トップサンド21

材質:おから系
メーカー/販売元:株式会社サンメイト
原材料 : 主成分:おから90%・コーンスターチ10%
容量・サイズ : 8.4リットル
可燃ゴミ/不燃ゴミ : 燃えるゴミOK
トイレに流せるか :流せます
土に戻るか : 戻ります
重量 : 普通=女性が2袋を同時に持ち上げて家中移動できる (約3.5kg)
商品説明(パッケージ記載内容)
しっかり固まるネコの砂 トップサンド21
環境にやさしい!
「トップサンド21」は、産業廃棄物である「おから」を主原料(90%使用)にして作った食品リサイクル商品。ゴミの減量化にも役立つ地球にやさしいエコロジーなネコ砂です。また、ご使用後の固まり部分を生ゴミ処理機に入れていただくと、約3週間で有機肥料となり、再利用できます。
ネコにも人にも安心・無害!
有機物100%を原料としていますから、ネコちゃんにも飼い主にも安心・無害です。(ネコちゃんが誤って食べても無害ですが、キャットフードではありません。)
●ホコリが立たない!
砂を組成している粒子が大きいので、ホコリが立ちません。
●安定した強い固まり!
“カチッ”と固まるのでスコップで取りやすく、後処理カンタンです。
●アンモニア臭を99.5%カット!(日本大学生物資源科学部調べ)
当社独自の発泡技術で砂の表面を多孔質にし、驚くほど臭いを吸着。また、空洞形状で表面積を大きくしていますので、すばやく臭いをカットします。
●流せる!燃やせる!
水溶解性が非常に高いので、溶けるのが非常に早く、サッと水洗トイレい流せます。但し、一度に多くの固まりの量を流さないようにしてください。
※水洗トイレに流す場合は、下記の「水洗トイレに流す時に守っていただきたいご注意」(管理人注=省略)を良くお読み下さい。
有機物100%を原料としていますので、もちろん「燃えるゴミ」として処理できます。
●飛び散らない!足につかない!
ネコちゃんの足に付きにくい形状に粒をそろえていますので、飛び散りません。
実際に使ってみました
砂の色や砂粒の大きさ
薄い茶色の、マカロニのように中空な粒です。


↑一緒に写っているのは十円玉です。
固まり具合
30ccの水をかけたら、こんな固まりになりました。
一緒に写っているのは十円玉です。

よく固まっていると思います。転がるほどではありませんが、固まりのまま簡単にスコップですくうことができます。
実際に使った感想。
ほどよい固まり加減で、気持ちよく処理できました。
鉱物系砂ほどカチカチな固まりでこそないものの、最後まで固まる力はほとんど衰えませんでした。
使っているうちにどんどん粉にくずれてしまうんですが、ペレットでも粉でも固まりますので、その点は問題はありません。
固まりがトイレ壁や底にくっつかず、ホイッとはがれ、容器が汚れないのも良いです。
尿の量や回数がわかりやすいか
わかりやすかったです。
固まりの数で回数、固まりの大きさで量の目安が付けやすい砂でした。
また、 勢いよく排尿したばあい、当たったところが少し掘れたような凹んだかたちに固まりました。
排尿の勢いも、尿路や膀胱の健康を知る良い目安ですから、こういう砂はよいと思います。
砂のにおいや脱臭力
◇ 砂自体のにおい
弱いおから臭です。
◇ 脱臭力
とても良いと思いました。
尿臭は全然しませんでした。
うんPも、埋められずに露出したままでないかぎり、くさいと思うことはありませんでした。
テストの最後の方は、砂が少なくなって埋めにくくなり、そのために「したな」と分かることがありましたが、砂の量が適量でちゃんと埋めてあれば、そういうことはあまり無いと思います(当然ながら、している最中および直後の空中の残り香は臭いますけどね・・・換気しましょう!)。
ホコリ・飛び散り・猫足のもぐりぐあい
◇ ホコリ
ホコリは、出ません。
使っているうちにけっこう粉にくずれ、その粉が外にこぼれることはありますが、いわゆるホコリではありません。
◇ 飛び散り
最初はすくないんですけれど、使っているうちにどんどん粉にくずれてきて、その粉が多少肉球について運ばれるようです。が、あまり遠くまでは運ばれません。
トイレ周辺は、ホウキでの掃除だけでなく、ときどき掃除機もかけたほうが良さそうです。微粉塵のような細かいダストじゃないんですけれど、特に人間が踏んじゃった場合は粉々に砕けてしまいますから。
◇ 猫足のもぐり具合
砂に乗った瞬間はそれほどではないのですが、掘っているうちにどんどん潜っていきます。掘るのが好きな子の場合は、かかとまでもぐっちゃうかも?しかし見方を変えれば、掘りやすいからそんなに掘るのかもしれません。
尿の色(血尿)がわかりやすいか
赤い絵の具を水で薄めて、スポイトで砂に垂らしてみました。

↑濃い赤水。
よく分かります。

↑薄い赤水。ほんのりピンク色がついている程度の薄い水です。
砂に色がついているわりには、ほんのりピンク色がけっこうわかりやすく出ています。

↑1=水、2=薄い赤水、3=濃い赤水。
並べて比べれば、2のピンクがもっと良く分かると思います。
3は間違えようがありません。
猫砂のpH度
猫砂がヒタヒタに浸かるくらいに水を入れて猫砂水溶液を作り、pH試験紙を浸してみました。
真ん中部分の矢印のところが、検査のための変色域です。
上下の色見本と見比べて、pH度を調べるようになっています。
酸性なら黄色っぽく、アルカリ性なら青紫に変色します。

ほぼ中性、ですね。
水をかけてから、試験紙を浸し写真を撮るまでの間に、砂粒が溶けて形がなくなってしまいました。水洗トイレに流せる砂というのも頷けます。
猫たちの評判
ふつうによく使われていました。
かなり古くなってからも、最初のころと使われ回数がかわりません。
なんというか、「めちゃくちゃ大好き、この砂でなきゃイヤよ」ってほど猛烈な好き方ではないが、途中で飽きることもなく、誰もが最後まで定番のように使っていたかんじ。
その他
とくにありません。
実験期間、価格など
テスト期間:
2008年8月4日朝~8月20日朝(16日間)
1ニャン1リットルあたり/日:
3.3日(1袋1ニャンあたり 28日)
全取り換えのタイミング:
砂が少なくなってトイレ底全体をおおえなくなった。
テスト時のネット価格帯:
税込 722円~1088円(調査日:2008.8.15.)
1リットル当たりの価格帯:
税込 86円~129円(調査日:2008.8.15.)