木の香マイルド
材質:木系
メーカー/販売元:ビッグフィールド
原材料 : 天然木質おが屑
容量・サイズ : 32Lリットル(20kg)
可燃ゴミ/不燃ゴミ : 燃えるゴミOK
トイレに流せるか :流せません
土に戻るか : 戻ります
重量 : 非常に重い=平均的な女性なら一度に1袋ずつしか運べないだろう
↑というのが、一番重い場合の定型表現なんですが、
・・・多分1袋だって簡単には「運べ」ません。引きずる方が早いかも。(約20kg)
商品説明(パッケージ記載内容)
100%天然の木使用 猫に優しい安全安心の猫砂
「木の香マイルド」
(きのかマイルド)
ひのき未使用トイレ砂 木質ペレット
この猫砂は【ビッグフィールド】 の オリジナル猫砂 です。
「木の香」と書いて「きのか」と読みます。「木の香」シリーズの姉妹品です。
当店の 猫砂は すべて 原木を 削り そこから出た 天然無垢材の 「おがくず」 だけで 作られて おります。
100パーセント 天然木で できており、水分を 含むと 崩れて おが粉に 戻ります。
地球に優しい、猫に優しい 猫砂 なのです。
◆ 消臭効果がずば抜けて良い!
◆ もちろん!かじっても天然木100%使用なので 安心・安全 の猫砂です。
無添加 !ナチュラル100%! (添加物及び 薬品等は 一切 使用して おりません。 おが粉に 高温を 加え 圧力を かけると 木に 含まれている リグニン という 物質で 固まって しまいます。したがって 天然木 以外は 一切の 物質も 使用して おりません。)
◆ 固まらないので安心!
( ぬれると 固まらずに 元の おが粉に 戻ります。)
◆ 経済的!( 1ヶ月に 約6リットルで 成猫1ぴきの 使用量を 満たします。)
◆ 成猫1ぴきで 約5か月分 使用でき、非常に経済的! 長期保存が可能です。
◆ 直径 6mm と 大きめの粒 なので、飛び散りが少ない!肉球に挟まらない!
◆ 天然の 木の おがくず なので 燃える ゴミに 出すことが できます。又、お庭の 土に 埋めることが 可能です。
◆ ファー(モミの木)、パインウッド(松の木)、シダー(杉の木)ひのきの香り成分に ダニの活動を 抑える 効果が あることが 確認されたと 12月23日付けの 朝日新聞に 発表されました。
「 木の香 」 で 使用されている 木は ファー(モミの木)とシダー(杉の木)です。
*スノコの下 (トイレの底面) に 底が隠れる程度に 薄く 「 木の香 」 を 敷いて下さい。
これで 底面に シートを 敷かなくても 大丈夫なので シート費用が 節約できます。
スノコを セットしてから 猫用トイレの ラインの ある部分まで 「 木の香 」 を 入れて下さい。
「 木の香 」 は水分を 吸収すると 固まるのではなく おがくずに なりますので トイレを 振ると おがくずが スノコの下に 落ちます。
落ちた おがくずは いっぱいに なったら 燃えるゴミ として 捨てるか お庭の土に 埋めて下さい。
おがくずになり スノコの下に 落ちて 減った分 また 「 木の香 」 を 足して下さい。
(説明文:【 ビッグフィールド】ホームページより引用)
実際に使ってみました
砂の色や砂粒の大きさ
大きめのペレット。
色はまさに「おが屑」。
↑一緒に写っているのは十円玉です。
固まり具合
濡れると、固まらるのではなく、粉に崩れるタイプです。
一緒に写っているのは十円玉です。
↓30ccの水をかけてみました。
水分を吸収するのに、すこし時間がかかります。
↓2分くらいで、水分はすっかり吸収されました。
上の状態になったところで、ハサミの先で軽く突くと
このように、おが屑に崩れました。
実際にトイレに敷いて実験。
