紙で出来た流せる猫砂
材質:紙系
メーカー/販売元:株式会社 ヒノキ
原材料 : 主原料:再生紙
容量・サイズ : 8リットル
可燃ゴミ/不燃ゴミ : 燃えるゴミOK
トイレに流せるか :流せます
土に戻るか : 戻りません
重量 : 軽い=女性が3袋を同時に持ち上げて家中移動できる(約2.2kg)
商品説明(パッケージ記載内容)
紙でできた流せる猫砂
濡れた部分が青くなり、しっかり固まる!
固まります=
おしっこがすぐ固まりますので、固まった部分のみ処理できます。
流せます=
少量ずつ水洗トイレに流すことができます。
消臭・抗菌=
ペーパーサンドは吸収性に優れ、消臭・抗菌作用があります。
燃やせます=
再生紙を使用しているので、可燃ゴミとして処理できます。
実際に使ってみました
砂の色や砂粒の大きさ
青みを帯びた白系です。やや大きめの俵型。
一緒に写っているのは十円玉とハナのお手々と耳の先です。
固まり具合
30ccの水をかけたら、こんな固まりになりました。
一緒に写っているのは十円玉です。
わりとよく固まっていますね。水が染み込んだ通りに、縦長に固まっています。
実際に使った感想。
【1回目】
弱いと思いました。中心部は固まるのですけれど、すこし突くと崩れてしまいますし、周辺部は全然でした。
濡れると青く変色するため、その青い粒がバラで転がっていると目立ちます。
最後の方は取りこぼしの青い粒の方が白い粒よりずっと多くなってしまいました。
【2回目】
あら、記憶より、よく固まる?カッチカチってほどではありませんが、けっこう玉のまま、すくいとれます。改良されたのでしょうか。最後まで、固まろうとする力はありました。
尿の量や回数がわかりやすいか
わかりやすいと思います。
砂のにおいや脱臭力
◇ 砂自体のにおい
ありません
◇ 脱臭力
紙砂としてはまあ普通くらいでしょうか。
【1回目】のとき、この砂の前にシリカゲル系のシステマサンドを使いましたので、シリカゲル系と比べると、どうしても脱臭力の点では劣ります。
大は、埋めてあっても、紙粒の隙間からにおいが漏れてくる感じで、・・・でもこれは、どの紙砂でも同じなんですよねえ。この粒の大きさだとしかたないかもしれません。
最後の方は、なんというか、ぬまぁっとした尿臭をほのかに感じました。とはいえ、ほんの少しです。
ホコリ・飛び散り・猫足のもぐりぐあい
◇ ホコリ
全然たちませんでした。
◇ 飛び散り
少なめです。
軽い粒ですが大きめなので、あまり飛ばないし、肉球にもあまりつきません。
おちていれば青白い色が目立ちますが。
踏むと、へちょりとした感じです(笑)。
◇ 猫足のもぐり具合
あまり潜りません。
尿の色(血尿)がわかりやすいか
赤い絵の具を水で薄めて、スポイトで砂に垂らしてみました。
↑濃い赤水。
よくわかります。
↑薄い赤水。ほんのりピンク色がついている程度の薄い水です。
濡れると青色に変色する粒質のため、ピンクが強調されます。
↑1=水、2=薄い赤水、3=濃い赤水。
3はいうまでもなく、2程度の薄いピンク水でも、ふつうの色でないということはすぐにわかります。
猫砂のpH度
猫砂がヒタヒタに浸かるくらいに水を入れて猫砂水溶液を作り、pH試験紙を浸してみました。
真ん中部分の矢印のところが、検査のための変色域です。
上下の色見本と見比べて、pH度を調べるようになっています。
酸性なら黄色っぽく、アルカリ性なら青紫に変色します。
酸性の猫砂のようですね。
猫たちの評判
普通でした。
小はけっこうよく使っていましたけれど、大は、もう少し粒が小さくて掘りやすい砂のトイレの方を好みました。 とはいえ、大小ともちゃんとつかってはいました。
実験期間、価格など
テスト期間:
【1回目】2006年1月31日夕方~2月10日夕方(10日間)
【2回目】2009年11月19日朝~11月29日朝(10日間)
ニャン1リットルあたり/日:
【1回目】2.5日(1袋1ニャンあたり 20日)
【2回目】2.2日(1袋1ニャンあたり 17.5日)
【平均】 2.35日(1袋1ニャンあたり 18.75日)
1回目と2回目、同じ10日間ですが、ニャン数が8ニャンから7ニャンになっていますので、その分2回目の方が若干短かったことになります。
全取り換えのタイミング:
・砂が少なくなってトイレ底全体を覆えなくなった。
・青く変色下粒が過半数を超えた。
テスト時のネット価格帯:
【1回目】税込み 609円~938円(調査日:2006.2.1.)
【2回目】税込み 599円~924円 (調査日:2009.11.29.)
1リットル当たりの価格帯:
【1回目】税込み 76円~117円(調査日:2006.2.1.)
【2回目】税込み 50円~115円(調査日:2009.11.29.)