ニャンとも清潔トイレ 針葉樹パワーの脱臭・抗菌チップ 小さめの粒
システムトイレ専用
材質：木系
メーカー/販売元：花王
原材料 ： 木材、はっ水剤、脱臭剤
容量・サイズ ： 2.5リットル
可燃ゴミ／不燃ゴミ ： 燃えるゴミＯＫ
トイレに流せるか ：流せません
土に戻るか ： 戻りません
重量 ： 非常に軽い＝女性が４袋を同時に持ち上げて家中移動できる （約1.6ｋｇ）
商品説明（パッケージ記載内容）
取り替えなしで１週間ニオわない
ニャンとも清潔トイレ
針葉樹パワーの脱臭・抗菌チップ 砂かきしやすい 小さめの粒
ウンチと尿のニオイをしっかり閉じ込める
●尿で固まらないから、取り除く手間なし
●香料・抗菌剤無配合
●燃えるごみとして処理できます
ダブル脱臭システム
チップとマットでパワフルに脱臭・抗菌！
針葉樹パワーの脱臭・抗菌チップ
針葉樹パワーの脱臭・抗菌マット
針葉樹パワーのマット・チップ
環境に配慮した愛猫にも飼い主にもやさしい素材
針葉樹には、ニオイや菌の発生を抑える効果を持つ成分（総称：フィトンチッド）が含まれています。「脱臭・抗菌マット」と「脱臭・抗菌チップ」は、針葉樹の木材を主原料にしています。愛猫が触れるチップには香料や抗菌剤を使用していません。
ポイント１ 木材は再・未利用材を有効利用
ポイント２ ゴミの量に配慮
ポイント３ 燃えるごみで処理可能
★チップ使用量の目安
愛猫1匹の場合 約1.5か月で１袋（2.5リットル）
愛猫2匹の場合 約３週間で１袋（2.5リットル）
********↑この猫砂は本来、↓このマットとあわせて使用するものです**************
取り替えなしで１週間ニオわない
ニャンとも/ワンだふる 清潔トイレ
針葉樹パワーの 脱臭・抗菌マット
１週間分の尿とニオイを分厚いマットがパワフルに吸収
●抗菌効果で、ツンとくるアンモニア臭もカット
●燃えるごみとして処理できます。
小さく折れてごみ出し便利！
マットの真ん中にスリット入り。
●使用後は半分に折ってコンパクトに処理できます。
●トレーにセットする時はスリットの入っている面を上にしてください。
用途：犬・猫用
素材：木材、親水化剤、抗菌剤
重量：約118ｇ
大きさ：約300mm x 約200mm x 約 9mm
実際に使ってみました
砂の色や砂粒の大きさ
茶色の、細い円筒形の粒です。
↑一緒に写っているのは十円玉です。
で。
同じシリーズの【大きめの粒】と並べてみると、
写真ではあまり大きさに差が無いようにも見えますが、
実物を並べた感じでは、 もっと差が大きく感じられます。
てのひらに乗せた感触も、【小さめ】は【大きめ】よりずっと軽く感じられ、
質感の違いはかなりはっきり判ります。
固まり具合
固まらないタイプです。
しかも、水分をサラワラと下に落としてしまうタイプです。
そこを無理に、水３０ｃｃを給水させてみました。
水に砂を落として１５分ほど放置したら、こんな感じになりました。
↓このくらいの砂量に、浸していました。
少しだけ給水しましたが、水分は残っています。
↓かなり水が残っているのがわかりますでしょうか。
尿の量や回数がわかりやすいか
砂単体では、まったくわかりません。固まらないし色もかわらないので。
この砂は専用マットと合わせて使う事を前提としていますが、そのマットも、どこにどれだけの尿が吸収されたか目立たない色・設計となっていて、よくわかりません。
まして尿回数は、同じ場所で排尿している場合、１回なのか複数回なのかまったくわかりません。
猫さんは、トイレの中の特定の場所で排泄する癖がある子が多く、たぶん、このセットを使っている限り、よほどずば抜けた観察眼の持ち主等でない限り、尿回数も尿量もわからないでしょう。
尿量や回数を調べたい時は、専用マットではなく、ペットシーツなどを敷く方がわかりやすいと思います。
砂のにおいや脱臭力
◇ 砂自体のにおい
ひのき系のにおいです。ひのき系以外のニオイはほとんど感じられず、良いにおいだと思いました。下手な芳香剤の安っぽいにおいよりずっと良いかも。
◇ 脱臭力
最後の最後まで全然臭くなりませんでした。
この砂は一袋で約1.5か月（１ニャン）使えると商品説明に書いてあります。
