ヒノキ ネオ砂

ヒノキ ネオ砂
材質:木系
メーカー/販売元:株式会社コーチョー
原材料 : 主原料:ヒノキ粉、コーンスターチ
容量・サイズ : 7リットル
可燃ゴミ/不燃ゴミ : 燃えるゴミOK
トイレに流せるか :流せます(下の「固まり具合」の項も参照)
土に戻るか : 戻りません
重量 : 軽い=女性が3袋を同時に持ち上げて家中移動できる (約1.7kg)
わずか1.7kgですから、4袋だって余裕で持てます。2袋ずつ手提げ入りなら家中歩き回れます。でもふつうに大きい袋サイズなので、容器にいれずに4袋を重ねて持って歩くのはちとつらいかなと。というわけで、「非常に軽い=4袋持てる」の一ランク下としました。
商品説明(パッケージ記載内容)
フィトンチッドで抗菌消臭!
ヒノキ ネオ砂
ハッピーライフを、トイレタリーから NEO LOO LIFE
○消臭
○固まる
○燃やせる
○流せる
【猫砂の特徴】
★多孔質構造で瞬間吸収&消臭・抗菌
多孔質構造なのですばやくおしっこを吸収し、
ひのきのもつ天然成分フィトンチッドが長時間イヤな臭いを
消臭し、抗菌効果を持続します。
★やさしく固まり後処理ラクラク
オシッコを吸収した部分がやさしく固まりますので、
汚れた部分をスコップで取れ、後処理が簡単です。
実際に使ってみました
砂の色や砂粒の大きさ
薄茶の、俵型の粒です。
こういうタイプの木系砂としてはふつう、いえ、小さ目なサイズでしょうか。

ヒノキ ネオ砂
↑一緒に写っているのは十円玉と、愛猫ビクのお手手です。
固まり具合
30ccの水をかけたら、こんな固まりになりました。
一緒に写っているのは十円玉です。

ヒノキ ネオ砂
固まっています。鉱物系ほどガチガチな固まり方ではありませんが、塊でつまみあげることができました。
実際に使った感想。
ゆるい固まりに見えますが、見た目よりしっかりと繋がっているようで、カタマリのまま取り出すことができました。
トイレ底や壁面にも、もっとべっちゃりくっつくかと思われる外見なんですけれど、これも、見た目ほどくっつくことはなく、わりときれいに取り出すことが出来ました。
木系砂は、最初は良く固まるがやがて全然固まらなくなる砂がよくあります。これも、見た目はそういうタイプにも見えたんですけれど、それも予想に反してというか、砂の量さえあれば、最期までホニャっと固まっていました。
つまり、見た目の第一印象より、かなり成績の良い砂だったということになります☆
「トイレに流せる」タイプの砂に限り、さらに、30mlの水をかけてできた猫砂塊を4リットルの水に入れてみます。

ヒノキ ネオ砂
最初は浮かんでいた砂は、みるみるブクブクに給水して広がり、ゆっくり沈んでいきました。
ふわーっと、雲のように漂って、とろりとしました。
※トイレの流水量は、大で平均13リットルだそうですが、節水型トイレの最少は、水没テストを始めた2010年9月時点で4.8リットルだったため、砂テストも4.5リットルでおこないました。その後、節水型トイレ最少は3.8~4.8リットルと進化(2012年3月現在)、それに伴い、砂テストも4リットルに減らしました。
尿の量や回数がわかりやすいか
わかりやすいです。
固まりますので、その固まりの大きさや数で。
砂のにおいや脱臭力
◇ 砂自体のにおい
いわゆるヒノキの香りです。
ヒノキの板をのこぎりで切った時のような、かなり純ヒノキ臭。
変な薬品臭は混ざっていないと思いました。
◇ 脱臭力
小に関しては、問題ないと思います。尿臭はほとんどしません。ヒノキの心地よい香りです。
大に関しては、健康な固さで、しっかり埋めてくれればにおわなくなりますが、ゆるゆるPだったり、埋め方が中途半端だと、漏れ出づるかほりを抑え込むほど強力な脱臭力(ヒノキ香)はないようです。、
ホコリ・飛び散り・猫足のもぐりぐあい
◇ ホコリ
砂粒がこすれたりして粉になったものはありますが、粉塵が舞い上がる、というほどではなく、掃除のときなど、ホコリを感じることはありませんでした。
◇ 飛び散り
けっこう飛び散るかなあ。軽い砂だから仕方ないのですが。
粉が足の裏にもついて運ばれるようです。これも軽い木砂は仕方ないのですが。
トイレ横にホウキとチリトリがあれば重宝するでしょう。
◇ 猫足のもぐり具合
もぐります。
尿の色(血尿)がわかりやすいか
赤い絵の具を水で薄めて、スポイトで砂に垂らしてみました。

ヒノキ ネオ砂
↑濃い赤水。
よくわかります。

ヒノキ ネオ砂
↑薄い赤水。ほんのりピンク色がついている程度の薄い水です。
良く見ればわかるけど、急いでいたり、他の事に気を取られていたりしたらわからないだろうなあ?

ヒノキ ネオ砂
↑1=水、2=薄い赤水、3=濃い赤水。
3はよくわかりますが、1水と2ピンク水の違いは、こうして並べればわかりますけれど、やっぱりかなりわかりづらいかもしれません。
猫砂のpH度
猫砂がヒタヒタに浸かるくらいに水を入れて猫砂水溶液を作り、pH試験紙を浸してみました。
真ん中部分の矢印のところが、検査のための変色域です。
上下の色見本と見比べて、pH度を調べるようになっています。
酸性なら黄色っぽく、アルカリ性なら青紫に変色します。

ヒノキ ネオ砂
弱酸性ってところでしょうか。
猫たちの評判
ふつうによく使っていました。
とくに、新しいときが人気でした。
古くなってくると、全体的にすこしふんわり湿った感じになって、猫達は別に嫌がっている様子とかはありませんでしたが、「ホリホリしてウンチするのは、もう少し手ごたえ(堀ごたえ?)のある砂の方にしようかにゃ?」と、隣の鉱物系トイレを使うようになりました。
砂をあまり古くせず、湿気た砂を置いておかないように、つまり普通に管理していれば、大小ともに使うのではないかと思います。
その他
とくにありません。
実験期間、価格など
テスト期間:
2012年10月28日朝~11月8日朝(11日間)
1ニャン1リットルあたり/日:
2.75日 (1ニャン1袋当たり19.25日)
全取り換えのタイミング:
砂が少なくなってトイレ底全体をおおえなくなった。
テスト時のネット価格帯:
税込 397円~790円 (調査日:2012年11月3日)
1リットル当たりの価格帯:
税込 56円~112円 (調査日:2012年11月3日)