キャッツアイサンド
材質:鉱物系
メーカー/販売元:常陸化工株式会社
原材料 : 主成分:ベントナイト(粘土鉱物)
その他の成分:シリカゲル(無機消臭剤)、抗菌剤、ひのき香料、着色料
容量・サイズ : 8リットル
可燃ゴミ/不燃ゴミ : 燃えないゴミ
トイレに流せるか :流せません
土に戻るか : 戻りません
重量 : 非常に重い=平均的な女性なら一度に1袋ずつしか運べないだろう(約6.4kg)
商品説明(パッケージ記載内容)
固まる・においをとる
CAT’S EYE SAND
キャッツアイサンド
協力脱臭 + 抗菌効果
★ダブル脱臭効果でにおいをとる。
強力脱臭の白い粒と抗菌効果+吸着脱臭の緑のシリカゲルの粒でフン尿のいやな臭いをシャットアウト。ひのきの香りでお部屋の環境をさわやかに保ちます。
★緑の粒に入れた抗菌剤がフン尿の腐敗を防止して臭いの発生を防ぎ、悪性菌の繁殖を防止してトイレを衛生的に保ちます。
★優れた吸収力で、小さく固まり使用量が少なく経済的。
★丸く固まるので、トイレの底へのはりつきを防止して、手軽にお掃除できます。固まって汚れた部分だけを取り除くことができ、トイレはいつも清潔。
★ペレット状で粒がそろっており、ほこりがでない。
これらの優れた特長の秘密は、脱臭性・吸収性・粘着性のすぐれた数種類の天然鉱物を一時粉末化してブレンド、それを当社独自の特殊製法にてペレット状に造粒することからうまれます。
さらに白い粒の強力な脱臭力と緑の粒のシリカゲルの吸着脱臭+抗菌剤により脱臭力を大幅にアップ。
この特殊製法により従来の固まる砂(鉱物を砕いただけのもの)では考えられない効果を発揮できるのです。
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だから
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強力脱臭
実際に使ってみました
砂の色や砂粒の大きさ
ほぼ白に近いグレーの、細かいペレット砂です。
ごく少量の緑の粒(ペレットより大きく不定形)がまざっています。
↑一緒に写っているのは十円玉です。
固まり具合
30ccの水をかけたら、こんな固まりになりました。
一緒に写っているのは十円玉です。
画像の、上が砂の表面、下が底の方にありました。
表面から下に向かって水がしみ込んだ通りに円錐状に固まりました。
実際に使った感想。
コックリと気持ちよく固まります。
これだけ固まれば文句ないでしょ、といわんばかりの、しっかりとした固まり方です。
砂の深さが十分にあれば、急速に固まって水分は底まで届かず、スコっと取り出して捨てることができます。掃除はとても簡単です。
しかし、砂が浅いと、薄く広くベタリと広がり、容器底にへばりついてしまいます。
そうなると掃除も、剥がすように取り除かなければならなく、わりと綺麗に剥がれる商品ではありますが、ちょっと手間ではあります。はがし取るときにスコップやヘラを使えば、容器に細かい傷をつける可能性もあります。
メーカーの「使用方法」通りに5~7cmの深さで使用されることをお勧めします。
それだけの深さがあれば問題ありません。
尿の量や回数がわかりやすいか
非常にわかりやすいです。
とてもよくギュッと固まるので、その個数と大きさで。
砂のにおいや脱臭力
◇ 砂自体のにおい
パッケージには「ひのきの香り」と書いてあるんですが・・・しない・・・
しかし、ベントナイト系猫砂の、いわゆる粘土臭とか、ホコリ臭なども、ごく弱く、ほとんどしません。
つまり、砂自体の臭いじは弱く、なかなか良い感じです。
◇ 脱臭力
すばらしいです。
ちっこ玉はクンクンしても臭いませんし、(湿気た粘土臭が少しするだけ)、
ウンコはしっかり埋めてくれ、最小限のニオイ漏れで済んでいます。そして砂が水分をどんどん吸収するので、ウンコの臭いもどんどん吸臭されるみたいです。
掃除も楽にできます。
ホコリ・飛び散り・猫足のもぐりぐあい
◇ ホコリ
少ないです。
ベントナイト砂としては、もっともホコリが少ない商品のひとつじゃないでしょうか。
もちろん、ベントナイトである限り、ホコリゼロってことはあり得ません。
おから砂しか使ったことが無い人であれば、ホコリが多いと感じるかもしれません。
しかし、周辺の家具が真っ白になるほどモウモウとホコリが立ち込める、なんてことも、ベントナイト砂では特別珍しくはないことを考えれば、ホコリが少ない砂と言ってよいだろうと、私は思います。
とはいえ、掃除には、掃除機を使用した方がよさそうです。
ホウキとチリトリだけでは取り残しが出そうですし、もし微細な粒でも残っていてそこに水分がかかったら、ベントナイト(粘土)の宿命で、ヌルリとしますから。
◇ 飛び散り
飛び散ります。
良く掘って良く埋めて、細かい粒だし、お手手や足の裏にもつくし・・・
◇ 猫足のもぐり具合
最小限です。
尿の色(血尿)がわかりやすいか
赤い絵の具を水で薄めて、スポイトで砂に垂らしてみました。
↑濃い赤水。
よくわかります。
↑薄い赤水。ほんのりピンク色がついている程度の薄い水です。
ちょっとわからないなあ。
↑1=水、2=薄い赤水、3=濃い赤水。
こうして並べて観察すれば、2の方にほんのり色がついているように思いますけれど、日常生活の中ではまず気が付かないと思います。
猫砂のpH度
猫砂がヒタヒタに浸かるくらいに水を入れて猫砂水溶液を作り、pH試験紙を浸してみました。
真ん中部分の矢印のところが、検査のための変色域です。
上下の色見本と見比べて、pH度を調べるようになっています。
酸性なら黄色っぽく、アルカリ性なら青紫に変色します。
アルカリ性です。かなりの。
猫たちの評判
この砂、大好きにゃ~と、どの子も申しておりました(笑)。
ほかの砂を入れた他のトイレには見向きもしないくらい、この砂ばかり集中攻撃。
大も小も、すでに他の子がしてあっても。
その他
猫さんに大人気、人間にもベントナイト砂としてはホコリが少なく使いやすく、とても良い砂です・・・ベントナイト砂の宿命である「燃やせない・重い」を除けば。
1ニャン2ニャンなら廃棄量もたかがしれているでしょう。
しかし、うちは7ニャン、「燃えないゴミ」は月1回だけ。たっぷり溜まっちゃって重いこと重いこと。1/2、せめて2/3の重さならなあ・・・(涙)
実験期間、価格など
テスト期間:
2013年5月14日朝~5月20日朝(6日間)
1ニャン1リットルあたり/日:
1.31日(1ニャン1袋当たり 10.5日)
猫達がすっかり気に入って他のトイレを使わず、この砂ばかり集中攻撃しました。
そのため、使用日数が短く出てしまったと思います。
全部がこの砂のトイレだったら、1リットル当たり日数も多分もう少し長くなったのではないでしょうか。
全取り換えのタイミング:
砂が少なくなってトイレ底全体をおおえなくなった。
テスト時のネット価格帯:
税込 499円~1050円 (調査日:2013年5月14日)
1リットル当たりの価格帯:
税込 62円~131円 (調査日:2013年5月14日)