デオトイレ 針葉樹の消臭・抗菌チップ

商品仕様
メーカー/販売元:ユニ・チャーム株式会社
コード:4520699644270
原材料::木材、撥水剤、抗菌剤
容量・サイズ :4リットル
原産国:ニホン
トイレに流せるか :流せません
土に戻るか: :戻りません
可燃ゴミ/不燃ゴミ :燃えるゴミ
重量 :
軽い=女性が3袋を同時に持ち上げて家中移動できる(約2.71kg)
*3kg近い重量があるとはいえ、袋がコンパクトで、砂の形状のためか重ねてもずれにくいため、4袋重ねて持っても普通に歩き回れるかとは思います。

商品説明(パッケージ記載内容の一部抜粋)
unicharm
締め切ったお部屋でもニオわない! システムトイレ各社共通
気になるニオイを強力消臭!
ユニ・チャーム ペット デオトイレ
針葉樹の消臭・抗菌チップ
長めの粒で飛び散らない※1
約2ヶ月分4ℓ ※2
※1 デオトイレ取り替え専用消臭サンド(シリカゲル丸粒タイプ)比
※2 愛猫1頭(体重8kgまで)の場合

《 裏面 》
【デオトイレ】または【その他のシステムトイレ】と一緒にお使いください
固まらないタイプ 約2ヶ月※使えて経済的
※愛猫1頭(体重8kgまで)のデオトイレ使用時
【商品特長】
天然針葉樹&抗菌成分の働きで、締め切ったお部屋でもニオわない
粉立ちが少なくくずれにくい
- 天然針葉樹と抗菌成分の働きでニオイ菌を抑制し、気になるニオイを強力消臭!
- 愛猫の手からはずれやすい長めの粒なので、飛び散りにくく、お掃除もラクラク。※
- 即乾性でいつもさらさらで清潔。
- 愛猫が慣れやすい形状。
- 木タイプなので、可燃ゴミとして処理できます。
※デオトイレ取り替え専用消臭サンド(シリカゲル丸粒タイプ)比
【消臭メカニズム】
『針葉樹の消臭・抗菌チップ』は、尿をすばやく通過させるので、オシッコの固まりの取り除きなしでトイレはいつも清潔。別売りの『消臭・抗菌シート』と合わせてお使いいただくことで、ニオイの発生を防ぎます。
ご使用の前にお読みください
使用方法
【デオトイレ】又は【その他のシステムトイレ】と一緒にお使いください。
単品では使用しないでください。
また、【デオトイレ】をご使用の場合は必ず【デオトイレ】専用の【消臭・抗菌シート】も併せてご使用ください。
【デオトイレ】の専用品以外のものをお使いいただいても、性能が十分に発揮できないばかりか、尿モレなどのトラブルの原因となります。
【針葉樹の消臭・抗菌チップ】の交換方法――――
(1)ウンチは、専用スコップで取り除いてください、。(愛猫1頭の場合、1日に1回程度が目安です)
●ウンチなどで汚れたチップは、スコップ先端部分を使い取り除いてください。
(2)チップが少なくなったら、別売の【針葉樹の消臭・抗菌チップ】を補充してください。(2~3cmが深さの目安です)
本製品の使用期間目安
愛猫1頭の場合 | 2ℓで約1ヶ月 |
愛猫2頭の場合 | 2ℓで約2週間 |
- 愛猫1頭(体重8kgまで)のデオトイレ使用時。飼育している愛猫の数、体重や体調、尿量、季節によって変化します。
- 排泄のニオイを防ぐために、愛猫1頭の場合、1ヶ月に1回は必ず全量を新しい【針葉樹の消臭・抗菌チップ】に交換してください。
- 【消臭・抗菌シート】を交換してもニオイが気になる場合は、全て新しい【針葉樹の消臭・抗菌チップ】に交換してください。
【使用上の注意】用途以外には使用しないでください
(中略)
【保管方法】
(中略)
【使用後の処理方法】
- 本品は水に溶けないので、トイレに捨てないでください。
- 本品の処理方法は居住地域のルールに従ってください。
- トイレを廃棄する場合は、居住地域のルールに従ってください。
(以下略)

実際に使ってみました
砂の色や砂粒の大きさ
木の色の、細長い棒状の砂です。長さは不規則。5mmほどの短いもの(折れた?)がある一方で、私が見つけた最長は 5.6cmでした。
一緒に写っているのは十円玉です。


