレに捨てないでください。
デオトイレ 消臭サンド
デオトイレ 消臭・抗菌チップ
デオトイレ 緑茶消臭サンド

2.砂粒の比較

【消臭サンド】(シリカゲル)

真っ白でまん丸な粒です。4ℓで1.78kgと軽い砂。

デオトイレ 消臭サンド

【針葉樹の消臭・抗菌チップ】(木材)

茶色い細長い粒。長さはバラバラ。4ℓで2.71kgと、砂自体はとくに重い砂というわけではありませんが、この3種の中では一番重い砂です。

デオトイレ 消臭・抗菌チップ

【緑茶成分入り消臭サンド】(紙パルプ)

大きさも形も不規則な粒。色は、薄緑というか、薄抹茶色というか。4ℓで1.49kgと一番軽い砂です。

デオトイレ 緑茶消臭サンド

3つ一緒に

デオトイレ 純正砂3種

3.回数テストの方法

トイレの数と位置

4つのトイレに、それぞれ【消臭サンド(シリカゲル)】、【緑茶成分入り消臭サンド(紙パルプ)】、【針葉樹の消臭・抗菌チップ(木)】、【その他の砂】を投入し、排泄状況を観察しました。

(【その他(非システムトイレ)】も用意したのは、比較の為、および、万が一システムトイレが気に入らず排泄を我慢してしまう猫がいたら可哀想だからです。)

また、トイレ位置による好みの偏重を避けるため、テストトイレは3~4日ごとに位置をずらしました(その他砂トイレは少し離れた場所で不動)。

猫トイレ3つ

排泄回数の数え方

トレイルカメラを設置し、その映像から回数と内容(大か小か)を数えました。排泄物そのものが写っていなくても、姿勢やその前後の動きでどちらかわかります。

猫トイレ3つの夜間撮影映像

使用したトレイルカメラはこちらです。CamPark Hunting Trail Camera(PR)

トレイルカメラ

テスト期間(日数)と参加猫数

テスト期間は、2020年6月8日~2020年7月7日の30日間

参加したのは猫5頭。ハナ♀15歳、お栄♀10歳、シロロ♂6歳、くるるん♂6歳、虎太郎♂2歳。

4.ウンチ回数の比較

大きな差が出てしまいました。シリカゲル砂の圧勝です。

一般的に猫はウンチは鉱物系(ベントナイト、シリカゲルなど)の砂を好む傾向がありますけれど、これほどの差が出るとは意外でした。

うんち回数全4種デオ砂3種のみ
シリカゲル78回(65%)78回(74%)
木材16回(13%)16回(15%)
紙パルプ11回(9%)11回(10%)
その他15回(13%)
合計120回(100%)105回(100%)
円グラフ
円グラフ

5.おしっこ回数の比較

こちらはウンチと違い、少ししか差が出ませんでした。使用回数は多い順に、紙>木>シリカゲルとなりますが、誤差程度です。また、清潔好きな猫のこと、シリカゲル砂の使用回数が一番少ないのは、シリカゲルにウンチが集中していたので、ウンチほど素材にこだわらないオシッコはきれいなトイレを使いたかっただけ、という場合も含まれるかもしれません。そう考えればますます「差はない」といえましょう。

おしっこ回数全4種デオ砂3種のみ
シリカゲル83回(26%)83回(31%)
木材89回(28%)89回(30%)
紙パルプ97回(30%)97回(36%)
その他51回(16%)
合計320回(100%)269回(100%)
円グラフ
円グラフ

6.合計回数の比較

ウンチの差がそのまま合計回数の差となって出ました。

うんち+おしっこ全4種デオ砂3種のみ
シリカゲル161回(37%)161回(43%)
木材105回(24%)105回(28%)
紙パルプ108回(25%)108回(29%)
その他66回(15%)
合計440回(100%)374回(100%)
円グラフ
円グラフ

7.使用後の砂の状態

以下、30日間使用した後の写真です。

【消臭サンド】(シリカゲル)