ということであれば、臭いテストには1.5か月以上使ってみないとわからないと思い、テスト時が臭いにくい冬期（それも２１年ぶりの厳冬だったとか）だったことも勘案して、２か月使ってみました。
掃除で汚れた砂を取り除いた分は新しい砂を足していましたので、２か月の間にかなり入れ替わってはいますけれど、古い砂もそれなりに残っていただろうとは思います。
にもかかわらず、２か月後でも、砂からは全然尿臭も糞臭もしませんでした。
ホコリ・飛び散り・猫足のもぐりぐあい
◇ ホコリ
ありません。
◇ 飛び散り
少しだけ飛び出ましたが、本当に少しです。
ニャンとも本体が、砂が飛び出しにくい構造になっていること、それから、2.5リットルという量は容器に対してかなり少な目であることもあってか、猫がせっせと砂掘り砂かきする気持ちになれないらしく、あまり埋めてなかったということもあるかもしれません。
◇ 猫足のもぐり具合
多少は潜るでしょうか。
そもそも、わずか２.５リットルでは、トイレ底に浅く敷くのが精いっぱいの量で、潜るかどうかまでよくわかりません。
尿の色（血尿）がわかりやすいか
赤い絵の具を水で薄めて、スポイトで砂に垂らしてみました。
↑濃い赤水。
これだけ濃い絵具だと、給水しない砂の表面に着色しちゃっています。
↑薄い赤水。ほんのりピンク色がついている程度の薄い水です。
水は流れ落ちてしまい、色はわかりません。
↑１＝水、２＝薄い赤水、３＝濃い赤水。
３くらい濃い赤ならわかりますが、肉眼でも、１と２の区別はつきません。
猫砂のｐＨ度
猫砂がヒタヒタに浸かるくらいに水を入れて猫砂水溶液を作り、ｐＨ試験紙を浸してみました。
真ん中部分の矢印のところが、検査のための変色域です。
上下の色見本と見比べて、ｐＨ度を調べるようになっています。
酸性なら黄色っぽく、アルカリ性なら青紫に変色します。
酸性ですね。
猫たちの評判
小はどの猫もせっせと使いました。
大は、すぐ横に猫たちが大好きな、細かい鉱物系砂トイレが置いてあったので、そちらでする方が多かったのですが、このニャンとも小粒でもしていました。
もし横に鉱物砂トイレがなければ、もっとこちらの砂を使ったと思います。
大小とも、同じシリーズの大粒タイプより、明らかにこちらの小粒タイプの方が好きみたいでした。
その他
「ニャンとも清潔トイレ」初期セットには、以下のものが入っていました。
・トイレ本体
・スコップ+スコップ台
・脱臭・抗菌チップ 大きめ
・脱臭・抗菌マット
＊こちらのページもどうぞ。
→猫用システムトイレ比較＞花王：ニャンとも清潔トイレ
実験期間、価格など
テスト期間：
2012年1月9日朝～2012年3月10日 （61日間）
＊2012年２月はうるう月です
1ニャン1リットルあたり／日：
●メーカーによる使用料の目安
愛猫１匹の場合 ＝ 約１．５か月で１袋（２．５リットル）
愛猫２匹の場合 ＝ 約３週間で１袋（２．５リットル）
この砂は、指定トイレ容器+指定マットと一緒に使用することを前提に作られたものであり、また何より「におわない」を特徴とする商品ということですので、テストではあえて２か月使用してみました。（ニオイというものは日数がたつほどに強くニオうものであるため。）
１ニャンなら約１.5か月（＝４５日）というメーカーの設定を越えても、臭いとかは全然なくまだ使えそうな雰囲気ではありましたが、衛生上の観点からテスト終了といたしました。
＊通常は我が家の７ニャンに対トイレ数は４トイレ、うち、２トイレをテスト砂に使っています。
しかし今回の「システムトイレレポート」のためだけに、システムトイレセットを各社２個ずつ購入するというのは、家計および保管場所の関係で苦しいため、各社１個ずつしか購入しませんでした。
そのため、通常の「猫砂レポート」とは算定基準が異なっていることをご了承ください。
全取り換えのタイミング：
メーカーによる「使用の目安」＝１ニャンにつき１．５か月/１袋＝の日数を超えたため、衛生上の観点から全取り替えすることに。
テスト時のネット価格帯：
税込 580円～798円 （調査日：2012年3月12日）
1リットル当たりの価格帯：
税込 232円～319円 （調査日：2012年3月12日）
