自作爪研ぎ
*同居の工夫:猫と暮らす知恵*
段ボールの爪研ぎ
【著:シラママ様 2003年】
下の娘が、作成しました。
爪とぎは、ジニーのケージ用です。コンパクトでしょう!
材料はケージの箱です!ダンボールは縛ったままです。
これって、結構枚数がいるので、娘はぼやいていました!
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蛇腹折りで爪とぎ
【著:管理人 2003年】
シラママさんの作り方↑は、同じ大きさに切りそろえていますが、 私はもっとズボラな方法で作っています。切り目を入れて蛇腹に折るという方法です。
まず、端から5センチくらいの幅に切り込みを入れます。
このときは平行線になるようにきっちり計ってください。ここでズレると最後までズレてしまいますから。切り込みを入れる向きを間違えないようにね。
↑切り込みの折り目がこのように見えるのが正しい方向です。
切り込みに沿って折り曲げ、反対側に切り込みを入れます。このように切り込みを入れながら蛇腹に折っていきます。
最後に、水性ボンドを水で4倍に薄めて、はけで両面にボンドを塗り、貼り付けて出来上がり。
(ボンドを4倍に薄めると、水のように薄く頼りなく見えますが、接着強度は十分にあります。私自身何回も作って実証済み。薄めないとベタベタして非常に塗りにくい上、ボンド代が高くついて自作のうまみがなくなってしまいます。はけは、百円均一ショップで売っている障子用はけが便利で安い。)
ボンド付けが一番丈夫で長持ちすると思いますが、それが面倒ならシラママさんのように、紐で両端を括るとか、ガムテープで両端を貼り合わせるだけでも良いでしょう。
蛇腹折りの利点は、物差しで測るのが最初の1回だけということ。あとは折り山に沿って切り込みを入れていくだけで作れます。
自作段ボール爪研ぎの利点は、猫さんに合わせて作れることでしょう。子猫用なら柔らかい段ボール箱で(ラーメンやポテトチップの箱など) 逞しい雄猫なら堅い段ボール箱で(蜜柑箱や家電製品の箱など)。また市販の爪研ぎは幅が狭くてうまく使えない猫さんもいますが(うちのトロのように)自作爪研ぎなら大きく幅広いものも作れます。
*こんなふうに、角材等をあてて切ると、簡単です。これなら定規で正確に測らなくても、最初から平行な切り込みを入れられます。
このように蛇腹に切り込み・折り曲げたあと、刷毛で両面に薄めたボンドを塗って貼り付けます。ばらけないようにゴムか紐で結わえて、1日かわかせばできあがり。(画像は子猫用のツメトギなので、かなり小さいです。)
布ガムテープで両端をとめるだけでも
上記↑のように、全体を糊付けすれば丈夫ですが、 それが面倒な場合は、両端を布製ガムテープでぐるりと巻いてとめるだけでもOK。けっこう長持ちします。
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台所マットとベニヤ板で
【著:まめまま様 2003年】
今日はまめ部屋のドアに薄いベニヤ板に、使い古しのキッチンマットを内装用ボンドとカーペット用テープで貼り付けた、ドア防御爪とぎを取り付けました。
実はこれは試作品第2号で、1号は下のベニヤがなかったので、まめが爪を研ぐとビヨビヨして気に入らなかったらしいです。で、内装用接着でマットを貼り付けて、マットごとドアに釘で打ってあります。とりあえずお気に入りのようです。
猫って手がかかるよな~ でも猫の手は借りねーぞ~ まめちゃ~んあぶないからね~ お鼻出ちちゃダメだよ~ しゅきなだけおちゅめとぎしていいよ~ とか言いながら、まめちゃんと大工仕事に精出すうちの相方です。あんたが選んだうちなんだからずっといなよ!!ってちょっとしみじみ
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市販の爪研ぎを2倍に
【著:管理人 2003年】
- のこぎり細工が得意な方
- 暇な方
- 1円でも節約したい方
- 買いに出かけるのが面倒な方
市販の爪研ぎを2倍に増やす方法があります!
最近は薄い爪研ぎも売っていますけれど、昔からある典型的ダンボール製爪研ぎは、5センチくらいの厚みがありますよね? それをのこぎりで半分の厚みに切ってしまうのです! 3本セット6面の爪研ぎが、6本12面と倍に増えます♪
のこぎりは、材木用ではなく、刃が薄くて細かい、小さなのこぎり(工作用・金属や塩ビパイプなども切れるタイプ)の方が適しています。大きなのこぎりの大きな刃は、段ボールに引っかかって切れません。刃が細かいのこぎりの方が、時間はかかりますがスムーズに動かせますし、切断面もずっと綺麗です。テレビドラマでも見ながら、のんびり、ギーコギーコと切って下さい。
時間はかかると言っても、同じ太さの材木を切るよりは楽に切れます。中年女の私だって切れるのですから筋骨逞しい旦那様ならもっと簡単に切れるでしょう。
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