においは、尿臭・糞臭ともにほとんどしませんでした。鼻を近づけて嗅ぐと、なんというか、いわゆるシリカゲルのにおいの中に、あるかなしかのアンモニア臭、でもその気になって嗅がないと分からないレベルです。

飛び散りはとても多かったです。いちばん多かった。

見た目は、一見あまりかわらないように見えましたが、よく見ると汚れています。いっぱいウンチされましたからねえ。

デオトイレ 消臭サンド
デオトイレ 消臭サンド

【緑茶成分入り消臭サンド】(紙パルプ)

においは、わずかに尿臭がします。1ヶ月も猫尿が掛かり続けたことを思えばほんの少しですが、メーカーの説明通り、1ヶ月で全取り替えした方がいいなとは思いました。

飛び散りはごく少なく、ほぼ無しといってよい状態でした。

見た目は、シリカゲル砂と同じく、よく見ると汚れがついています。

デオサンド 緑茶消臭サンド

【針葉樹の消臭・抗菌チップ】(木材)

においは、鼻を近づけないとわからない程度ですが、針葉樹(フィトン)っぽいにおいの中に少しだけアンモニア臭が混ざっているような。でも全然気になるレベルではないと思います。少なくとも人間の鼻には。

飛び散りはほぼありませんでした。が、古くなると木粉が出て、ごくわずかながら肉球について運ばれることがありました。本当にごくわずかですけれど。

見た目は、あきらかに崩れてきました。

デオトイレ 消臭・抗菌チップ

木屑が採尿シートにも落ちます(画像ではわかりやすいように、真新しいシーツを敷き、トイレ本体を揺すって粉を落としています)。

デオトイレ 消臭抗菌チップ

木砂を全部とりのぞいてみると、スノコの穴にも少し挟まっていました。

デオトイレ 消臭・抗菌チップ

興味深いことに、猫達は、砂がくずれればくずれるほどより頻繁にこの砂を使うようになりました。ウンチもオシッコも。猫は細かい粒の砂が好きだということと関係があるのかもしれません。細長い木砂の形状はほぼ保っていても、手触り(肉球触り)はより粉っぽくなっていったということでしょうか。猫様の本音はわかりませんが。

8.結論

以下、あくまでうちの猫達の話話です。猫とは個性豊かな動物、癖も好みも一頭一頭ぜんぶ違います。以下はあくまで参考程度とお読みの上で、あなたの愛猫に最適な砂を選んであげてください。

猫達の好みを優先すれば、なんといってもシリカゲル砂でしょう。ウンチ回数がぜんぜん違います。ですから【消臭サンド】(シリカゲル)一択ということになります。

けれどもこの砂、人間にとっては一番面倒な砂でもあるんです。軽くて掘りやすい為か、飛び散りがダントツに多い。床にこぼれた砂粒は、丸くて転がりやすく、さらに若い虎太郎がじゃれて遊んだりもしたため、そこら中にコロコロ散らばってしまいました。しかも、うっかり素足で踏むとめちゃくちゃ痛い。紙砂や木砂は硬度も形状も違いますので、こんなに痛くはないんです。ニオイも、シリカゲルそのものは脱臭剤につかわれるほどにおわない素材ですが、乾燥剤としてつかわれることからもわかるように、とても吸湿しやすい性質があります。つまりニオイも吸着しやすい素材なんです。使い方を間違えると臭うこともあることは留意しておくべきかと思います。

またシリカゲルは、食品の袋等にはいっている小さな袋(乾燥剤)ならふつうは「燃えるゴミ」に出せますが、猫砂は量が多いですし、自治体によっては対応が異なる場合もあり、確認が必要です。

と、以上をふまえた上での我が家の結論。

私は常に猫様最優先ですから、一位は【消臭サンド】(シリカゲル)で決定。次に【針葉樹の消臭・抗菌チップ】(木材)、最後が【緑茶成分入り消臭サンド】(紙パルプ)とします。つまり、オシッコ回数は誤差程度の範囲とみなし、ウンチ回数の順位通りです。

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