おがくず(小動物用床材)
材質:番外編・木系
メーカー/販売元:ジェックス株式会社
原材料 : 天然マツ
容量・サイズ : 4000cm3(約1kg)
可燃ゴミ/不燃ゴミ : 燃えるゴミOK
トイレに流せるか :流せません
土に戻るか : 戻ります
重量 : 非常に軽い=女性が4袋を同時に持ち上げて家中移動できる(1つ1キロですから)。
商品説明(パッケージ記載内容)
abシートン 小動物用床材
ミニウサギ、ハムスター、モルモット等の飼育に最適!
ヨーロッパ産天然マツ100%使用!
防臭効果:自然の力が臭いを抑える!
保温性と吸湿性UP!
防虫効果:松の成分で虫をよせつけない!
実際に使ってみました
砂の色や砂粒の大きさ
いわゆる「おがくず」です。木の削りかす。
細かいフレークです。
色は明るい茶色というか、おうどう色というか。
↑一緒に写っているのは十円玉です。
固まり具合
固まりません。
尿の量や回数がわかりやすいか
全然わかりません。
砂のにおいや脱臭力
◇ 砂自体のにおい
木(松)の香り
◇ 脱臭力
とても良くて驚きました。
今回の使い方は、まずトイレ底に新聞紙を敷きます、それからおがくずを3~4センチの厚みに敷きます。おがくずが全体的に湿気てきたら、全取り替えします。
この使い方だと、全然臭いません。大も小も。
ずっと、パインの香りだけです。
これにはとても驚きましたが、なぜこんなに驚いたかというと、同じ商品をウサギトイレに使うと、1日ですごく臭うようになるからです。
まったく同じ使い方をしているというのに。
夏は1日に2回取り替えないと臭くて臭くて、ってくらいに臭くなるのです。
だから「おがくずトイレ=臭う」と私の頭の中にはインプットされていました。
新聞紙のかわりにペットシーツを底に敷いても、やはり1日で強く臭うようになります。
それなのに、猫だと、全然臭わない!
もっと長期間使い続ければいくら猫でも臭うようになるだろうとは思いますけれど、4日くらいで全取り替えしていましたが、臭いと感じたことは一度もありませんでした。
ウサギの尿臭が強いことは知っていたし、ウサギの軟便が強烈に臭いことも知っていました。ですが、ここまで差が出るとは。
ウサギは2種類の糞をします。普通の人がイメージする固くて丸いコロコロ糞は全然臭わないし不潔感も無いのですが、軟便はすごく臭いのです。
この軟便は普通は目にしません。ウサギは草食動物ですが、あの小さな体では草を1回で消化できないため、半消化のものを軟便として出し、それを肛門から舐めとって食べ(食糞)、さらに消化して、コロコロ糞にして出します。ウサギの食糞はいわば反芻のかわりであり、生きていくためには必要な行為です。
しかし飼いウサギは栄養はたっぷりなので、軟便を必ずしも常に綺麗に舐めてくれるわけではなく、小さなかけらがトイレに残っていたりします。
どんなに小さくても軟便はめちゃ臭い(汗)。
その上、ウサギは絶対に埋めてくれませんからね。
と、いうことで。
猫とウサギの糞尿臭勝負は、てんで相手にならないようです。
ウサギの方が8倍以上臭い!(笑)
ホコリ・飛び散り・猫足のもぐりぐあい
◇ ホコリ
ほこりというか、細かい木くずが出ます。
◇ 飛び散り
すごく飛び散ります。
隣の部屋まで舞っています。
◇ 猫足のもぐり具合
潜ります。
尿の色(血尿)がわかりやすいか
赤い絵の具を水で薄めて、スポイトで砂に垂らしてみました。
うすい赤水。
おがくずの上に水たまり状態で、色が今は見えていますけれど、赤い色がほとんどおがくずにしみこみません。水滴が底に落ちてしまったら、底に色がわかりやすいシーツなどを敷いていない限り、全然わかりません。
濃い赤水。
赤く見えますが、これも同じく、赤水がおがくずの上に乗っているだけで、赤い色がしみこんでいるわけではないんですね。
砂をゆらすと、赤い水が下に落ちて、おがくずはなんとなく濡れているかな程度になってしまいます。
濃い赤水でも気がつかない可能性大です。
猫砂のpH度
*この時期はまだpH試験紙テストを行っていませんでした。
すみません。 m(_ _)m
猫たちの評判
小は最初から躊躇無く。というのも、時々ウサギケージにはいってウサギトイレでやらかす子もいたりしますから(汗)
大は、普通の猫砂の方が好まれました。
その他
現在のような猫砂が商品化される前は、猫のトイレは日本では砂を敷くのが普通でした。そして、ヨーロッパの文献ではよく「おがくず(sawdust)」が出てきます。
日本の砂を試したなら、おがくずも試したいじゃないですか。
うちにはシマリスもいるので、床材のおがくずは常備品でもあります。
水分を有る程度は吸収すると言っても、おがくずですからたかが知れています。
他の「番外編」と同じように、底に新聞紙を敷いて、あわせて使ってみることにしました。
1日に2回取り替え、1回に1日分の新聞紙(=1日で2日分の新聞紙)を使います。
尿のほとんどが新聞紙の方に吸収されることになります。
実験期間、価格など
テスト期間:
2006年10月24日朝~11月14日朝(21日間)
1ニャン1リットルあたり/日:
1キロあたり 42日(1袋1ニャンあたり 42日)
ただし、底に新聞紙を敷き、尿のほとんどは新聞紙の方に吸収されています。新聞紙は毎日取り替えました。
全取り換えのタイミング:
全体的に湿気た。
テスト時のネット価格帯:
税込 円~円 (調査日:年月日)
1リットル当たりの価格帯:
税込 円~円 (調査日:年月日)