水で固まり具合を実験
固まらず、尿を素通りさせるタイプ砂ですが、水に浸して見ました。
5分後。少しふやけてきたかな?でも水はまだほぼ残っています。

約30分後。ついに砂粒がふやけ、ほとんど全部吸水されました。

ふつう、排泄された尿はたちまち砂の間からスノコ下に落ちてしまいますから、「ふやけるまで水に浸っている」なんて状態にはならないわけですが、使用限度を越えれば吸水するようになる可能性はあると思います。
尿の量や回数がわかりやすいか
わかりません。尿を素通りさせるための砂ですから。
砂自体のにおい
針葉樹(フィトン)でもなく、なんだろう、薬品系?のかすかなにおい。和風の壁を塗りこめるときの漆喰(セメントではない)のような、すこしモワリとしたにおいです。でもごくわずかです。ふつうに暮らしていて気になるようなにおい方では全然ありません。
脱臭力
良いと思いますが、基本オシッコは素通りさせる砂ですので、下に敷くシートの性能が大きくモノをいう商品だと思います。
糞臭は、・・・この長細い形状は埋めにくいしスキマは多く出るしで、どうしてもニオイも漏れ出てしまいます。新しい時より、砂が使い古されてボロボロになってからの方が臭いませんでした。
なお、砂が全体的にふやけた感じになるまで使い古したときは(下図参照)、なんというか、よわいフィトン臭とさらによわいアンモニア臭がまざったようなニオイがかすかにしました。その気になって嗅がなければ気づかない程度ですけれど。

ホコリ
微細な粉塵はゼロといってよいでしょう。
ただし、使っているとふやけてくるというか、木屑の粉がでるようになります。粉は砂粒くらいとけっこう大きいので、ホコリとして舞い上がることはありません。でも肉球に少しついて運ばれるかもしれません。
気を付けるべきは、採尿トレイの掃除(シート取替え)の時でしょう。乱暴にシートを取り出すと、猫尿を吸った木粉が床にこぼれる可能性があります。こぼさないよう、注意して取り替えてください。

上はわかりやすいように、新しいペットシーツを敷いて、トイレを揺すってわざと木粉を落としました。また下は、砂を全部とりのぞいたあとのスノコです。穴に木屑がすこし詰まっています。

飛び散り
ごく少ないです。ほぼ無しといってよいかと。
猫足のもぐり具合
もぐりません。
尿の色(血尿)がわかりやすいか
赤い絵の具を水で薄めて、スポイトで砂に垂らしてみました。この砂は尿は素通りさせてスノコ下のシートに吸収させる目的で作られた砂ですので、血尿テストも、ペットシートの上に砂粒を置いて行っています。


↑濃い赤水。表面からは滑り落ちてしまいますが、砂にすこしはいっているヒビが赤く染まりました。


↑薄い赤水。ほんのりピンク色がついている程度の薄い水です。薄すぎてわかりません。

↑1=水、2=薄い赤水、3=濃い赤水。ふつう、3ほどの濃い赤の血尿になることはありません(していたら即!!病院です)。
猫砂ではなく、採尿シートでのチェックが大切だと思います。たとえシートの取り換えは1週間に1度でも、色チェックは毎日することをお勧めします。
猫砂のpH度
猫砂水溶液を作り、pHメーターで測ります。
pH6.7、中性ですね。

- 酸性=pH < 3.0
- 弱酸性=3.0 ≦ pH < 6.0
- 中性=6.0 ≦ pH ≦ 8.0
- 弱アルカリ性=8.0 < pH ≦ 11.0
- アルカリ性=11.0 < pH
猫たちの評判
新しい時は、もっぱらオシッコに好まれました。どの子もよく使っていました。
おもしろいことに、古くなるほど、ウンチにも好まれるようになりました。ふつう猫は新しい砂でウンチをしたがるものです。新しい時は喜んでウンチをしていた砂でも、古くなると見向きもされないという経験なら何回もありますが、・・・古くなってからの方が好まれる砂なんて初めてじゃないでしょうか。なぜでしょう?猫様の気持ちはわからん・・・
その他
もう少し短い方が猫には使いやすいのでは?長いもので5cm越えというのは、子猫には掘れない長さだと思います。でもこの砂を一番好んだのは、前脚が1本しかない虎太郎なんですよね。1本足ではふつうの猫のように掘れないにもかかわらず(だからブツもほとんど埋まっていませんでした。笑)。長さは関係ないのかな。

実験期間、日数、価格など
テスト期間
2020/6/8昼~2020/7/7昼(30日間)
※猫数=5、トイレの総数=4、当該テストトイレの数=1
『デオトイレ純正砂3種を素材別に比較』の実験と同時進行でこの砂もテストしました。
1袋当たり
「1ニャン2ℓ当たり2週間が目安」および「1か月に1回の全取り替えが望ましい」というメーカーの指標を勘案して、30日間使ってみました。
※ニャンの数÷総トイレ数=1ニャンあたりのトイレ数
1ニャンあたりのトイレ数xテスト日数=1袋あたりの使用日数
1リットル(1kg)あたり
1ニャン1リットル当たり=1週間が目安(メーカーの指標)
全取り換えのタイミング
30日間使用したので。
価格帯
楽天市場、Amazon.co.jp、Yahoo!ショッピングで調べています。この3つのサイトで見つからない場合は、購入したときの実価格を表示します。
テスト時の価格帯:
税込 913円~1275円(調査日:2020/7/14)
1リットル(1kg)当たりの価格帯:
1リットルにつき 税込 228円~319円(調査日:2020/7/14)
※テスト時の価格帯÷内容量リットル(kg)=1リットル(kg)につき何円