使用しているのは、アイリスオーヤマ社「楽ちん猫トイレ」です。
粉に崩れるタイプの砂専用に開発されたトイレで、
スノコの下に引き出し式のトレーがあります。
↓30ccの水をかけてみました。
濡れたところは確かに崩れ始めていますが・・・
↓下部トレーをひきだしたところ、水分のほとんどは、
そのままスノコ下に落ちたようです。
新聞紙がかなり濡れています。
(濡れてわかりやすいように、正規のトイレシートではなく、
新聞紙を敷いて実験しています。)
何回か排尿すれば、下に落ちるおが屑も増え、下に溜まった水分も
落ちてきたおが屑に吸収されて、「濡れた感じ」はぐっと減ります。
しかし、それまで多少時間がかかりますから、
衛生上及び臭いを抑えるために、スノコ下にも砂を薄く敷き詰めるか、
ペットシーツ等を利用するのがよいと思います。
尿の量や回数がわかりやすいか
わかりません。
固まらないし、おが屑に崩れた砂はスノコ下に落ちちゃうし。
砂のにおいや脱臭力
◇ 砂自体のにおい
木の香りです。
木工所みたいなにおい。
◇ 脱臭力
相当良いと思いました。
小の方は全然においません。
大の方は、砂粒が大きいので、、完全には埋められないこともあり、そういうときは当然臭います。
けれどしっかり埋めてあれば、砂の大きさのわりには、漏れ出づる「かおり」もずいぶんと抑えられ、健康的なころんとしたウンPならほとんど臭わないといってよいくらいでした。
また、木系猫砂に多い、異様に人工的なヒノキ臭もなく、人工香料の違和感あふれたにおいもなく、自然な木臭だけで、良い感じです。
ホコリ・飛び散り・猫足のもぐりぐあい
◇ ホコリ
細かい粉塵はありません。
濡れておが屑に崩れても、空中に舞い散るほど細かくはありませんので、いわゆるホコリとは違います。
◇ 飛び散り
ペレットの飛び散りはほぼ「無し」に近く、何かの拍子にこぼれ落ちた粒がひとつふたつあっただけでした。
が、濡れておが屑に崩れると、細かく、軽く、肉球にも付きやすく、トイレ周辺にかなり落ちます。
フローリングならホウキとチリトリでよいでしょうが、絨毯や畳の場合は、掃除機必須です。
◇ 猫足のもぐり具合
ほとんど潜りません。
尿の色(血尿)がわかりやすいか
赤い絵の具を水で薄めて、スポイトで砂に垂らしてみました。
↑濃い赤水。
よくわかります。
ペレットの表面がざらざらしているので、凹凸に色素がひっかかって、思った以上に染まりました。
↑薄い赤水。ほんのりピンク色がついている程度の薄い水です。
これはわからないなあ。
↑1=水、2=薄い赤水、3=濃い赤水。
こうして並べると、1と2の色の違いはわずかにわかりますが、生活の中ではほとんど気づかれないのではないかと思います。
3の濃い赤水ははっきりわかります。
猫砂のpH度
猫砂がヒタヒタに浸かるくらいに水を入れて猫砂水溶液を作り、pH試験紙を浸してみました。
真ん中部分の矢印のところが、検査のための変色域です。
上下の色見本と見比べて、pH度を調べるようになっています。
酸性なら黄色っぽく、アルカリ性なら青紫に変色します。
かなり酸性のようです。
猫たちの評判
普通に使っていましたが、ウンチの方は、もしもっと細かい鉱物砂とかがすぐ横にあれば、そっちの方が良いようです。
その他
この砂のテストには、すのこ付きシステムトイレ「アイリスオーヤマ社:楽ちん猫トイレ」を使いました。このトイレセットの詳細や使用感は、リンク先をご覧ください。
粉になった砂は最終的にコンポストに入れました。
1年もしくはそれ以上寝かせて、じっくり堆肥化してから畑に鋤き込む予定です。
もともとは、ペレットストーブ用ペレット(燃料)として開発された商品であり、そのためでしょう、なんとコシヒカリの米袋にはいっていました!
