チャーム消臭猫砂

チャーム消臭猫砂
材質:おから系
メーカー/販売元:株式会社チャーム
原材料 : 主原料:乾燥オカラ、タオピカ澱粉
容量・サイズ : 7リットル
可燃ゴミ/不燃ゴミ : 燃えるゴミOK
トイレに流せるか :流せます(下の「固まり具合」の項も参照)
土に戻るか : 戻りません?(未記載)
重量 : 軽い=女性が3袋を同時に持ち上げて家中移動できる (約3.3kg)
商品説明(パッケージ記載内容)
オカラで瞬間吸収!
チャーム消臭猫砂
瞬間吸収&消臭・固まる
可燃ゴミ可・トイレに流せる
★中空構造で瞬間吸収&消臭
中空構造なのですばやくおしっこを吸収し、長時間イヤな臭いを消臭します。(アンモニア臭99.9%シャットアウト)
★しっかり固まり後処理ラクラク
オシッコを吸収した部分がしっかりと固まりますので、汚れた部分だけを取り出しやすく後処理が簡単です。
実際に使ってみました
砂の色や砂粒の大きさ
普通サイズの薄茶の粒です。
形は中空の、いわゆるマカロニ型ですが、マカロニのようなつるんとしたイメージではなく、チクワを超ミニサイズにしたような(笑)。

チャーム消臭猫砂
↑一緒に写っているのは十円玉です。
固まり具合
30ccの水をかけたら、こんな固まりになりました。
一緒に写っているのは十円玉です。

チャーム消臭猫砂
このテストでは30ccでは水分が少なすぎるのか、砂があっという間に全部給水して水気がなくなったって感じで、あまりしっかりした塊にはなりませんでした。
なので固まる力が弱いのかとも思ったのですが、そういう事ではなく、もっと水分が多ければちゃんと固まるようです。あるいは少し時間を置けばもっと固まったのかも。
水をかけたところをつぶすと、砂がグチャッとつぶれてくっつきましたが、かなりつよくつぶしても、水がしたたり落ちることはありませんでした。つまり、しっかり吸い込まれていたのだと思います。
たっぷりオチッコする子のものは良いチッコ玉に固まっていました。
実際に使った感想。
最後まで固まりました。
あるいは、固まろうとしていました(最期は砂の量が減ってしまい、カタマリというよりは煎餅状に広く薄く固ま・・・ろうとしていました。)
固まる力に関しては立派な合格点だと思います。
トイレに流せる」タイプの砂に限り、さらに、30mlの水をかけてできた猫砂塊を4リットルの水に入れてみます。
水に落とすと、たちまち緩んで雲母のようにふわりと広がりました。
台所で使うザル(一般的な目サイズ)を、ほとんど難なく通ってしまうほど細かく柔らかくなりました。

チャーム消臭猫砂
↑上からみたところ。

チャーム消臭猫砂
↑横から見たところ。
※トイレの流水量は、大で平均13リットルだそうですが、節水型トイレの最少は、水没テストを始めた2010年9月時点で4.8リットルだったため、砂テストも4.5リットルでおこないました。その後、節水型トイレ最少は3.8~4.8リットルと進化(2012年3月現在)、それに伴い、砂テストも4リットルに減らしました。
尿の量や回数がわかりやすいか
わかりやすいと思います。
良く固まりますし、その個数とサイズで。
砂のにおいや脱臭力
◇ 砂自体のにおい
オカラ臭ですが、弱いです。
オカラ砂としてはにおわない方だと思います。
◇ 脱臭力
良いと思います。
小のにおいは最後までしませんでしたし、大はよく埋めてありました。
ホコリ・飛び散り・猫足のもぐりぐあい
◇ ホコリ
出ません。一番最初に、トイレの上でふくろをひっくり返しドッサーと一気に全砂を投入したときでさえホコリテストのためいつもやる)、ホコリが舞い上がる、ということはありませんでした。
袋の底に崩れた粉が少々見られました。
◇ 飛び散り
ふつうにあります。
よく掘ってよく埋めるので仕方ないと思います。
人間の体重でうっかり踏むと粉々に砕けるので、踏む前に掃除してください。
◇ 猫足のもぐり具合
少しは潜りますが、それほどではありません。よほどデブ猫でなければ気にする事はないでしょう。
尿の色(血尿)がわかりやすいか
赤い絵の具を水で薄めて、スポイトで砂に垂らしてみました。

チャーム消臭猫砂
↑濃い赤水。
ばっちりわかります。

チャーム消臭猫砂
↑薄い赤水。ほんのりピンク色がついている程度の薄い水です。
砂が深いとちょっとわかりにくいかも。

チャーム消臭猫砂
↑1=水、2=薄い赤水、3=濃い赤水。
1と2の違いは、並べるとなんとなくわかります。
でも普段使いでぱっと見分けるのはむつかしいかも。
3は、言うまでもなく、よくわかります。
猫砂のpH度
猫砂がヒタヒタに浸かるくらいに水を入れて猫砂水溶液を作り、pH試験紙を浸してみました。
真ん中部分の矢印のところが、検査のための変色域です。
上下の色見本と見比べて、pH度を調べるようになっています。
酸性なら黄色っぽく、アルカリ性なら青紫に変色します。

チャーム消臭猫砂
弱酸性のようです。
猫たちの評判
良く使っていました。
ただ、不思議だったのは、2つのトイレに投入したのですが、最初は等分に使われていたのに、いつのまにか左側は大、右側は小とほぼ決まっていて。
何年一緒に暮らしても、猫様の考えてる事って、わかりません・・・
その他
商品説明にはどこにも、土に戻るかどうか書いてありませんでした。
オカラとタオピカ澱粉だけならコンポストにいれて堆肥化できると思うのですが、これらは「主原料」という表現、ということは、他にも何か(微量だろうけれど)入っている可能性もあるってことですよね。
私にとっては、我が家のコンポストに入れられなかったことだけが残念でした。
コストパフォーマンスの良い、使いやすい砂だと思いましたから、コンポストにさえ入れられるなら、また買うんですけれど。
実験期間、価格など
テスト期間:
2013年1月18日朝~2013年2月5日朝(18日間)
1ニャン1リットルあたり/日:
4.5日 (1ニャン1袋当たり 31.5日)
全取り換えのタイミング:
砂が少なくなってトイレ底全体をおおえなくなった。
テスト時のネット価格帯:
税込 398円 (調査日:2013年2月5日)
1リットル当たりの価格帯:
税込 56.8円 (調査日:2013年2月5日)