ネコ風邪を先住猫にうつさない為には

*同居の工夫:猫と暮らす知恵*
外にいた猫さんは、ネコ風邪をひいているケースが珍しくありません。 先住猫さんにネコ風邪をうつさなよう、注意してください。
ネコ風邪の子猫を保護したら
【著:らん様 2004年】
これは、うちの麗と明の場合、こうだったって程度に受け止めてくださいね、皆様。全てが当てはまるわけではないと思うし、入院が必要になる場合もあると思うし、必ず信頼できる獣医さんのご指示にしたがってください。
まずは、暖かくして、できるだけご飯を食べさせる事。
自力で食べるのが無理ならば、流動食を注射器みたいなやつで食べさせてください。少しでも、抵抗力をつけなければね。子猫用のミルクで、できるだけすりつぶした子猫用の猫缶を良く溶いてあげれば、多分食べられると思います。とにかく食べたがるだけ、食べさせてください。
それと、この子と接触した後は、手を洗う事はもちろん、着ているものも出来れば着替えて洗濯(置いていてはだめです)、それが無理なら、アルコールで湿らせた布等で拭くとよいです。空気感染もするし、もし、この子がクシャミなどした場合、それが感染源となります。猫さん同士は、絶対に近づけない事です。とにかく獣医さんの許可が出るまでは、絶対にダメ!症状が軽くなっても、身体の中ではウィールスが増殖の機会を狙っています。
ワクチンは全ての症状を阻止するものではありません。もし、感染したとしても、症状が軽く済むって物だと思いなさい、とうちの獣医さんはおっしゃっていました。だから、接触させない事が一番みたいです。大変だと思います。でも、がんばってください。
獣医さんで貰う薬は、症状を無くすものではなく、緩和するものなんだそうです。体の中のウィールスと戦えるのは、薬ではなく、猫ちゃんの体力と、生きようとする力(これも獣医さんから聞きました)。だから、あとは、体力をつけるだけ。がんばれ!猫ちゃん!
もしかしたら、口のなかに潰瘍ができてしまっているかもしれません。それだと、自力でご飯を食べるのは無理です。痛くて食べられないみたいです。
麗も、明も、最初は少ししか食べる事が出来ないようでした。でも、おなかは空き切っていたようです。やはり、潰瘍ができていたので、自分の舌で、ご飯をお皿からすくい取る事ができなかったんです。
その場合は、先ほど書いた、流動食になります。食事は、子猫ちゃん用ミルクで溶いて、殆ど液体のようにして、注射器のようなもので与えました (注射器のようなものは獣医さんでいただいたもの(ペットショップなどでも売っている事があります)。
下痢などしている場合、できるだけ、水分(それも栄養のあるもの)を与えてあげてください。
元気が少し出てくると、鳴いてご飯を欲しがるようになるので、その度に、少しづつ、与えてあげてください。その際、下痢があるようなら、食べすぎって事も考えられるけど、できればもう一度、獣医さんに見ていただいたほうが良いと思います。
麗と、明とを保護した日は、一晩中、何度もご飯を少しづつ食べさせなければならなかったし、その後の通院も3日おきぐらい(しばらくして、1週間とか10日に1回になりましたが)だったので、私自身、かなり体力勝負みたいなところがありました。助けてくれる人がいてくれたら、頼ったとしても、全然悪い事なんかじゃないですよ。無理しないでね。
*らん様のHP「3にゃんとらんの日記」(閉鎖)
*麗ちゃんと明ちゃんのビフォーアフター。


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脱水症に注意
【著:はるちん様 2004年】
体調をくずしている猫さんはしばしば脱水症状もおこしています。猫さんにとって、脱水症状は命取りとなりかねません。心配な場合は即獣医さんへいって点滴してもらいましょう。
脱水の心配があるのでしたら、首の後ろを掴んでください。”銀リカ”は、掴むと戻らないくらい脱水してました。
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