米袋といえば紙製です。
それを部屋の片隅に置いておいたところ・・・
当然、たちまち、猫様の爪とぎの犠牲に。
犯猫は現行犯で捕まりましたが、時すでに遅し。
皆さまもご注意ください。
実験期間、価格など
テスト期間:
2013年5月5日朝~2013年5月14日朝 (9日間)
*これは「楽ちん猫トイレ」下部トレーが満杯になるまでの日数です。
うちは7ニャン、トイレ総数4個、テストに使ったトイレは1個。
よって、満杯になるまでにかかった日数は、15.75日/1ニャンの計算になります。
*ふつうのテスト法とは違う方法でテストしました。
↓下をご覧ください。
1ニャン1リットルあたり/日:
ふつうのテスト法とは違う方法でテストしました。
↓下をご覧ください。
全取り換えのタイミング:
ふつうのテスト法とは違う方法でテストしました。
トイレ容器はアイリスオーヤマ社「楽ちん猫トイレ」を使用。
スノコから下部トレーに砂がおちる仕組みのトイレです。
このトイレは、純正砂を使用した場合、下部トレーに溜まった砂粉を捨てる目安は2週間/1頭となっています。
言い換えれば、約2週間で、下部トレーが満杯に近くなるということです。
そこで、今回のテスト砂でも、 このトイレの下部トレーが満杯になるまでを観察しました。
木粉は、スノコから下のトレー落ちます。
スノコの高さまで木粉がせまって、これ以上落とせなくなったところで、テスト終了。
トレーを引き出すと、みっしり満杯。
木粉は、わりと湿気ていました。
が、びちょびちょって程ではありません。
で・・・
これなら、この粉を「おが屑猫砂」として、あと何回か使えるのではないかと思った私。
はい、試してみました。
結果は、立派に使えました。
粉になってからも、まだかなり吸水力は残っているようで、しかも解放された環境なら一度給水した水分の再放出(蒸発)も行われるのでしょうか。
すでに湿気ている砂、すぐにぐっしょりするかと思ったら、思ったより長く使えました。
砂の状態や敷く量にもよりますが、普通サイズのトイレに普通の深さ(5cmほど)敷いた状態で使った場合、数日は楽に使えます。
が・・・
スノコの目を通り抜けるほどの粉です。非常に細かくて軽くて、・・・つまり、飛び散りやすいし、猫さんは跳ね飛ばすし、足の裏にもくっつきまくり!
トイレ周辺にまんべんなく、おが屑がうすく降り積もったようになってしまいまして。
これじゃあ、一般のお宅の一般の室内にはちょっと使えないでしょう。
猫さんがトイレにいくたびに掃除機の出番となります。
土間やガレージなど、おが屑が敷きつめられても大丈夫な環境であれば、粉になってもさらにトイレに利用する、という事は可能とは思われます。
テスト時のネット価格帯:
税込 2400円(20kg)(調査日:2013年5月5日)
1リットル当たりの価格帯:
税込 75円(調査日:2013年5月5日)
◆ かやん様 ◆
https://blogs.yahoo.co.jp/malc6216
(2011年8月5日) ★★★★☆
オシッコがかかると、ペレット状の砂が、固まるのではなく崩れます。ヒノキ他の木の芳香と抗菌効果のせいか、他の猫砂ほど臭いません。
システムトイレなどすのこ状のトイレで、ペットシーツとともに使ってます。
固まるタイプのものですと、いずれ全取替えをしないと固まりがわるくなったり、臭いがひどくなったりしますが、このタイプに変えてから、2年近くになりますが、砂の全取替えをしていません。
購入時、ちょっと高い気もするのですが、全取替えしないので、結果、お得ではないかと思います。
散らかる点では、他の猫砂とそう大差ないのでは、と思います。
システムトイレ共通の問題点として、お腹のゆるい子にはあまり適さないと思うのと、量の割りに重いと言う点で、★4つです。
*サイトリニューアル前にいただいておりましたコメントを、管理人が再投稿させていただきました。