オシッコのあとに消臭する砂

材質：鉱物系
メーカー/販売元：ユニ・チャーム　ペットケア株式会社

原材料：主な素材：ベントナイト（粘土鉱物）、香料、緑茶抽出成分
容量・サイズ：５リットル
可燃ゴミ／不燃ゴミ：「本品の処理方法は居住地域のルールに従うこと。」とのみ書いてあります。
トイレに流せるか：流せません
土に戻るか：戻りません
重量：普通＝女性が２袋を同時に持ち上げて家中移動できる

商品説明（パッケージ記載内容）

ユニ・チャーム　ペットケア　オシッコのあとに消臭する砂

［特徴１］
緑茶カテキン消臭・抗菌成分を配合！高い消臭効果を実現。
●オシッコの嫌なニオイが残らない独自の消臭技術を採用。
●香が残らないタイプ。
＊お部屋の湿度や気温などによって香がたつことがあります。

［特徴２］
しっかり固まり、崩れにくいのでサッとお手入れができます。
しっかり吸収するので、トレーの底も汚れにくい。
＊尿の固まりの大きさや強度は、愛猫の尿量や体調、季節によって変わることがあります。
＊目安としてトイレに「オシッコのあとに消臭する砂」を５～６ｃｍの厚さに敷いてください。

［特徴３］
使用量が少なく経済的。毎日のゴミの量も軽減。

実際に使ってみました

砂の色や砂粒の大きさ

うすいグレーの粒の中に、ブルーの粒が少量まざっています。
濡れるとグレーの色が濃くなります。小粒の俵型です。

↑一緒に写っているのは十円玉です。

固まり具合

30ccの水をかけたら、こんな固まりになりました。
一緒に写っているのは十円玉です。

水をかけると、すぐにこのような、ころんとした固まりになりました。
ただ、固まりがよかったのは最初のうちだけでした。
使っているうちに、ほとんど固まらなくなってしまいました。
濡れたところはいかにも濡れましたという灰色にかわるので、その周囲をすくいとって掃除しましたが。

尿の量や回数がわかりやすいか

最初の、良く固まる間はよくわかりました。
固まらなくなってからは、グレイのシミの広がりで回数や量を想像することは可能ではありましたけれど、とてもよくわかるとは言えませんでした。

砂のにおいや脱臭力

◇ 砂自体のにおい

粘土みたいなニオイです。臭い自体としては弱く、部屋に置いて気になることはありません。

◇ 脱臭力

とても良いと思いました。
猫さんが小をした直後のチー玉をすくいあげてクンクンしてみましたが、臭いません。
大も、こういう埋めやすい砂はちゃんと埋めてくれるし、全然といって良いほど臭いませんでした。
また、脱臭効果は最後までほぼ持ちました。
この「オシッコのあとに・・・」シリーズの中で、最初の頃発売された「○○が香る砂」の方は、その○○の臭いの方がすごくて糞尿臭より気になり、私はあまり気に入らなかったのですが、この砂は商品名通り「オシッコのあとに消臭」するようです。
香る砂はあまり買いたいと思いませんが、この消臭する砂ならまた買っても良いと思いました。

ホコリ・飛び散り・猫足のもぐりぐあい

◇ ホコリ

けっこう出ます。
最初に袋を開けて、トイレにザザーと開けたときに、微粉塵が気になりました。
掃除も乱暴にかきまぜるとほこりが出ます。
ゆっくり丁寧にやればあまり出ません。

◇ 飛び散り

意外と少なかったように思います。
小さい粒ですが、それなりの重量があるからでしょうか。　

◇ 猫足のもぐり具合

少し潜ります。　

尿の色（血尿）がわかりやすいか

赤い絵の具を水で薄めて、スポイトで砂に垂らしてみました。
まず薄い赤水。肉眼で見ても、かなり薄め。薄すぎるかな？（汗）
砂の色が薄いグレーなので、薄い赤でもわかるかなと期待したのですが・・・

濃い赤水だと、赤い色はかなりはっきり出ました。

１＝水、２＝薄い赤水、３＝濃い赤水です。
２はやはり分かりませんね。肉眼でも赤い感じはほとんどありません。
３になればハッキリ赤いとわかります。

血尿は、実際には、３のような真っ赤っかは無いと思います。
肉眼で見れば実際の血液よりはかなり薄い赤水なんですが、とはいえ、尿がここまで赤かったら重病だ（汗）
あきらかに血尿とか、血がぽとり、なら、見てわかりそうです。
尿にごく少量混ざっている程度であれば、微妙かもしれません。

猫砂のｐＨ度

＊この時期はまだｐH試験紙テストを行っていませんでした。
　すみません。　m(_ _)m

猫たちの評判

こういう砂は猫は大好きかと思ったのですが・・・意外と、普通でした。
かなりよく使われてはいましたが、ここだけに集中するというほどではありませんでした。
砂の固まりが悪くなってからは、特に大の方は多く他のトイレが使われました。
砂が少なくなってからは、あまり使われず、「明日は全取替えしないとならないだろう」と思ってから２日ほどたってしまいました。
つまり、その最後はほとんど使われていなかったということです。

とはいえ、猫たちの評判はまあ合格といって良いと思います。
最後も、もし砂がもっと深く敷いてあれば、もっと使っただろうとは思います。